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261 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/04/16(水) 00 16 54 ID tL+9Ty4/O ラム「ねぇ、恋愛相談していいかな」 メリ「いいけど?」 ラム「実はメリアドールに惚れちゃってさ。今度告白してみようと思うんだ」 メリ「へぇ、意外ね」 ラム「どういう風に告白したらいいと思う?」 メリ「どういう所に惚れたの?」 ラム「なんか幸せにしてあげたいタイプ」 メリ「偉い!そう、自分自身より大切なものができたとき…」 ラム「試しに付き合ってみない?」 メリ「唐突すぎる!」 ラム「呼び名とかどうする?」 メリ「勝手に話進めないでよ」 ラム「『破壊するもの』とかどう?」 メリ「全く愛情が感じられないんだけど?」 ラム「付き合ってみないと分からないこともある」 メリ「あのね、自分自身より大切なものが…」 ラム「そんなことより、僕にはガッツという特典があること忘れてない?」 メリ「最後まで言わせてよ!」 ラム「君が落ち込んでる時には、励ましたりエールを送ってあげるよ」 メリ「確かに長所だけど…」 ラム「夢中でがんばる君へーエールをー」 メリ「それが言いたかったのね」 ラム「心外だなぁ。僕は君に夢中だからさ」 メリ「自分自身より大切なものができたとき、それが…」 ラム「はいはい」 メリ「付き合う気ないでしょ?」 262 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/04/19(土) 02 36 02 ID BVfhytIrO メリ「念願のアイスブランドを手に入れたぞ!!」 ラム「どうしたの?フードさん」 メリ「フードはやめて」 ラム「随分ご機嫌だけど、頭でも打ったの?」 メリ「毎月コツコツ貯金して、ついに新しい剣を買えたの!ああ美しいッ!」 ラム「ちょっと貸してよ」 メリ「ダメ」 ラム「隊長命令」 メリ「それは卑怯よ!」 ラム「10年くらい貸してよ」 メリ「素直に欲しいって言いなさいよ。あげないけど」 ラム「素直に欲しい」 メリ「じゃあセイブザクィーン返して」 ラム「この前セイブザクィーンに牛乳こぼしちゃったから捨てちゃった」 メリ「なんですって!!」 ラム「だから今、僕には剣がないんだよ…」 メリ「洗えば済むことでしょ!?」 ラム「だって乳臭いんだもん」 メリ「…どうして私から何でも奪おうとするの?」 ラム「それは天の意志だ!」 メリ「鬼畜に神はいない!」 ラム「剣を渡すか、フードをとるか、2つに1つだ。これは隊長命令だ」 メリ「卑怯よ!フードは関係ないでしょ!?」 ラム「フードとれよ」 ラム「フードとれよ」 ラム「フードとれよ」 メリ「こざかしい!」 ラム「なんでフードにそこまで固執するんだよ!?」 メリ「それは天の意志だ!」 263 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/04/24(木) 04 27 34 ID m6CqF1zSO ラム「この萌えスレもついに僕達しかいなくなったようだね」 メリ「もともと萌えなんて、些細なことが思いきり誇張されているものよ」 ラム「…間違ってはないけど」 メリ「結局はここもただの過疎スレだったってことじゃないのかしら?」 ラム「自分で言ってて悲しくならない?」 メリ「…少し」 ラム「さんざん既出だけど、フードとればいいのに」 メリ「私がフードをとったらどうなるか考えたことある?」 ラム「スッキリする」 メリ「ただでさえ影薄いのに、フードの話題までなくなったら私おしまいでしょ?」 ラム「……」 メリ「フードがなければ逆に注目されないと思う」 ラム「髪型によっては超美人になってファンが増えるかもよ?」 メリ「じゃあ見る?」 ラム「えっ?」 メリ「フードの中。気になるんでしょ?」 ラム「…本当にいいの?」 メリ「どうせ過疎スレだから誰も見てないわ」 ラム「それ以上言わないで!」 メリ「3…2…」 ラム「ついにフードが解放される…」 メリ「1…」 ラム「待ったあぁぁ!やっぱりいい!フードとらなくていい!」 メリ「どうしたの?」 ラム「何だか見るのが怖くなってきた…。いつまでも君のままでいて!」 メリ「何よそれ」 265 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/04/25(金) 01 11 06 ID igWxlU7AO メリア?「誰もいないのでメリア脱ぎまーす☆」 ムスタ「いいぞーメリアー!」 メリア「ちょっとラムザ!何私の服着てんのよ!」 ラムザ「ゲッ!メリアさん!ごめん借りちゃった☆」 メリア「剛剣でおしおきよ。ちょっとそこに座りなさい!」 ラムザ「すーはー。メリアの匂いがするー。」 メリア「やめんかい!」 ムスタ「ていうか同じ服持ってんのかよ。女としてどうよ。」 メリア「黙れ!!」 267 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/04/29(火) 21 22 54 ID IjmEJFhz0 BE ?-2BP(0) スラムダンク風にドラクエ FFを語るスレ2から転載 925 :名前が無い@ただの名無しのようだ [sage] :2008/04/28(月) 19 27 46 ID e59S1zMN0 ? メリアドール「『身の盾なるは心の盾とならざるなり! 油断大敵!強甲破点突き!!』」 バリンッ! モブ『おおおおおおおおおおっ!?装備なしキャラへの剛剣――!!』 アグリアス「よおおおしっ!」 故イズルード「姉さんナイス!装備破壊の天才!!」 アルテマ「『天空の時の手を掲げ、星の裁き……グランドクロス!』」 ローファル「エロ要員としての才能ならアルテマ様も負けてないハズだ!」 ラムザ「エロ要員?」 メリアドールがグランドクロスをガード。 モブ『ああ~~~っ』 アルテマ「…!」 ラムザ「エロ要員か……」 PS版加入当時のメリアドールさんは何も持たない固有キャラだった……少なくとも僕にはそう思えた。 メリアドール「元神殿騎士メリアドールです。固有アビリティは『剛剣』です。宜しくお願いします。」 ラムザ「(大丈夫か…こんな終盤に加入して……?)」 特に攻撃力が高いわけでもない。スピードも普通。 戦闘能力という点では同じく加入まもないとはいえ『全剣技』を持つオルランドゥ伯や 序盤から前線で戦い続け、算術黒魔導師となったアグリアスさんなどとは比べものにならなかった。 案の定、ランダムエンカウントでモンスター相手に固有アビリティ『剛剣』が 全く通用しないメリアドールさんに『あなたは使えない』と僕はハッキリと言った。 固有キャラにはショックな言葉だ。 メリアドール「………」 ラムザ「(悔しくないのか……?)」 そうではなかった。 その日から戦闘が終わった後、一人戦場に残って黙々と剛剣を繰り出すメリアドールさんと それをサポートするイズルードを見て、メリアドールさんが何も持たないキャラではないことに僕は気付いた。 あの人は未来(リメイク)を見据える先見性とFFTキャラ唯一の姉キャラという萌え要素を持っていた。 268 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/04/29(火) 21 23 48 ID IjmEJFhz0 BE ?-2BP(0) アグリアス「算術ヘイスト!速攻!!」 ローファル・クレティアン『ハア…ハア…ハア…』 モブ『算術黒魔アグか!?メリアか!?』 ラムザ「確かに女性キャラにはエロ要素も必要だろう。」 ラムザ「高い露出度を誇るアルテマにはその才能があるのかも知れん。」 ラムザ「だが、本物の萌えキャラはプレイヤーの脳内によってのみ創られる!」 ラムザ「あくなき脳内補完こそが萌えキャラ率をアップさせるのだ!!」 ラムザ「メリアドールさんはあれから一日50000本の剛剣と姉萌え提供を欠かした事はない!!」 バリンッ! モブ『うおおおおおおおおおおおっ!?信じられんっ!また決めたああああああああっ!!』 モブ『外から算術ホーリーのアグ!中から装備無視剛剣のメリア!どうすりゃいいんだこの最強コンビは!!』 モブ『アルテマがあんだけ頑張って詰めたダメージが簡単に取り返されてしまった!!』 アルテマ「……っ」 ローファル「くそっ…」 クレティアン「強い!……流石に強い!!」 ラムザ「メリドールさんは他の誰よりもリメイクを渇望していた。」 ラムザ「そしてその中でもアビリティが強化された固定キャラはそれこそ血の滲むような努力を重ねてきたんだ。」 アグリアス「さあ後一息だ!最後まで気を抜くな!!」 メリアドール「はい!」 故イズルード「おう!」 新レーゼ「(コクッと頷く)」 新ラファ「当然!」 新マラーク「たりめーだ。」 ラムザ「PSP版にドーピングキャラはいない。だが、PSP版メリアドールさんこそが最萌えだ!!」 273 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/05/08(木) 23 12 18 ID CrTTb0AeO ラム「情欲に堪えかねてメリアロボを作ってみた」 メリア8号「ご主人様、ご命令をどうぞ」 ムス「すげぇ。どこでその技法を手に入れたんだ?」 ラム「細かいことは気にするな」 ムス「すげぇ…。本人と瓜二つだぞ?」 ラム「本人と唯一違う点は、僕の言うことならなんでも聞くメイド機能搭載」 ムス「なんか命令してみろよ」 ラム「踊れ!」 8号「~♪♪」 ムス「…確かに踊ってるが、下手くそだなぁ」 ラム「本人を忠実に再現しました」 ムス「じゃあ、フードを脱げって命令し 8号「星天爆撃打!」 ムス「ゴバァ」 【ムスタディオを破壊!】 ラム「ムスタディオをやっつけろ」 8号「もうやっつけました」 ラム「わー。ふぇにっくすのおはどこだー」 メリ「フェニックスの尾ならあるけど?」 ラム「ククク、そうくるかい?わかってるくせに」 メリ「自分で言っておいて…。恐ろしい男ね」 ラム「そんなことより、これからも僕のメリア8号でいてくれないか?」 メリ「機械の真似事は今回だけって約束でしょ?」 ラム「それは残念」 メリ「こんな面倒な計画して…、彼に一体どんな恨みがあったのよ?」 ラム「さよならムスタディオ」 メリ「それが言いたかったのね…」 278 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/05/16(金) 00 32 55 ID PeVRXmsaO メリ「あれ?私の剣がない…」 ラム「どうしたの」 メリ「ねぇ私の剣知らない?」 ラム「し、知らないけど?」 メリ「…弱ったなぁ。これじゃ剛剣が使えない…」 ラム「今度新しいの買ってあげるから、しばらく素手でガンバレ」 メリ「…」 翌日 メリ「あれ…?私の靴がない…」 ラム「どうしたの?」 メリ「ラムザ、私の靴がないんだけど?」 ラム「し、知らないけど?」 メリ「…またシラを切るつもり?どうせあなたが盗ったんでしょ?」 ラム「ち、違う!僕はやってない!」 メリ「あなた以外に、私に関心がある人なんていないでしょ?」 ラム「…悲しい人だな」 メリ「早く返して」 ラム「それでも僕はやってない!ルカヴィの仕業だ!」 メリ「はいはい傑作傑作。早く返して」 ラム「君はヴォルマブフに騙されているんだ!」 メリ「大事なところで噛まないでよ!」 ラム「これは人間の業じゃない!アドラメレクの仕業に決まってる!」 メリ「だとしたらベオルブ家っていろんな意味で終わってるわね…」 ラム「今度新しいの買ってあげるから許してよ」 メリ「じゃあ私の髪も返して」 ラム「無茶言うな!髪は盗ってない!」 メリ「やっぱりあなたが犯人だったのね…」 281 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/05/26(月) 02 39 45 ID i9cfDk1iO メリ「さてと、今日も保守…っと」 ラム「なにしてるの?」 メリ「保守」 ラム「普通に保守なんかするなよ…」 メリ「じゃあ装備武器ガード」 ラム「言い方変えてもダメ!」 メリ「なんでダメなのよ?」 ラム「保守がてらにフードの話でもしようじゃないか」 メリ「しない」 ラム「毎日毎日フードずっぽりかぶって、匂いとかこもらないの?ゴクッ…」 メリ「しない」 ラム「洗濯とかしてるの?」 メリ「しない」 ラム「それはダメだろ…。洗濯するから脱いで」 メリ「しない」 ラム「頼むからちゃんと会話してください。お願いします」 メリ「ちゃんと会話しない」 ラム「こっちは親切でやってんだよ!」 メリ「フードの話しかできないの!?会話の引き出しが少なすぎるのよ!」 ラム「君が言えたことか!」 メリ「私はここを装備武器ガードしなきゃいけないから用がないなら消えてよ」 ラム「なぜここを装備武器ガードするのに執着するんだ?」 メリ「過疎ってるスレを保守して何が悪いの?」 ラム「保守って言っちゃうのかよ」 メリ「いいから消えてよ」 ラム「わかったわかった。でもフードは洗えよ」 メリ「私のフードは使い捨てなのよ」 ラム「フードを保守しろよ!」 283 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/05/28(水) 18 24 51 ID 1VL4wXTYO メリ「今日は何の日か覚えてる?」 ヴォル「…5月28日?何かあったか?」 メリ「今日はイズの誕生日じゃない。ひどい父親ね」 ヴォル「ああ、そうだったな…」 メリ「父さんはディナーにでも招待するの?」 ヴォル「何だと?」 メリ「あの子竜騎士に憧れてたみたいだから、私は槍をあげようと思うの」 ヴォル「…あのな メリ「できれば剛剣を覚えて欲しいんだけど、あの子が選んだ道を尊重してあげないと」 ヴォル「イズルードは死んだんだよ…」 メリ「ハハハ、何言ってるのよ?」 ヴォル「いい加減現実を受け入れなさい」 メリ「父さんが冗談を言うなんて珍しいわね。傑作傑作」 ヴォル「先日葬式を行ったばかりではないか」 メリ「しつこいわね!イズはさっき部屋に ヴォル「現実逃避するな!イズルードは異端者に殺されたんだ!」 メリ「それ以上言うと許さないから!」 ヴォル「現実逃避のあげくに逆ギレか?体で教えないとわからないのか?」 メリ「うるさいうるさいうるさい!」 ヴォル「押さえつけろ」 ロー「御意」 メリ「放してローファル!」 ヴォル「お仕置きだ。刈アドールを刈りアゲール」 メリ「いやあぁぁー!」 メリ「うぅ…」 ロー「なんて鬱くしい…」 286 コマンド? | 全板トーナメント sage 2008/06/03(火) 03 38 49 ID aaoCFt5EO メリ「キャーーッ!」 ロー「…こんな夜中に何事ですか、メリアお嬢様」 メリ「廊下に二足歩行のライオンがいたの…」 ロー「…教会にライオンがいるはずないでしょう?」 メリ「本当にいたの!」 ヴォル「何を騒いでいる?」 メリ「大変よ!教会にライオンが出たの!」 ヴォル「バカかお前は。ここはペット禁止なのは知ってるだろう?」 メリ「ペットとかそんな次元じゃなくて、バケモノ…」 ヴォル「バケモノだとぉ?」 ロー「お、落ち着いてください!お嬢様はとてもお疲れのようで…」 メリ「真面目に聞いてよ!しかもライオンのくせにテレポで逃げたの!」 ヴォル「クソくだらない妄言吐いてないで早く寝なさい」 メリ「本当なのに…」 メリ「滅びの呼び声を聞けーー!」 ロー「今度は何の騒ぎですか!?」 メリ「見てよローファル!例のライオンがいたからやっつけたわ☆」 統制者「…ぐはっ」 ロー「ああ!ヴォルマルフ様!」 メリ「えっ?」 統制者「この私が脆弱な人間に殺られるとは…。しかも娘に」 ロー「なぜその姿でうろつくんですか!?」 メリ「…父さん?あなたは本当に父さんなの?」 統制者「…メリアドール、お前は何を手に入れた? 私は… The End 292 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/06/11(水) 00 08 53 ID PHhdvoZvO ラム「もうすぐアグリアスさんの誕生日らしいよ」 メリ「そうなの?」 ラム「何かあげるの?」 メリ「うーん、私は彼女とあんまり仲良くないから…」 ラム「祝ってあげないの?」 メリ「私もお金出すから、二人からのプレゼントってことにしてくれる?」 ラム「それはいいけど、何あげる?」 メリ「バレッタなんてどう?」 ラム「甘いものは苦手らしい」 メリ「食べ物じゃないんだけど…」 ラム「あっ!そういえば、今朝の折り込みチラシにいいのがあったよ」 メリ(…チラシ?) ラム「人気ブランド『怒りの妖精』社の口紅」 メリ「ふーん、いいんじゃない?」 ラム「本日限定、定価50000ギルの商品が90%OFFで5000ギルだって」 メリ「高い。700ギル以上は出せない」 ラム「親の顔が見たいわ」 メリ「こっちの500ギルのにしときましょうよ。あんまり高価な物を贈ってもねぇ…」 ラム「お金より大切なものができたとき?」 メリ「…それが愛なのかもしれない」 ラム「そう、お金より仲間を祝う方が大事!ここは奮発すべきだ!」 メリ「…わかったから落ち着いてよ。ていうか9割引で買うくせに…」 数日後 ムス「あの、これ…」 アグ「口紅か」 ラム「かぶったーー!!」 293 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/06/15(日) 00 39 51 ID KtQ7Sd2PO メリ「お願いがあるの…」 ヴォル「どうした?」 メリ「イズのことなんだけど、トイレで…」 ヴォル「トイレだと?一体何があったんだ!?」 メリ「排便するのが下手なのよ」 ヴォル「…はぁ?」 メリ「あの子の後のトイレって、いつも便器が汚れてるのよ…」 ヴォル「ウ○コをするのが下手くそだと言いたいのか?」 メリ「ええ…、別に汚すのは仕方ないとしても、汚したら自分で拭いて欲しいのよね…」 ヴォル「人のウ○コを掃除するのは屈辱だからな…」 メリ「でも年頃の子に私がウ○コのことを注意するのも…ねぇ?」 ヴォル「娘がウ○コ言うな!」 メリ「だから父さんから注意して欲しいの」 ヴォル「バカ言うな。なぜ団長の私がウ○コの注意をしないといけないんだ!」 メリ「団長の前に父親でしょ?」 ヴォル「まぁ安心しろ、そういう教育に適任なのがいる」 メリ「?」 ヴォル「おーーい」 バルク「お呼びですかい?」 メリ「けだもの…」 バルク「誰がけだものだ!」 ヴォル「話は聞いていたな?」 バルク「任せてくれ」 数分後 イズ「うう…、俺は今まで何てことを…。鬱だ死のう」 メリ「ちょっと!イズに何を言ったのよ不浄王!」 バルク「誰が不浄王だ!」 297 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/06/19(木) 02 43 51 ID QnCqE405O ロー「メリアお嬢様が異端者に殺されたようです…」 ヴォル「…そうか。聖石の反応は?」 ロー「ありません。やはり、ふさわしい体ではなかったようです」 ヴォル「…使えない娘だ。所詮は凡人か」 ロー「…お言葉ですが、一応父親ですし、弔いの言葉でもかけたほうが…」 ヴォル「高い装備品を与えたというのに。親不孝者め」 メリ「父さん…」 ヴォル「あいつに今までいくらかけてきたと思……えっ?」 メリ「ひどいわ…」 ヴォル「ゆ、幽霊だああぁぁ!」 ロー「ヒィィィィ!わ、我と合見えし不幸を…」 メリ「どさくさに紛れて襲ってこないでよ!」 ヴォル「お、お前は異端者に殺されたはず…」 メリ「…確かに負けたけど、香水のおかげでなんとか生き延びれたみたい…」 ヴォル「ファーラムか?」 メリ「ファーラムよ」 ロー「どういう意味ですか…」 メリ「…それより、父さんは私が死んでも弔ってくれないのね…」 ヴォル「お前は父より先に死ぬ親不孝者なのか?」 メリ「…いいえ」 ヴォル「いい子だ」 メリ「あと、聖石の話をしてたみたいだけど、一体何の話?」 ヴォル「…頼んだぞローファル」 ロー「ファルオス…ケオス…デ…バンダ…」 メリ「逃すかッ!」 298 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/06/20(金) 12 08 17 ID 1YrAXTojO メリ「zzz…」 イズ(やっぱりまずいですよ、姉さんの寝室に忍び込むなんて) ヴォル(フードの中が見たいって言ったのはお前ではないか) イズ(バレたら殺されちゃいますよー) ヴォル(安心しろ。バレて向かって来ても返り討ちにしてくれるわ) イズ(逆ギレじゃないですか…) メリ「身…」 イズ「!!」 ヴォル(大丈夫。ただの寝言だ) メリ「…ならざるなり…油断大敵…」 ヴォル(寝言が剛剣とは我が娘ながら恐ろしい…) イズ(早く目的を果たして退散しましょう) ヴォル(うむ。おっぱい揉んで逃げるぞ) イズ(目的変わってるじゃないですか…) ヴォル(おい、よく見たらフードかぶって寝てるぞ) イズ(恐るべしフード愛) ヴォル(フードを剥ぎ取るしかないな。行くぞ) イズ(慎重に!父上) メリ「強甲破点突き!」 ヴォル「うぐッ!お、起きていたのかぁ!」 メリ「油断大敵って言ったでしょ?」 イズ「は、ハメドられた…」 ヴォル「クソ!ここでやられるわけにはいかん。退くぞイズルード!」 メリ「逃がすな」 ロー「はっ」 ヴォル「う、裏切るのか!ローファル!?」 ロー「フードを侵す者は私が許しません」 ヴォル「フードとは一体…うごごご…」 301 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/06/27(金) 03 49 36 ID APeFzVmEO イズ「緑のお姉さん」 メリ「誰が緑のお姉さんよ」 イズ「姉さんのことが好きなんだ!」 メリ「…ありがと。私も好きよ」 イズ「じゃあ、付き合ってください!」 メリ「えっ?」 イズ「本気なんだ。もう姉さんのことしか考えられない」 メリ「…からかってるの?」 イズ「姉さん…、いやメリーさん。もう姉弟関係じゃ我慢できない…」 メリ「やめてよ…」 イズ「メリーさんの姉萌え属性の増長にもなるし、悪い話じゃないと思うよ?」 メリ「姉弟なんだからメリーさんって呼ばないでよ!」 イズ「姉弟だからなんなんだ!好きな人がたまたま姉弟だっただけじゃないか!」 メリ「イズのファンが見たら反感買いそうなこと言わないでよ…」 イズ「このスレ見てる人なんて2~3人くらいしかいなさそうだから大丈夫」 メリ「…ケンカ売ってるの?」 イズ「これからは異性として見て欲しい」 メリ「イズは恋と憧れを勘違いしてるのよ」 イズ「違う!憧れてなんかない!」 メリ「どういう意味よ!まぁどっちみち私には弟としか見れないわ」 イズ「もしかして好きな人いるの?」 メリ「いるけど?」 イズ「何ぃ!どこの馬の骨だ!?」 メリ「ヴォルマルフ」 イズ「どんな家族やねん!」 304 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/01(火) 03 19 28 ID 9DU8dCK2O メリ「ねぇローファル、今日の夕飯はなに?」 ロー「今夜はえびファーラムですよー」 メリ「やった!私えびファーラム大好きなのよね」 イズ(…えびファーラム?) ヴォル「メリアドール、お前も女ならそろそろ料理でも覚えたらどうだ?」 メリ「召使いがいるからいいじゃない」 ロー「いや、別に召使いって設定ではないんですが…」 ヴォル「料理ぐらいできないと嫁に行けないぞ?」 メリ「私が料理をしたら、居候の存在意義がなくなるじゃない」 ロー「いや、別に居候って設定でもないんですが…」 イズ「俺もメリーさんの手料理が食べたいな」 メリ「メリーさんはやめてってば!」 ヴォル「人生で一度くらいは、娘からディナーに招待されたいものだ」 メリ「…大げさねぇ。わかったわよ」 ヴォル「おっ!やる気になったか?」 イズ「ディバインナイト、略してディナーですね。つまりメリーさんを食べ… メリ「そのノリうざいんだけど」 イズ「…すみませんでした」 数分後 ロー「あれ、ヴォルマルフ様はどちらへ?」 イズ「…さぁ?」 メリ「お待たせー」 イズ「あっ!メリーさん、今夜の献立はなんですか?」 メリ「今夜はハッシュド・マリムよ☆」 ロー「!!!」 305 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/05(土) 06 06 52 ID H6AAEr63O ラム「ねぇメリア、舐めて」 メリ「はぁ?」 ラム「舐めてよ」 メリ「死ねばいいのに…」 ラム「そんな悲しいこと言わないで、僕の指舐めてよ」 メリ「…指?」 ラム「小指舐めて」 メリ「なんで?」 ラム「指を舐めるのに理由がいるかい?」 メリ「いるわよ!」 ラム「神に忠誠を誓うのが神殿騎士でしょ?」 メリ「だからなによ?」 ラム「僕 が 神 だ」 メリ「たかが見習い戦士が神なわけないでしょ」 ラム「君は髪が無いけどね」 メリ「うるさい!モルボルにでも舐めてもらいなさい」 ラム「女の子じゃないと意味ないんだよ!」 メリ「指チオすること自体に意味がないでしょ!」 ラム「勝手に指チオって名付けるな!」 メリ「そもそもなんで舐めて欲しいの?普通は舐めたいものじゃないの?」 ラム「真顔でそんなこと言われても…」 メリ「舐められたらどんな気持ちになるの?」 ラム「そんなの舐めてくれないとわからないよ」 メリ「…話にならないわね」 ラム「まぁタダとは言わない。舐めてくれるなら5億ギル用意しよう」 メリ「もっと有効に使いなさいよ」 ラム「金で解決できない問題なんてないのさ」 メリ「…服ぐらい着てよ裸の王様」 ラム「誰が裸の王様だ!」 306 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/10(木) 01 07 47 ID IOhpkwJrO メリ「星よ降れ!星よ降れ!」 雷神「…精が出るな」 メリ「…伯?」 雷神「鍛錬も良いが、休める時に休まないと身体が持たぬぞ?」 メリ「私は年中休みみたいなものですから…」 雷神「…すまぬ。君にはいつも辛い想いをさせてしまったな」 メリ「いえ、そんなこと…。私が不器用だから悪いのです」 雷神「もし良ければ、私の弟子にならんかね?」 メリ「…弟子?」 雷神「剛剣だけで満足していては一生中途半端な立ち位置で終わるだろう」 メリ「……」 雷神「雷神シドと風神メリーでフード連盟を結成しようじゃないか」 メリ「ものすごく胡散臭いんですが…」 雷神「まずは闇の剣から覚えてみようか」 メリ「あ、もう弟子なんだ…」 雷神「必ず立派な剣聖にしてみせよう」 メリ「闇の剣」 雷神「ダメだダメだ!もっと神を憎ンで世を拗ねろ!」 メリ「闇の剣!」 雷神「もっと腰を使うンだ!ナデナデ」 メリ「キャッ!」 雷神「ついでにお尻も使って!ナデナデ」 メリ「さ、触らないでください!」 雷神「いやらしいケツしてるのぉ…フヒヒ」 メリ「告訴します」 雷神「えっ?」 翌朝 ラム「あれ?伯は?」 メリ「痴漢は立派な犯罪です」 ラム「何のキャンペーンだよ!」 308 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/15(火) 00 30 51 ID xqKsWnWfO ラム「どうだい? 自分の愛剣で体を貫かれる感触は?」 メリ「…どう…して…?」 ラム「君の役目は終わった」 メリ「…なぜ、私を…仲間に…?」 ラム「君はいつも貴重な剣を持ってきてくれるから助かるよ」 メリ「…それだけで…私を騙したの…?」 ラム「僕は今でも君を仲間だと思っているよ。 これからは僕のアビリティとなって共に戦おう」 メリ「…全て嘘だったの…? 父の話も…全て嘘…だったの…?」 ラム「嘘じゃないさ。 ただ、君がこの物語に介入するには少し役不足なだけだ」 メリ「…そう……お前も…人間じゃ…なかったのね…」 ラム「天国で弟と平和に暮らすといいよ」 メリ「くっ……こんな所で…死ぬわけには…」 ラム「君は死ぬんだ。 ここで死ななきゃ救われない」 メリ(…イズルード……ごめんなさい…) ラム「さよならメリアドール」 ムス「身ぐるみ剥いで殺すなんて惨すぎるぞ…」 ラム「復讐心だけで戦う人は報われない。 ウィーグラフのように、より悲惨な結末になるだけだ」 ムス「お前のこじつけで殺されても悲惨だろ…。 狂ってるぜ…お前…」 ※装備品だけ剥いで除名、殺害するのは非常に人間らしからぬ行為です。絶対にマネしないで下さい 311 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/16(水) 23 36 01 ID kUN268KhO ウィー「流れ星に三回願い事を唱えると願いが叶うそうだ」 メリア「星よ降れ!」 イズ「俺よ降れ!」 ハシュ「時は来た!」 ウィー「ウボァー」 ウィー「嫌だ、死にたくない……」 メリア「どういう事!?ウィーグラフが化け物に!」 イズ「あいつは、ウィーグラフではない…」 ハシュ「落ち着け、あれは流れ星パワーだ」 312 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/20(日) 00 36 46 ID LThE+CV5O イズ「暇だね、姉さん」 メリ「そうね」 イズ「この前さ、欠伸したら口の中に虫が入って来たんだ」 メリ「…それで?」 イズ「とりあえず飲んだ」 メリ「…飲んだの?」 イズ「味はなかった」 メリ「…味わってる場合じゃないでしょう?」 イズ「味気ない人生だ」 メリ「そんなこと言わないの」 イズ「とにかく暇だ…」 メリ「何イライラしてるのよ?」 イズ「暇だから」 メリ「平和なんだからいいじゃない」 イズ「ここが平和と言えるのかな?」 メリ「ここには争いも身分の差もない。 ここが私達の求めていた神の国なのかもしれないわね」 イズ「ここが理想郷…?」 メリ「いや、言ってみただけよ」 イズ「身分の差どころか何もないけど…」 メリ「そんなものなのよ。 だから、あっちには平等なんて存在しないの」 イズ「いくとこまでいっちゃったね。 しかし嘘か…」 メリ「…そう。 私達が信じていたものは全部嘘だった」 イズ「何かできることはなかったのかな?」 メリ「物語に介入するには役不足だって、最後に言われちゃったわ」 イズ「姉さん…」 メリ「…それにしても暇ね」 イズ「この前、欠伸したらさ…」 メリ「…その話はもういいわ」 ショートコント【天国にて】 315 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/23(水) 00 01 43 ID ukU85UqiO ヴォル「7月23日は何の日か覚えているか?」 メリ「何かあったっけ?」 ヴォル「パパの誕生日じゃないか」 メリ「あー、すっかり忘れてたわ」 ヴォル「期待してるぞ」 メリ「祝って欲しいの?」 ヴォル「当然だ」 メリ「プレゼント買うからお金ちょうだい」 ヴォル「それじゃ本末転倒だろ」 メリ「…ていうか誕生日に執着するようなキャラだっけ?」 ヴォル「あと、この娘も明日誕生日らしいのだ。 一緒に祝ってやってくれ」 アルマ「盛大な誕生日パーティーにしてね! 焼きたてのアップルパイを忘れずに☆」 メリ「…誰?」 ヴォル「異端者ラムザの妹だ」 メリ「…父さん、ついに少女にまで手を出してしまったの?」 ヴォル「少年に手を出すより健全だろう」 メリ「正当化になってないから!」 アルマ「プレゼントは新しいローブが欲しいわ。 それから~」 ヴォル「よしよし。 このお姉さんが買ってくれるからね~」 メリ「…何で人質を甘やかすの?」 ヴォル「この娘はな、大事な大事な処女なんだよ」 メリ「いきなり何のカミングアウトよ!」 ヴォル「あとレオタードを用意してくれ。 いずれ必要になるのでな。 色は赤だ」 メリ「…父さん、あなたは本当に父さんなの?」 316 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/27(日) 02 06 54 ID WO6YU5pXO ヴォル「姉に用事はないか?」 イズ「えっ? なぜですか?」 ヴォル「私が開発した次世代型姉召喚機、『メリアコール』を試用したいのだ」 イズ「…なんですか、その機械は?」 ヴォル「説明しよう。 メリアコールの電源を入れると、2分後にメリアのフードが爆発する」 イズ「どんなフードやねん!」 ヴォル「爆発のカウントを止めるには、2分以内にメリアコール本体の電源を切るしかない」 イズ「もはや死の宣告じゃないですか…」 ヴォル「フードを爆発から守るためには、死に物狂いで本体のもとに向かうしかないという図式だ」 イズ「確かに、チャージタイム2分で確実に姉さんを召喚できますね…。 すごいです父上!」 ヴォル「だろう? これで些細な用事ができてもすぐに召喚できるぞ」 イズ「急に喉が渇きました!」 ヴォル「よし、では奴に茶でも用意させよう。 メリアコールスイッチオン!」 ポチッ イズ「……」 ヴォル「……」 イズ「来ませんね…」 ヴォル「ああ…」 イズ「…ふと思ったんですが、姉さんはフードが爆発することを知ってるのでしょうか?」 ヴォル「あっ……」 『キャーーー!』 ヴォル「おっ…。 でもどっかで効いてる…」 GAME OVER 317 名前がない@ただの名無しのようだ sage 2008/07/30(水) 00 32 20 ID +jKf5htUO ラム「人事担当のラムザです」 メリ「メリアドール・ティンジェルです。 よろしくお願い致します」 ラム「特技は剛剣とありますが」 メリ「はい、剛剣です」 ラム「剛剣とは何ですか?」 メリ「装備品を破壊します」 ラム「戦技ですか?」 メリ「剛剣です」 ラム「どう違うのですか?」 メリ「破壊しつつダメージを与えます」 ラム「戦技ですね」 メリ「剛剣です」 ラム「それが戦闘において、どのようなメリットになるとお考えですか?」 メリ「特にありません」 ラム「そうですか。 では以前はどのようなお仕事をされていたのですか?」 メリ「神殿騎士団に所属していました」 ラム「紳士ですか?」 メリ「神殿騎士です」 ラム「神殿騎士とはどのような紳士なのですか?」 メリ「破壊しつつダメージを与えます」 ラム「戦技ですか?」 メリ「戦技です」 ラム「入隊志望の動機は何ですか?」 メリ「家庭内殺人の真相究明と、聖石に対する知的好奇心を満たす上で都合が良いと考えました」 ラム「それが紳士の道楽ですか?」 メリ「神殿騎士です」 ラム「最後に入隊への意気込みを教えてください」 メリ「特にありません」 ラム「不採用」 メリ「ハハハ、これは傑作だわ」 320 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/08/03(日) 01 42 48 ID i+2U6iFwO メリ「たゆとう光よ、見えざる鎧となりて小さき命を守れ…」 イズ「何してるの?」 メリ「魔法覚えようと思って」 イズ「何の魔法?」 メリ「緑魔法」 イズ「何、そのとってつけたような名前…」 メリ「魔法の一つでも使えないとね」 イズ「ディバインナイトは魔法に向かないんじゃ…」 メリ「ローファルは陰陽術使うし、父さんは自称『次元魔法の使い手』だって言い張ってる」 イズ「…胡散臭さは親譲りなんだね」 メリ「それに私もパッと見、魔導士っぽいでしょ?」 イズ「まぁそれは置いといて、緑魔法って何?」 メリ「私が考案した、戦況を操作するサポート魔法…の予定」 イズ「例えば?」 メリ「能力を高めたり、状態異常に陥れたり、オイルかけたり…」 イズ「散々がいしゅつ(なぜか変換できない)じゃないですか」 メリ「既存のカテゴライズに違和感のある魔法を集約したのが緑魔法なのよ」 イズ「物は言いようだね…。 でもどうやって緑魔法を広めるの?」 メリ「まずは緑装束集団『メリアドール研究所』を旗揚げして…」 イズ「ちょ、宗教団体作る気!?」 メリ「この度、イズをメリ研の補佐官に任命するわ。 やったね☆」 イズ「ジャンプ!」 メリ「逃げるな!」
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501 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/22(日) 00 01 06 ID 8NjD73JVO ※メリアドールは弟の仇討ちのためラムザを尾行中です メリ(異端者ラムザ、今度こそお前を討つ!) ラム「なぁ、最近誰かに見られてるような気がしないか?」 仲間「賞金首ですからねぇ。慎重に行きましょう」 メリ(…あの仲間が邪魔なのよね。早く一人になってくれないかな…) 仲間「あっ!隊長危ない!空から岩が降ってくる!」 ラム「えっ……うわあああ!」 メリ(強甲破点突き!) 岩「ウボァー」 ラム「ど、どういうことだ!? 岩が粉々に…」 仲間「すごいっすね!いつの間にあんな技覚えたんですか?」 ラム「えっ…ああ…まぁね!ふはははは!」 メリ(…お前は弟の仇。私が殺すまで死なせるわけにはいかない!) 仲間「隊長危ない!足元から蔦地獄が!」 ラム「えっ…うわあああ!」 メリ(咬撃氷狼破!) 蔦「ウボァー」 仲間「隊長危ない!どこからか鯨の髭が飛んでくる!」 ラム「よーしキャッチして…」 メリ(冥界恐叫打!) 髭「ウボァー」 ラム「ちょっ…マジかよ…」 仲間「さっきからすごいっすね!無敵じゃないですか!」 ラム「ハハハ…まぁね…」 メリ(はぁ…はぁ…あいつ狙われすぎ…) ラム「ウボァー」 仲間「大変だ!隊長がハチに刺されて死んだああ!」 メリ「!!」 504 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/25(水) 00 01 06 ID 1A9tg1kFO メリ「イズルードがオーボンヌ遠征から帰ってこない…。まさか何かの事件に…」 ヴォル「落ち着けよ」 メリ「息子が行方不明なのよ? 心配じゃないの?」 ヴォル「メリアドール」 メリ「何よ?」 ヴォル「ファーラム」 メリ「空気読んでよ!」 ヴォル「絶望の戦士だけに戦死しててもおかしくはない。なんてな」 メリ「だから空気読んでよ!」 ヴォル「ウィーグラフ曰く、女の子と一緒に北の方に逃げたらしい」 メリ「何ですって!若い男女が二人…不潔だわ!」 ヴォル「メリアドール」 メリ「だいたいウィーグラフも頭おかしいわよ!何で一人で平然と帰ってこれるわけ? 不潔だわ!」 ヴォル「メリアドール」 メリ「あのド派手な配色で何がホワイトナイトよ!不潔だわ!」 ヴォル「メリアドール」 メリ「何よ?」 ヴォル「ファーラム」 メリ「だいたいイズルードも何で北に逃げるのよ!もう居ても立ってもいられない…私が探しに…」 ヴォル「空気読めよ!若い男女が二人…なんだぞ?」 メリ「そもそもイズルードに行かせた父さんが悪い!なんかこう…全体的に不潔だわ!」 ヴォル「漠然とバカにするのやめろ!」 メリ「必ず見つけだしてファーラムしてやる…」 ヴォル「もはやお前が事件じゃないか…」 506 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/28(土) 00 06 13 ID vP2kNoWrO 忍「ラムザ一行はゼルテニア城に向かっているようです」 メリ「…そう。じゃあもうじきここを通るわね」 弓「念願の高台を陣取れたぞ!弓使いの底力を見せてやるッ!」 メリ「その必要はないわ。みんなはもう帰りなさい」 召「ええっ!なぜです?」 メリ「これは私の個人的な戦い。みんなが命を賭けて戦う理由はないわ」 忍「異端者を駆逐するのに理由はいりませんよ」 弓「そうですよ!それに私達だって弟さんの仇を討ちたいですよ!命を賭ける理由はあります!」 メリ「みんな…ありがとう…」 二年後 召「召喚あるある言いまーす!本気出したタイタンが村の山道を分断させちゃう」 弓「ねーよ!ってか別のFFじゃん」 忍「二刀流あるある言います!ノックバックで二段目が空振り」 弓「あるある!ってかノックバックが有利に働いたことなんてほとんどない!」 召「メリアさんの剛剣あるある聞かせてくださいよ」 メリ「……」 忍「それにしても平和ね…。二年前までは死を覚悟して戦いに臨んでいたというのに…」 弓「本当、こんなに楽しい毎日を送れているなんて夢みたい!」 メリ「……」 召「まったくラムザの奴、二年も本編ほったらかして何やってんすかね」 メリ「ラムザ来ねええぇぇ!!」 509 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/03(火) 00 06 57 ID WC5JdZpSO ラム「ケロケロ」 メリ「どうしたの、それ?」 ラム「少しでも君に近づきたくてカエルフードを買ったんだケロ」 メリ「志は評価するけど、ケロケロうるさい」 ラム「じゃあ乙女のキッスして」 メリ「買えば?」 ラム「金でカエルようなアバズレのキッスでカエルが治ると思ったら大間違いだぞ!」 メリ「乙女のキッスは薬品名よ」 ラム「そんな化粧品みたいな名前の薬ねーよ!」 メリ「名前は関係ない!白い恋人だって別に恋人なわけじゃないでしょ?」 ラム「わかったよ…とりあえずキスでカエル治すケロ」 メリ「そもそもカエルじゃないし!」 ラム「あーもう!じゃあ暗闇でいいよ!目薬でいいよ!」 メリ「何をどう妥協したのよ!」 ラム「目薬差すのってなんか怖いよね。だから差してよ」 メリ「他人の方が怖い!」 ラム「じゃあハゲでいいよ…君も状態異常ハゲなんだろ?」 メリ「星天爆撃打」 ラム「ああっ!フードが!!」 メリ「人をハゲ呼ばわりした罰よ!……あれ? ラムザ…その頭…」 ラム「ぐすん…」 メリ「…だから急にフードデビューしたのね」 ラム「ハハハ…滑稽だよな…。散々君をバカにしてた僕がハゲてきたなんて…」 メリ「頭皮のメンテナンスを怠ったのね」 ラム「やかましい!」 513 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/06(金) 00 18 44 ID 31GJ9eF6O メリ「大変!今月も大赤字!このままだと破産するわ!」 ラム「剛剣かよ!どうせ強甲破産尽きとか言い出すんだろ?」 メリ「食糧も残り少ないし…あと3日保つどうか…」 ラム「剛剣かよ!どうせ咬撃兵糧破とか言い出すんだろ?」 メリ「大体なぜ異端者は生活保護受けられないのよ!国の凋落ぶりには辟易するわ。潰してやる!」 ラム「剛剣かよ!どうせ政権爆撃打とか言い出すんだろ?」 メリ「とりあえず1戦闘に最低5回のギル取りを義務化。シーフの帽子と光のローブは必ず盗むこと」 ラム「剛剣かよ!それを真っ先に潰してるのは君だろ?」 メリ「身も盾もないこと言うのね」 ラム「剛剣かよ!それを言うなら身も蓋もないだろ?」 メリ「いくら貧乏でも剛剣は必要。冥界恐叫打にはお世話になってるでしょ?」 ラム「剛剣かよ!どうせ毎回好評打とか言い出すんだろ?」 メリ「兜代を浮かせるため、フードの着用を義務化します」 ラム「剛剣かよ!装備品にまで被害が及ぶって言いたいんだろ?」 メリ「戦闘に参加しない隊員どもは全員儲け話。ここまでやればさすがに立ち直るでしょ」 ラム「剛剣かよ!どうせ脇役は無常にして惜しむるべからずとか言い出すんだろ?」 メリ「やっぱり最後は聖剣技かよ!」 514 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/09(月) 00 38 06 ID J6LbtzNyO ※メリアドールは入浴中です ヴォル「今から脱衣所に侵入し、一時的に脱ぎ捨てられた娘のフードを頂く」 イズ「フードを盗んじゃえば髪型を隠せませんからね。でも風呂を覗いた方が早いのでは?」 ヴォル「私は髪型ではなく、フードを失った困惑と羞恥で表情を歪める娘を見たいのだよ」 イズ「えー、おっぱいも見たいよー」 ヴォル「風呂を直接覗くのはリスクが高すぎる」 イズ「えー、おっぱい揉みたいよー」 ヴォル「パパので我慢しろ。とにかく行ってくる」 5秒後 ヴォル「見ろ!無事に持ち帰ったぞ!」 イズ「おお!これが姉さんの脱ぎたてフードか!香しいッ!」 ヴォル「娘のことだから、フードをつけたままの入浴も懸念したが、いらぬ心配だったようだ」 メリ「ふぅ…さっぱりした。あれ、二人とも何してるの?」 イズ「!!」 ヴォル「な、なぜフードをつけている!お前のフードはここに…」 メリ「あっ!フードが199枚しかないと思ったら父さんが盗んでたのね!」 イズ「ストック多すぎ!」 ヴォル「お前は本当に物好きな奴だな…。お前は物好きの星からやってきた物頭巾ちゃんか?」 メリ「父さんの夜の強甲破点突きから生まれた強甲破点頭巾ちゃんだけど?」 ヴォル「やかましい!」 516 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/12(木) 00 09 40 ID 77cTgPbDO メリ「破点突きは最高にかっこいいですよね!」 雷神「氷狼破も捨てがたいぞ?」 ラム(雷神め、メリアと仲良く喋りやがって…) メリ「爆撃打も最高です!あなたの義理の息子さんに停止されちゃいそうですが」 雷神「ははは!息子も君みたいな人と一緒になってくれたら安心なんだがなぁ」 ラム(雷神除名…と) メリ「ところで、なぜフードをつけているのですか?」 雷神「君のフード姿を見て可愛いなあ…と思ってマネしたんだ。似合うかい?」 メリ「そんな低俗な理由で? フードは禁欲の象徴なのよ!?」 雷神「えっ?」 メリ「まず髪が隠れてないし!何のためにつけるのか考えなさいよ!フードの品格を下げたいの?」 雷神「あわわ…。冗談のつもりだったんだ…ごめんよ…」 ラム(雷神除名免除…と) 雷神「ところで、君はラムザのことをどう思っているんだ?」 ラム(雷神昇格…と) メリ「大切な人です。私に真実を教えてくれた恩人です」 ラム(メリア昇格…と) 雷神「恋愛の対象としては?」 ラム(雷神さらに昇格…と) メリ「嫌です。彼はセクハラが酷いので人間的には嫌いです」 ラム(メリア除名…と) メリ「だから彼、女性陣には絶望的に嫌われてるんですよ」 ラム(僕も除名…かな…) 518 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/15(日) 00 14 38 ID x/KW7WOfO 雷神「私と試合をしないか?」 メリ「嫌です」 雷神「私から一本取れたらエクスカリバーを譲ってもいい」 メリ「えっ、本当!?」 雷神「私が勝ったらホッペにチューということで」 メリ「死んでも嫌です」 雷神「では、君が勝ったら私は引退しよう。カリバーと剛剣が君だけのものになるぞ?」 メリ「でも、相手が悪いし…」 雷神「さらに目隠しして戦おう」 メリ「強甲破点突きィィ!」 メリ「うぐ…なぜか普段より強い…」 雷神「男の情欲は時に奇跡的な力をもたらすのさ…。さて約束約束」 メリ「な、なんのことかしら?」 雷神「勝ったら抱かせてくれる約束だろ? ハンデまで与えたんだから当然だよな」 メリ「ちょ…約束が違う!」 雷神「モニターの前の連中も、恐らくこういう展開を望んでいるんだよ!」 メリ「いやあああ!」 雷神「我に合見えし不幸を呪うがよい!腰を振れ!」 ラム「…なんか楽しそうですね」 メリ「ラムザ助けて!剛姦されちゃう!」 雷神「何の用だ?」 ラム「僕と試合をしませんか? 勝ったほうが言うことを聞くってのはどうです?」 雷神「ほう、面白い…」 メリ「無茶よ!あなたのかなう相手じゃない!」 ラム「さぁかかって来いメリアドール!」 メリ「私とかよ!」 520 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/15(日) 00 32 26 ID x/KW7WOfO 518訂正 ×勝ったほうが 〇負けたほうが これじゃラムザカスすぎだな。申し訳ない 522 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/18(水) 00 06 49 ID vqRLxPprO ラム「歯が痛えぇぇ!」 メリ「ちょっと見せて」 ラム「あーん」 メリ「あーあ、虫歯ね。歯のメンテナンスを怠るから…」 ラム「メンテナンスしてないってことは?」 メリ「剛剣が効く。私に任せて」 ラム「剛剣で抜歯できるの?」 メリ「剣を持たない『剛拳』なら、ダメージ0で安全かつ確実に抜歯できるわ」 ラム「…信じていいの?」 メリ「私は今まで剛拳で何百人もの患者を救ってきた。安心して」 ラム「剛剣より役立ってるし!」 メリ「いくわよ」 ラム「待った!ダメージ0とはいえ、麻酔なしで抜くのは相当痛いんじゃ…」 メリ「歯茎に眠りの剣を刺すわ。チクッとしまーす」 ラム「絶対そっちのほうが痛い!」 メリ「じゃあ麻酔なしで抜くわよ」 ラム「待った!やっぱり怖いよー!」 メリ「虫歯ディオ、押さえつけて」 ムス「誰が虫歯ディオだ!」 ラム「離せ虫歯ディオ!嫌だああ!」 メリ「抜くのが嫌なら、詰め物代わりに星天爆撃打でも詰める?」 ラム「想像もしたくない!」 メリ「じゃあ強甲歯点突き!」 ラム「ぎゃあああ!」 ラム「…あれ? 痛みが引かないぞ…」 メリ「ごめん、失敗して隣の歯が抜けて、近くの歯の詰め物がとれて、虫歯ディオが死んだ」 ラム「どんな不始末だよ!」 525 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/21(土) 00 31 59 ID 3zU/l9G7O パイ「アリエスの奴、契約取ったらしい。ホワイトナイトだってさ」 サジ「あいつの持ち主は野心家だったからな。それに引き替え俺達は望み薄だな、魚よ」 パイ「魚って言うな。まぁ、あの姉弟は良い子ちゃんすぎるかもな」 サジ「いっそ、俺の持ち主には騎士をやめて静かに暮らして欲しいとさえ思う」 パイ「随分ご執心だな。でもあの娘は素質なさそうだぞ」 サジ「肉体なんて関係ない。俺はあの娘が契約してくれたら必ず幸せにする。契約というか婚約だ」 パイ「射手座だけに彼女の心を射抜くわけか。愛は与えただけ自身に返ってくるものさ、頑張れよ」 サジ「魚心あれば水心ありってことか」 パイ「魚って言うな」 リ「くだらねーよ」 サジ「天秤、お前もまだか?」 リ「剣聖は善人なのか悪人なのかよくわからん」 サジ「まぁ剣聖のせいでゲームバランスは悪いよな」 パイ「天秤はバランスの象徴なのに」 リ「うるせえ」 サジタリウスが輝きだした! サジ「おっ、あの娘がピンチだ!」 パイ「最近よく喚ばれるな」 サジ「今度こそ契約取ってくるぜ!」 サジ「我と契約を結べ…」 メリ「擦りむいちゃったんだけど、ケアルしてくれる?」 サジ「…別にいいけどさ。そろそろ契約してくれよ…」 529 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/24(火) 00 37 53 ID yfApERurO リュ「寝られへんのか?」 メリ「誰?」 リュ「寝られへんのやったらダーラボンしよか?」 メリ「お気遣いなく。考え事してただけだから」 リュ「卒業シーズンやし、除名の心配でもしてんのか?」 メリ「…ええ」 リュ「ムスタディオとかおるし、お前はまだ大丈夫やろ」 メリ「彼は古株で友達多いし、ラムザも彼を懇意にしてるから除名はないと思う」 リュ「確かにあいつは人当たりええからな…」 メリ「それに比べて、私は新参で未だに友達いないし、剛剣も微妙だし…」 リュ「バランス崩壊レベルの聖剣技と比較されるから弱く見えるだけで、剛剣も強いと思うで?」 メリ「なぜ私のことを庇ってくれるの?」 リュ「だって剛剣エロいやん!服を潰すとか超エロい!剛剣バカにする奴は俺がシバいたるわ!」 メリ「どうせなら戦力的な意味でフォローしてよ」 リュ「エロかっこいいし強いやろ。俺の技なんか詠唱あるし回避率の影響受けんねんで?」 メリ「じゃあ私より先に除名されそうね」 リュ「うわ、ホンマや!やっぱり剛剣はカス。なんつーか下品やわ」 メリ「シバくぞ!ていうか、お前誰やねん!」 リュ「うるせー!やめさせてもらうわ!」 リュコプローンは去っていった メリ「結局誰なのよ!」 534 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/27(金) 00 17 32 ID geYK9V7BO 牛「ふりおろす」 メリ「きゃあっ!」 ラム「メリアドール!」 メリ「くっ…油断したわ…」 ラム「しっかりしろ!今、回復してやるからな!」 メリ「…ごめん、足手まといになっちゃって…」 ラム「出血が酷いな…。クソ、誰がやりやがった!?」 メリ「…牛鬼」 ラム「喋るな!傷に響く!」 メリ「聞かれたから答えただけなのに…」 ラム「だから喋るなって!クソ、白魔道士はどこに行った!?」 メリ「……」 ラム「どこに行ったって聞いてるんだよ!」 メリ「喋るなって言ったのはあなたでしょ!…うっ…もうダメ…」 ラム「おい!しっかりしろ!」 メリ「……」 ラム「死んだ…のか? Yesならまばたきを3回、Noならまばたきを2回してみてくれ」 メリ「……」 ラム「あっ、死んだらまばたきできないのか」 メリ(戯れ言は…いいから…早く…フェニックスの尾を…このままじゃ…消滅する…) ラム「えっ、フードの中にフェニックスの尾を隠してるから取ってくれって?」 メリ「…殺すぞ」 白魔「おーい。戦闘終了したぞー」 ラム「えっ、マジで?」 メリ(助かった…) ラム「よかったな。君の仇は仲間が討ってくれた。安らかにお眠り…」 白魔「ファーラム…」 メリ(えっ、蘇生してくれないの!?) 538 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/03/30(月) 00 16 25 ID 1kL5+ub5O メリ「念願のエイプリルフードを手に入れたわ!これを装備したら嘘しか言えなくなるのよ!」 ラム「フライングにも程があるぞ!」 メリ「早速フードを付け替えるから2秒あっち向いてて」 ラム「2秒でいいの? 1…」 メリ「今から話すことに偽りは一切ございません」 ラム「早っ!もうフードが変わってる!」 メリ「何か質問はございますか?」 ラム「人格まで変わってる…。あのフードには何かヒプノティックな作用でもあるのか? 怖ぇ…」 メリ「何でも正直にお答えします」 ラム「それが既に嘘なんだよな? つまり事実とは逆のことを言うわけか…。好きな男性は?」 メリ「ルッソ」 ラム「ははは!ざまぁみろ田舎者主人公!」 メリ「というのはウッソですが」 ラム「あっ、ずるい!じゃあ嫌いな男性は?」 メリ「ラムザ」 ラム「おっ!理由は?」 メリ「童顔、髪型、何かショボい、不摂生、バカ」 ラム「…嘘という言葉を隠れ蓑にして、思いっきり僕のことバカにしてない?」 メリ「あっ、バレた? そう、エイプリルフードなんて嘘よ。そもそもまだ3月だし」 ラム「最初から嘘かよ!」 メリ「正確には、私の名はメリアドール!弟の仇を討たせてもらうわッ!…の辺りから嘘」 ラム「設定まで嘘かよ!」 541 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/02(木) 00 00 20 ID qDfHPQ7cO ラム「フードを譲ってくれないか?」 メリ「断る」 ラム「実は借金があってさ、君のフードを捧げたら何とかなるんだ」 メリ「他に金目の物はいくらでもあるでしょ?」 ラム「全部売ったよ。君のセイブザクィーンも売ってしまった」 メリ「ああっ!見当たらないと思ったら!」 ラム「5ギルにしかならなかった…」 メリ「じゃあ売るな!」 ラム「君のフードに2億ギル出す!って言う物好きがいるんだ」 メリ「私のファンは物好きなの?」 ラム「いやいや、2億だよ? 物好きだろ。っつーかバカだろ。脱げよ」 メリ「でもフード脱いだら髪型が乱れちゃうし…」 ラム「君が髪の話をするなよ!不謹慎だぞ!」 メリ「どういう意味よ!」 ラム「カレー食ってる時にウンコするようなもんだろ」 メリ「たとえ下手すぎ!」 ラム「髪の話をしたけりゃまず脱ぐんだな」 メリ「じゃあ1億くれるなら脱いでもいいわ」 ラム「…君は金で脱ぐような女なのか。ディ売淫ナイトかよ。がっかりだ」 メリ「誰がディバイーンナイトよ!」 ラム「人助けだと思って脱いでよ」 メリ「じゃあ雷神のフードを緑に塗って、私のフードとして捧げてみたら?」 ラム「5ギルにしかならなかった…」 メリ「セイブザクィーンの立場が…」 544 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/05(日) 23 15 19 ID 4fmd1JuJO ラム「おーいベイオウーフーー!」 メリ「……」 ラム「おいってば!」 メリ「えっ、私?」 ラム「あっ、ごめん。間違えた」 メリ「どう見たら私とベイオウーフを見間違えるのよ!」 ラム「いや、よく考えたらベイオウーフに用事はなかった」 メリ「そこから間違い!?」 ラム「そもそも君の恰好はややこしいんだよ。だから脱げよ」 メリ「今更この私がフードを脱ぐと思うの?」 ラム「いや、衣服の話だよ」 メリ「あーもう!ややこしい!」 ラム「フードを奪うのは不可能と判断した。これからは君のスカートを狙う」 メリ「バカバカしい…」 ラム「これからは君の下着の色を知ることに尽力しよう」 メリ「下着の色なんて知ってどうするのよ?」 ラム「穿いてないくせに」 メリ「…なぜ分かったの?」 ラム「僕は今、君のスカートの中にいるからさ」 メリ「なぜ?」 ラム「雨が降ってきたから。決してヤラシイ気持ちで入ったわけじゃないぞ?」 メリ「あっ、本当だ。フードが濡れて力が出ないわ…」 ヴォル「お前らいい加減にしろ!今は戦闘中だ!戦う気がないなら聖石を渡せ!」 メリ「雨天中止よベイオウーフ」 ラム「失せろベイオウーフ」 ヴォル「ここは屋内だし、私の名はヴォ…あーもう!バカ!」 547 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/08(水) 00 37 56 ID 2LsrwsbeO メリ「はぁ…なんでウチって定期的に困窮するの? お腹が空いた…。枝豆が食べたい…」 ラム「見ろ!あそこにキノコが大量に生えてるぞ!何とか当座は凌げそうだ」 メリ「でも毒々しさが半端じゃないわね…」 ラム「毒キノコ食って口唇ヘルペスとか出来たら大変だ。雷神にでも毒味させてみるか」 雷神「丸聞こえなんだが…」 メリ「おじいちゃん、お腹空いたでしょ? はい、今夜は毒キノコよ」 雷神「殺意が前に出過ぎだろ!」 ラム「たまには役に立てよジジイ」 雷神「どう考えてもそっちの緑のほうが役立たずだろ!」 ラム「どんな剣の達人も毒には勝てんというわけだ…(ベオルブ家の家訓より)」 メリ「物言いはキノコ食べてからにして」 雷神「じゃあ食ってやるよ!剣聖がキノコ如きでどうにかなると思うなよ!」 メリ「おじいちゃん!夕飯はさっき食べたばかりでしょ!」 雷神「どないせい言うんじゃ!」 メリ「全国のディバインナイトの皆様のために死んでください」 雷神「髪だけでなく向上心すらないのか…カスだな。枝豆みたいな頭しやがって…」 風神「軽くつまみたくなるな」 メリ「あんた誰よ!」 ラム「雷神が余計なこと言うから、お腹が空いてきた。何か食べ物ないかな…」 547に続く 550 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/11(土) 00 16 20 ID mKCwRNPkO ロー「大変です!ヴォルマルフ様が…」 メリ「どうしたの?」 ロー「様子がおかしくなりました…」 メリ「それは最初からでしょ」 ヴォル「……」 メリ「わっ!いたの!?」 ヴォル「……」 ロー「どうやら喋れないみたいですね」 メリ「ただの沈黙じゃないの?」 ヴォル「……」 メリ「世界に3人しかいないディバインナイトが一人消えていく…。何だか切ないわね…」 ヴォル(えっ!死ぬの!?) ロー「まぁフード否定派のコイツは純然たるディバインナイトとは言えないから死んでよし」 ヴォル(耳は正常なんだが…) メリ「可哀想だから助けてあげる。はい、やまびこ草」 ヴォル「……」 メリ「早く食べなさいよ!」 ヴォル「……」 メリ「何なのこの人。口を開こうとしないんだけど」 ロー「話せないのならメールで状況を説明して下さい」 メリ「それは名案ね!」 ヴォル「……」 ロー「どうです?」 メリ「『チチキトク スグカエレ』って」 ロー「わかっとるわ!何なら本当に帰ってやろうか?」 ヴォル「……」 ロー「こっちは忙しいんだから真面目に答えろ」 ヴォル「……」 メリ「『リップクリームとスティックのりを間違えて唇に塗っちゃって開かなくなった』って」 ロー「ある意味病気だよ!」 552 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/14(火) 00 03 28 ID clksATCqO メリ「ふぅ…疲れた…」 ラム「お疲れ様。ミルクでもどう?」 メリ「ありがとう」 ラム「戦争のあとのミルクは最高だね」 メリ「ゴホッ、何このミルク…まずっ!トイレの味がする…」 ラム「これはバッカスの酒と言って、アルコール度数255%のきっついミルクさ」 メリ「うっ…想像を絶するミルクのせいで気持ち悪い…」 ラム「大丈夫? ホテルで休憩していこっか?」 メリ「…強甲破点突きー!」 ラム「ウボァー」 メリ「星天爆撃打冥界恐叫打咬撃氷狼破ーー!」 ラム「あわわ…酔っ払いが全てを破壊していく…。落ち着け!飲酒剛剣は法律で禁止されている!」 メリ「何言ってんのよ!今夜はブレイクーよ!」 ラム「無礼講っぽく言うな!どうせやるなら一発芸とかストリップとかストリップとか…」 メリ「じゃあメリアドールの物真似しまーす!」 ラム「自作自演かよ!」 メリ「めりめり…あたしゃ悪いメリアドールじゃないわよぉ」 ラム「少しは似せろよ!」 メリ「ねぇねぇラムザはどんな女性が好みなの?」 ラム「何だよそのノリ…。年上とか好きだよ」 メリ「実は私…あなたのこと…」 ラム「えっ、この展開はまさか…」 メリ「…最近までデスナイトの人と勘違いしてた」 ラム「この酔っ払いが!」 554 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/17(金) 00 15 42 ID jfcEyWNMO メリ「ラムザ、日も暮れてきたしそろそろテントを…」 ラム「出たあああ!」 メリ「ど、どうしたの!?」 ラム「なんだメリアドールか…。布が動いてるからお化けかと思った…」 メリ「何それ。情けない…」 ラム「この山、結構有名な心霊スポットなんだよ…」 メリ「きゃあああ!」 ラム「ぎゃあああ!」 メリ「なーんちゃっ…」 ラム「ぎゃあああ!」 メリ「ご、ごめん!冗談なの!落ち着いて!」 ラム「嫌だよ!野宿は嫌だよ!お化け嫌だよ!大人は嫌だよ!納税嫌だよ!社畜は嫌だよ!」 メリ「はいはい。この山には旅館が一軒あるらしいからもう少し進んでみる?」 ラム「山間部の旅館は嫌だああ!」 メリ「どうしてよ!さすがに野宿よりは怖くないでしょ?」 ラム「山間部の旅館の飯って大抵まずいんだよ」 メリ「そっち!?」 ラム「味のない味噌汁は嫌だああ!」 メリ「わかったわかった。食事は私が用意するからとりあえず泊まりましょ。ね?」 ラム「でも僕だって貴族なんだ。粗末な飯は食わないからな!」 メリ「甘えを誇るな!」 ラム「…でもありがとう。君みたいな優しい人が人生の伴侶だったら幸せなんだけどなぁ…」 メリ「それは無理。私、ちょっと前に死んでるから」 ラム「えっ…?」 555 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/20(月) 00 10 59 ID WB9t5gtEO ロー「強甲破点突き!」 メリ「くっ…、強い…」 ロー「人間で、女で、緑。お前が私に勝てる要素は全くないな」 ラム「メリアとメリアが勝負してる…」 メリ「言うと思ったわよ!」 ラム「キャラかぶりすぎだろ…」 ロー「かぶってるのはフードだけどな」 メリ「言うと思ったわよ!」 ロー「さっきの破点突きでお前のおっぱいがこんにちはしてるぞ?」 メリ「…そんなことで私が怯むとでも?」 ラム「うおおー!モニターの前の皆様!僕は今メリアのポロリでセンズリ掻いてます!」 メリ「そんなこと報告するな!」 ロー「次は剣を破壊しようか。クィーンは一本で充分だ」 ラム「いや、星天爆撃打だ!フードを狙え!」 メリ「どっちの味方なのよ!」 ロー「ここで一句。 爆撃打 フードの中を 目撃だ」 メリ「じゃあフードをかけて勝負よ!星よ降れ!」 ロー「こっちも星よ降れ!」 星彡 ロー「くっ、お前…いつの間にこれほどの力を…」 メリ「Lv82です」 ロー「中途半端にやりこみやがって…ぐふっ」 ラム「ローファルーー!」 メリ「だからどっちの味方なのよ!」 ラム「彼が死んだら死都に行けないじゃないか…。GAME OVER」 メリ「試合に負けて頭部には勝ったって感じね」 ラム「やかましい!」 557 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/23(木) 00 03 28 ID ukDyluJ9O メリ「あっ!こんなところにPSPが2つ落ちてる!共同戦線やりましょ!」 ラム「どんな状況だよ!」 メリ「私はメリアドールを選択…と」 ラム「じゃあ僕はオルランドゥを…」 メリ「ラムザ使いなさいよ!」 ラム「だってラムザは攻撃力ないし…」 メリ「鍛えればいいじゃない。私のメリアドールなんて飛行移動覚えてるからね」 ラム「鍛え方が間違ってると思う…」 メリ「神殿騎士試験やるわよ」 ラム「マジか…。メンテナンスつけてないよ…」 メリ「とりあえず私はイズルードを始末するから、ウィーグラフをお願い」 ラム「とんでもないメリアドールだな!」 メリ「何このイズルード。戦技戦技とかなめてるの? 偽物死ね」 ラム「白刃取りあれば大丈夫。だからウィーグラフ手伝ってくれ!こいつダーラボンが効かねえ!」 メリ「何でオルランドゥ話術士なのよ!」 ラム「君のメリアドールを口説こうと思って…」 メリ「…ジジイってこと忘れてない? というわけでオルランドゥ!イズルードの次はお前の番よ!」 ラム「…弟だってこと忘れてない?」 メリ「強甲破点突きーー!」 ラム「ああっ…PSPが!現実とバーチャルの区別がつかなくなってるぞ!弁償しろ!」 メリ「飛行移動」 ラム「逃げるな!」 558 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/26(日) 00 23 22 ID cU4hIKXdO メリ「猊下、私にも聖石をください!」 教皇「いいよ。今日からお前は射手座のゾディアックブレイブだ」 メリ「やった!これで私も歴史の教科書に載るのね!」 教皇「それはお前の活躍次第さ」 クレ「お待ちください!それはあんまりです!」 メリ「クレティアン?」 クレ「サジタリウスは私にクレる約束だったじゃないですか!なぜ新入社員のメリアなんかに…」 教皇「いや、単純にメリたんの方が強いし可愛いから」 クレ「どこが可愛いんですか!こいつハゲですよ?」 メリ「空想で物を語るな!」 教皇「ぶっ殺すぞテメー!」 クレ「…えっ?」 メリ「あーあ。猊下はハゲをバカにする人が大嫌いなのよ」 クレ「えっ、猊下はハゲなのか…?」 教皇「テメーごときがハゲをとやかく言うんじゃねえ!メリたん、こんな奴やっちまえ!」 クレ「ちょ…キャラが…(最初からおかしいけど)」 メリ「毛根破点突き!」 クレ「ぎゃあああ!髪があああ!」 教皇「さすがは毛剣…。似合ってるぞクレティアン」 メリ「とっても輝いてるわ、蒸れティアン」 クレ「誰が蒸れティアンだ!クソ…私が何をしたと言うんだ…。まさに泣き面にハゲ…」 メリ「髪がなければフードをつければいいじゃない」 クレ「やかましい!」 560 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/04/29(水) 00 08 29 ID IcK2nwICO イズ(何をやってるの?) メリ「今日はみどりの日だし、園芸を始めてみたの。枯れ木に花を咲かせましょう♪」 イズ(今日はみどりの日じゃないけど緑はいいね) メリ「破壊ばかりの私にはこういう創造的な趣味は似合わないかな?」 イズ(いいと思うよ。騎士剣ができる木もあるらしいし。今日はみどりの日じゃないけど) 木「我と契約を結べ…」 メリ「何か言った?」 イズ(今日はみどりの日じゃないけど) メリ「そこじゃなくて、我と契約を結べ…って」 木「汝の絶望と悲憤が我を喚び出した」 イズ(姉さん!木が喋ってるよ!木が喋っているよ!) メリ「さすがはみどりの日ね」 木「妄想はそのくらいにして、そろそろ契約してくれないか」 メリ「…そうね、イズはもう死んだのよね」 木「弟の死が悲しいか?」 メリ「…むしろ悔しい。私は弟を守ることができなかった…。大切な人を守る力が欲しい…」 木「今日はみどりの日だし、特別に汝の願いを叶えよう」 メリ「今日はみどりの日じゃないけどね」 木「さぁ我を密猟しろ。これからはディフェンダーとして、汝の剣となり盾となろう」 メリ「…ありがとう。でもあなたは大樹じゃなくて、ただのウッドマンよ?」 メリアドールは目薬を手に入れた 563 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/05/02(土) 00 05 09 ID lwfDI99cO 次兄「殺してくれ…。このままではお前を殺してしまう…」 ラム「兄さーーん」 メリ「冥界恐叫打!」 次兄「ぐはっ」 ラム「こら!空気読め!殺せと言われて殺す奴がどこにいる!」 メリ「殺してないわよ。とりあえず剣を壊せば安全に話し合えるでしょ?」 ラム「なるほど」 メリ「これで彼は無力…」 次兄「吸血」 メリ「きゃあああ!」 次兄「ふぅ、若い女の血は美味い…」 ラム「な、何て羨ま…酷いことを!兄上は正義という心を持っていないのか!」 メリ「早く…聖水を…。このままではあなたを殺してしまう…」 ラム「ダメだ…この僕が人前で聖水を出すなんて…口に出すのも恥ずかしいわッ!」 メリ「そっちの聖水じゃないわよ!」 ラム「僕のペ〇スはメリアドールだから見られるの恥ずかしい…」 次兄「先端が隠れてるってことか?」 ラム「いや、先端が緑色」 次兄「…それ、やばくね?」 メリ「早く…聖水or血を…」 次兄「聖水がダメなら血を吸わせてやるしかないな」 ラム「吸われたいのは山々だが、吸われたら全滅だしなぁ…」 次兄「兄を殺す、聖水、全滅。お前はどれを選ぶ?」 ラム「……」 僕は今まで当然のように生きてきた その当然が崩れたとき 僕はすべてを棄てて逃げ出した… 565 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/05/05(火) 00 03 24 ID EfpKCLnTO メリアドールはラムザとの戦いに敗れ、命からがら逃げ出しました メリ「うぐっ…死ぬかも…」 ザル「酷いケガですな…。ケアル!」 メリ「…ありがとう、通りすがりの人」 ザル「あなたを助けたのは異端審問官ザルモゥです。お父上によろしく」 メリ「…異端審問官? なぜこんなところに?」 ザル「異端者ラムザを処刑するため、ゼルテニアに向かっているところです」 メリ「えっ、本当? 私も加えてくれない?」 ザル「いいですとも!手助けするのは異端審問官ザルモゥです。お父上によろしく」 ディ「異端者が教会に来るとはいい度胸だ」 ラム「君をゴルターナ軍に送り込んだ教皇の狙いは何だ?」 メリ「ゴルターナとオルランドゥの暗殺よ」 ディ「!!」 ラム「げっ、メリアドール!」 メリ「ハイラル、いいところで会ったわね。ラムザを倒すわよ」 ディ「あの、ラムザにはまだ利用価値が…」 メリ「何よ、裏切ったの? ザルモゥ、こいつらを倒すわよ」 ザル「ザルモゥです。お父上によろしく」 メリ「しつこい」 ラム「しつこいな」 ディ「油汚れかお前は」 ザル「ザルモゥだ!」 メリ「二人とも、恩着せ油汚れを倒すわよ!」 ザル「何だそりゃ!神をも畏れぬ異端者め!お父上によろしく!」 569 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/05/08(金) 00 18 24 ID FszkoFouO メリ「特に理由はないけど何か欲しいものある?」 ラム「お金」 メリ「つまらない答えねぇ」 ラム「そういや一つだけ欲しいものがあるな」 メリ「何?」 ラム「お金」 メリ「どんだけお金欲しいのよ!」 ラム「うるせー死ね!宇宙の果てみたいな髪型しやがって!」 メリ「何よ!プリンみたいな頭に言われたくないわよ!」 ラム「僕のどこがプリンなんだよ!」 メリ「甘ちゃんってことよ!」 ラム「尼ちゃんはお前だろ!」 フード「落ち着けよ。つーかケンカの原因がわからん」 ラム「フード死ね!お前が一番うざいんだよ!」 フード「…何?」 ラム「お前のせいでメリアの髪型が未解明なんだぞ!どうしてくれるんだ!」 フード「嫌いだから見せないだけだよ!」 ラム「ただフードに生まれたってだけでメリアの髪を独占しやがって!羨ましいんだよボケ!」 フード「俺がいるかぎり誰も髪型を確認できない!ははは、いい気味だぜ!」 ラム「お前のせいでメリアはハゲだと思われてるんだぞ!お前には良心がないのか!?」 フード「それは髪の意志だ!」 ラム「家畜に髪はない!」 メリ「ハゲで話を進めないでよ」 ラム「じゃあお金はいいから髪型見せてよ」 メリ「わかった、見せてあげるわ。私の髪型は
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430 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/11(木) 02 06 36.02 ID 9A3Vp0Q0O メリ「今日、神殿騎士団に新しい仲間が来るらしいわ」 ロー「楽しみですね」 クレ「どんな奴だ?」 バル「イケメンは来るなよ」 ヴォル「みんなに新しい仲間を紹介しよう。ホワイトナイトのウィーグラフだ」 ウィ「ホワイトナイトのウィーグラフだ」 メリ「……」 ロー「お前かよ…」 クレ「…テロリスト枠はバルクで間に合ってるんだよ」 バル「イケメンは来るなって…」 ヴォル「そう残念そうな顔をしてやるな。腕は確かだ」 ウィ「…なんだこの、端からべっぴんさん、べっぴんさん、一人飛ばしてクソうんこは」 ヴォル「端からメリアドール、ローファル、クレティアン、バルクだ。端から嫁、下僕、無、カスだ」 メリ「娘のメリアドールよ。たとえ世界がどうなろうと、あの人の嫁にはならないから誤解しないで」 ウィ「…娘キャラか。まぁいいだろう」 ロー「せっかく転入生イベントに期待していたのに私が誘った奴かよ…」 ウィ「大体分かれよ」 クレ「…貴様、学歴は?」 ウィ「…声がする。気のせいか?」 バル「お前のことは知っている。骸なんとかの理念は偽善的だが、クソ貴族どもに抗う姿勢は評価できる。お前はいい奴だ。お互い頑張ろうぜ」 ウィ「なんだこの燦然と輝く太陽のような見上げたカスは…」 メリ「ここには居ないけど、神殿騎士団にはもう一人、イズルードっていうのが居るのよ。私の弟」 ウィ「なんだとッ!」 メリ「…えっ?」 ウィ「姉キャラだとッ!?」 メリ「…姉キャラだけど?」 ウィ「うおお!姉キャラなんて都市伝説だと思っていた!こんなところで会えるなんてマジ感動した!失礼だが君の年齢は?」 メリ「…20だけど」 ウィ「自分の妹より若い姉キャラとかマジかよッ!」 ロー「実は容姿の関係から私の妹という説があって…」 ウィ「水を差すな水色野郎。姉キャラを汚すな。お前は変なことを言わずに真面目に普通にしてろ通常野郎」 ロー「…どんなキャラに見られてるんだ、私は」 ウィ「人生ってのは無い物ねだりの連続だ。姉も地位も名誉も…、無いから持つ者から奪うのさ…」 バル「…そこはかとなく同意をしておこう」 ヴォル「そこはかとなくイズルードの命が危なくなったところで、もう一人の新しい仲間を紹介しよう。ホーリーナイトのディリータだ」 ディ「ホーリーナイトのディリータだ」 メリ「よろしく。ここには居ないけど、イズルードという私の弟が…」 ディ「姉キャラだとッッッ!」 434 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/15(月) 00 58 31.85 ID UUy8habkO メリ「早くオーボンヌ修道院へ行きましょう。弟の仇と、あなたの妹が待ってるわ」 ラム「えー…。まだディープダンジョンを攻略してない…」 メリ「オーボンヌ修道院だって攻略してないでしょ?」 ラム「そういえばメリアドールの攻略もまだ完了してないな。そうだサイゴンへ行こう!」 メリ「寄り道否定派の私をサイゴンに連れて行って攻略できるとでも?」 ラム「始まりとは常に些細なことをきっかけに起こるものだ。ダンジョン攻略は僕達、男女の心を繋ぐbridgeになってくれるさ。高難易度なら尚更な…」 メリ「そこまでしてダンジョン攻略に固執する理由は何?」 ラム「そんな装備で大丈夫か? tigerと契約した君の親父にケンカを売るんだぞ? カオスブレイドとブラストガンとナパーム弾ぐらいは用意していかないと簡単にterminateされてしまう…」 メリ「セイブザクィーンとイージスの盾があれば大抵の敵は大丈夫よ」 ラム「…侮るなよ、奴は強い。君は知っているはずだ…。自分の息子や特に罪のないリオファネスのvalkyriesでさえ簡単にterminateする、地震雷火事voyageのhorrorを…」 メリ「…確かに。父、ヴォルマルフの強さは尋常じゃなかったわ。今思えば、かなり人間離れしてた…。子離れはできていなかったけど」 ラム「ミュロンド寺院での戦いの時、奴はルカヴィと契約してもなお、娘への愛情は捨て切れていないように見えたな。もっとも、僕の君に対する愛情はヴォルマルフよりもディープダンジョンよりも深いがね」 メリ「地下10階ぐらいだと微妙な愛ね。父さんは騎士剣二本分ぐらいは愛してくれたわよ?」 ラム「くっ、ならば僕はディープダンジョンで手に入れる予定の三本の騎士剣を君に与えよう!…おのれヴォルマルフめ。まさかヴォルマルフと三角関係になるとは思わなかったぜ…」 メリ「デルタな関係ね」 ラム「くっ…」 メリ「ちなみに騎士剣はもう間に合ってるから要らないわ。それより、一刻も早くオーボンヌ修道院に攻め込むことが私に対する一番の愛情表現よ」 ラム「…僕は愛するより、愛されたいんだよ」 メリ「じゃあ尚更オーボンヌ修道院よ」 ラム「くっ…、ダンジョン攻略を諦めるしかないのか…? いや待てよ、ダンジョン最深部にあると言われている伝説のサーペンなんたらの聖石の奇跡にかけて…」 メリ「だからダンジョンから離れなさいって!」 436 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/19(金) 02 13 28.88 ID eHwVTfZwO イズ「ただいま」 メリ「お帰りなさい。ご飯にする? それともお風呂にする?」 ヴォル「それとも死ぬ? 強甲破点突き!」 イズ「ウボァー」 メリ「お湯が冷めちゃうから先にお風呂に入って。あっ、ご飯も冷めちゃうからどっちもどっちか…」 イズ「うぐっ…。と、とりあえず傷薬が欲しいかな…」 ロー「姉の無償の愛に対してそれ以上のものを求めるとは…。頭は晒すわ、フードはつけないわ、髪は見えてるわで最低だな貴様。水色フードで貴様もロー人形にしてやろうか? 星天爆撃打!」 イズ「ウボァー」 メリ「お仕事お疲れ様。聖石は見つかった?」 イズ「うごご…。と、とりあえず仕事の話をする前に完全に二人きりになりたいな…。どこからか変な攻撃が飛んでこないような安全な密室でさ…」 クレ「腐っても神殿騎士の貴様が、実の姉を密室に連れ込んでいかがわしいことをしようなんて神をも恐れぬ異常性癖者め。嫉妬に狂った私のダークホーリーを受けて塵となれ!グラビガ!」 イズ「ウボァー」 メリ「…そうね。じゃあ密室ついでに先にお風呂にしましょうか。久しぶりに私が背中を流してあげるわ」 イズ「はぁ…はぁ…。そんな興奮するようなことを言うけど、どうせ姉さんは服どころかフードも脱がないだろ…?」 持たざる者「どんだけ贅沢なんだよ!姉に背中を流してもらうなんて俺達では大金を積んでも叶わない夢なんだよッ!リア充死ね!足を狙うッ!」 イズ「いてッ!」 メリ「たとえ弟の願いでも、フードを脱ぐことは絶対にありえないわ。でも誤解しないで、フードと同じくらい弟のことも大事に思ってるからね」 イズ「はぁ…はぁ…。言われなくてもわかってるよ…。だって姉弟なんだから…」 教皇「死ね!反撃タックル!」 イズ「ぐはっ!俺が何をした…?」 メリ「フードとイズルードは私が守る!」 ラム「敵が現れたらすぐジャンプして居留守を使う居留守ードなんて守る必要はないよ。クソッ!弟だからってメリアドールに過剰に気遣われやがって!嫉妬にまみれた投石をくらえッ!」 イズ「いてっ!姉さん…、結構頑張ったけど、もうダメだ…死ぬ…。俺のぶんまで…生きてくれ…」 メリ「!!」 イズルードの肉体は消滅し、シャンタージュへと姿を変えた… メリ「…イズルードが…香水に…?」 神殿騎士団「…死因は投石か。犯人は嫉妬に狂った異端者ラムザと考えて間違いないだろう…。おのれ異端者め、酷いことをしやがる…」 ラム「そんなッ!」 439 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/22(月) 23 08 08.97 ID HRHUdZRVO メリ「強甲破点突き!強甲破点突き!」 クレ「剣の修行もいいが、たまには魔法の勉強もしないとバカになるぞ?」 メリ「あなたのほうこそ、勉強ばかりして運動を怠っているとバカになるわよ?」 クレ「それはない。スポーツはたまに自分を裏切るが、勉学は決して自分を裏切らないからな。私は徒歩という運動中に足の小指をタンスにぶつけて肋が折れたことがある」 メリ「バカじゃないの?」 クレ「魔法職はそんなバカなことを避けるってことさ。魔法職は飛行移動で足への負担を軽くしながら逃げ回りつつ、遠くから敵に嫌がらせをし、仲間を援護して出世を狙う、自分の命を第一にした合理的な戦闘員だ。安全だから女性にもオススメ」 メリ「安全? 私はまずホイミスライムから倒すタイプだけど」 クレ「そう言われると確かに危険かもしれない。確かに敵側に私がいれば、私は私を最優先で狙うだろう。鬱陶しい奴は嫌われる。それは道理だ。だから私は狙われる。私は鬱陶しい」 メリ「勝手に超解釈して勝手に受け入れて何がしたいの?」 クレ「私はできる限り合理的な人間で在りたいからな。欠点やクレームも全て受け入れて自分の成長の糧にしてみせるさ」 メリ「自分の鬱陶しさを受け入れるのなら、そろそろ消えてくれない?」 クレ「逆に聞こう。魔法職のメリットってなんだ?」 メリ「魔法職の人に聞いてよ。鬱陶しい」 クレ「剛の者から見る魔法職への意見が聞きたい」 メリ「魔道士に対して脅威を感じたことはあまりないけど、何をしてくるかわからない不気味さはあるわね」 クレ「つまり、攻撃手段や行動の多様さがメリットだと言えるな」 メリ「…そうね」 クレ「ならばお前も魔法を習得してみたらどうだ? もし敵にメンテナンスチキンクソ野郎が居た場合でも、時間を持て余すことは無くなるぞ。さぁ、さっさと教えを乞え剛剣しか取り柄のない凡人娘よ」 メリ「確かに魔法は覚えておいて損はないと思うけど、自分が少しでも優位に立てると思ったらグイグイ来るわね。この軟弱男は」 クレ「手取り足取り、私がオイシイ魔法だけを効率的に教えてやろう。なんたって私の魔法は全魔法だからな」 ロー「お嬢さん、魔法の学習でしたらゾマーラ魔法学習塾を経営する私にお任せを。なんたって私の魔法は全魔法ですから」 メリ「…そうね、じゃあお願いしようかしら。ディバインナイトのあなたが師なら色々と安心だわ」 クレ「チートキャラ死ねッ!」 441 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/24(水) 18 42 40.43 ID lh5zrSOrO ラムザ「メリアさんフード取ってもらえますか」メリア「駄目よ。何度言わすの」 ラムザ「実は…定員オーバーでそのフードを見たらもう吹っ切れますから」 メリア「ひどい人」 ラムザ「でも僕にキスをしてくれるならずっと一緒です」 メリア「その条件受けてたつわ」 443 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/27(土) 01 51 09.70 ID bGrqDECyO メリ「父さん」 ヴォル「好きだ」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「もちろんだとも我が娘よ。どうしてそんなことを聞く? ついに我が嫁にジョブチェンジする決心がついたか?」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「ああ父親さ。父親は偉大だ。唯一無二の存在だ。娘と寝食を共にし、一緒に入浴し、一緒に没落できる権利を持つ勝ち組だ。私はメリアドールを生み出した唯一の存在であり、その偉大さは神に等しい」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「父親は神だ。どんなにすげーメリアドール萌え野郎でも創造神である私には逆らえない。どんなに高学歴イケメンでも、私が許さぬ限りメリアドールと結婚することはできない。メリアドールに関連するあらゆる事象において、私は神だ」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「だが、神の存在を脅かす者が現れた。それはイズルードだ。飛べるやつ。奴は偉大なる神の御前で娘といちゃつきだした。奴は無知で弱者であることを逆手にとり、娘の生類憐れみの精神に付け込んだ」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「父親は偉大だ。しかしイズルードがそこそこ生意気な年齢に達した頃、娘はイズルードに没頭してしまった。娘は父親への敬愛を忘れてしまった」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「ある日娘はペットにしたいとチョコボを連れてきた。飛べるやつ。黒いやつ。私は拒絶した。それを許せば私の存在がますます娘の目に入らなくなってしまう。だから私はそいつを密猟して目薬にしてやった。皮肉を込めて。私は嫌われた」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「ある日私はイズルードを他県に転勤させることにした。サラリーマンなんだから当然だ。勤務地は地獄。弟が無間地獄に転勤したことを娘に伝えると死ぬほど泣かれた。その日から娘の顔から笑顔が消えた。でも会話できて少し嬉しかった」 メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「…そんなこんなでイズルードがそこそこ生意気な辺りから実はライオン」 メリ「やっぱりあなたは父さんじゃなかったのね冥界恐叫打」 ヴォル「ウボァー」 447 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/31(水) 23 23 44.00 ID LlyihroWO ヴォル「ラムザはランベリーに向かっているらしいから、エルムドアと協力して倒すといい。エルムドアがある程度ピンチになってからドアを開けるのがオススメだ。あと新しい騎士剣をやろう。がんばれ」 メリ「…そ、そう? なんか色々ありがとう」 ヴォル「時に娘よ。我々がダイスダーグ卿に聖石を贈ったことに疑問を抱いているか?」 メリ「…それなりに」 ヴォル「そうか。疑問を持つことは良いことだ。行ってこい」 メリ「珍しく止めないのね」 ヴォル「騎士は自分の子を千尋の谷でどうこうするという。たまには奔放娘を遠くで見守る親父も悪くない。行っといで」 ロー「もう行きましたよ」 ヴォル「…マジかよ。落ち着きがない娘だ。あのアクティブすぎるところと頭部はお前に似てしまったんだろうな。教育に良くない野郎だよ、お前は」 ロー「…それはどうも」 教皇「ところで、ダイスダーグにカプリコーンを贈ったのはなぜだ? カプリコーンはわしの生まれの星座でお気に入りだったのに…」 ヴォル「お前は疑問を持つな。バカでいろ」 ロー「憤怒の霊帝はまだ契約をとれていないようですね。憤怒の霊帝ほどのイケメンからの呼びかけに応じないなんてダイスダーグの野郎どんだけお高くとまってんだ」 ヴォル「人間とベリアスの縁談を取り持ってくれたラムザなら上手いこと長兄も煽ってくれるさ。長兄が不正に聖石を所持していることを知れば、きっとラムザは兄に立ち向かい、長兄は憤怒し、ザルバッグは乱心する。そしてベオルブ家は破滅する」 ロー「ダイスダーグネタは何かと炎上しますからね…」 ヴォル「お前は長兄の扱い上手いよな。私もザルバッグと仲良く裏で聞いてたが、キノコの話題一つで、あの場にいた全ての人間を乱心、沈黙させたからな。お前の陰陽話術には脱毛したよ」 ロー「私の全話術のおかげで憤怒召喚の準備は整いました。あとはきっかけさえあれば」 ヴォル「娘がラムザと接触した際に、長兄が聖石を不正取得したスキャンダルを報じてもらい、あとはラムザに暴れてもらう作戦だ。娘の話術にも期待」 メリ「私も行かせて。父がどうしてそうなったのか知りたいのよ。それに…」 ラム「それに?」 メリ「なぜ聖石をダイスダーグ卿に贈ったのか疑問だわ」 ラム「何だって!兄さんが大変だ!急がなければッ!ディープダンジョンへ!」 メリ「それよりミュロンドでしょ!」 ヴォル「その前にイグーロスだよッ!」 クレ「その前にドーターへッ!」
https://w.atwiki.jp/meliadoul/pages/44.html
353 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/27(金) 23 10 13.14 ID OdQW7pnrO 変態「メリアドール好きが変態だって?」 変態「二次元好きに変態は無意味だぜ!」 変態「まぁ、フードでこめかみを隠そうとしているような特殊な女性に萌えるのは、一般性に欠いていると言わざるを得ないだろう」 変態「ドラゴンに性的興奮を覚えるような変態が一般性を語るなよ」 変態「ジジイにパシられて性的興奮しているような変態が俺に意見するのか? 食物連鎖の下のほうは黙ってろ」 変態「何だとこの野郎!俺は変態じゃねえ!メリアドールがフードなんてかぶってる変態だからこんな変態の話になったんだろうが!」 変態「やめなさい、ルードヴィッヒ」 変態「フードのせいで我が娘が変態だというのか? 貴様は人の娘を変態扱いするのか? 貴様を変態にするのは簡単なんだぞ?」 変態「ほほほほ、変態殿。この変態はまだ知らないのです。フードの素晴らしさを…」 変態「そうか、哀れな変態よ…。いいか、よく聞け。お前はオヴェリアではない」 変態「今はメリアドールの話をしてるんだろうが!」 変態「メリアドール好きが変態か否かという話をしているのに、なぜメリアドールがフードをつけた変態みたいな論理展開になるのだ? 貴公の目は節穴ではないのか?」 変態「そ、それは暴言でございましょうッ!」 メリ「ここは一体何なの…? 変態の自己PRうざすぎ」 変態「知ってるくせにッ!」 変態「変態の森に迷いこむとはマヌケないい女だぜ!」 変態「ザルバッグが乱心したッ!」 変態「ここにいるのは、ほぅら、変態ばかりさ…」 メリ「…もう変態はいいから異端者ラムザはどこ? とりあえず弟の仇を討ちたい」 変態「ちょ、姉さん俺まだ死んでない!」 変態「僕が変態ラムザだが、弟の仇だって? 何のことだ?」 メリ「強甲破点突き!」 変態「ぐわあッ!意外と変態だあッ!」 369 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/07/31(火) 01 45 33.40 ID 4jr2wfTzO ヴォル「最近は暑い日と何にもない日ばかり続くな。つまらない世の中だよ、まったく。滅ぼしてやろうか」 メリ「つまらない日常に嫌気が差しているのなら、たまには愛する子供達にディナーにでも招待したらどう?」 ヴォル「それも一興だな。イズルード、ブルーシートを敷きなさい」 イズ「はい」 メリ「…それで外食のつもり? つまらない父親ね。滅ぼしてやろうかしら」 ヴォル「ウィーグラフやバルクは時給1ギルで頑張っているんだ。我々だけ贅沢するわけにはいかんよ」 メリ「父さんタイムカード切った?」 ヴォル「……」 イズ「ブルーシートを敷くだけで、何だかピクニックに来たみたいな感じで気分が高揚しますね、父上」 ヴォル「お前はなかなか楽しみ方ってものをわかっているな」 メリ「ディナーは?」 ヴォル「よろしく」 メリ「…ディナーに招待するとか言っておいて結局自炊で、しかも自分で用意しないなんてふざけてるにもほどがあるわ。最低。(別にいいわよ、どうせ今日も作る予定だったし)」 ヴォル「本音と建て前が逆になってないか?」 イズ「…せっかくのピクニックなのに結局姉さんの料理なのか…」 メリ「何よ、嫌なの? っていうかピクニック気分に浸るのなら、自分で作るでしょ」 イズ「いや、姉さんの料理は美味しいんだけど、独身男性並みにレパートリーが少ないんだよね…。週5でカレーとか…」 ヴォル「週8でハッシュドビーフとか」 メリ「不満があるなら自分達で用意したらどう? たまには私にご馳走してよ」 イズ「返す言葉もございません」 ヴォル「料理を作りたいのは山々だが、あいにく多忙でね。代わりと言っては何だが、今夜はワインなんてどうだろう? 今夜はヴォノレヌーヴォー解禁するぞ」 メリ「…臭そう」 ヴォノレ「…せめて不味そうと言ってくれ」 メリ「アルコールはダメよ。父さん、酔うと通り魔になるし。この前だって、バカみたいに酔っ払ってイズルードにケガさせたでしょ? お酒を呑むのはリオファネス城だけにして」 ヴォル「ワインはディバインナイトの嗜みだ。お前もそろそろヴォノレ赤ワインを摂取しておかないと、そのうちホワイトナイトになるぞ?」 メリ「それは困ったわね。じゃあ一杯だけ」 ヴォル「わかった。では作ろう。お前のためにワインよりも濃く、灼熱の溶岩よりも熱いイズルードを生け贄に捧げよう…」 イズ「…もう何なんだよ。このスレで何回死ぬんだよ、俺」 372 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/08/03(金) 23 42 12.35 ID lw7pLwgfO イズ「未だにナイトのままで頑張ってる俺に専用ジョブを考えてあげませんか?」 ヴォル「誰得だよ」 イズ「俺得だよ」 メリ「神殿騎士だし、テンプルナイトなんてどう? 固有技は戦技」 イズ「やっぱり戦技すか」 ロー「フードナイトってのはどうです? 姉と同じく半分ナイト、半分シスターっぽい衣装にしてメリア好きに媚びるジョブ。固有技は戦技」 イズ「あんたは姉さん好きに媚びるために、半分変態、半分シスターみたいな感じにしてるのか?」 ロー「神聖なるディバインナイトである私が変態なわけがないだろ。神聖なる美男子である私がシスターなわけないだろ。論理的に考えろ」 バル「じゃあ長距離ジャンプを活かして、ミサイルナイトってのはどうだ? 水平ジャンプ8をして自爆する。固有技は戦技」 イズ「名前だせぇ…」 メリ「じゃあどういうのがいいのよ」 イズ「そうだな、ナイトマスターなんてどう? 固有技は全剣技」 メリ「はぁ?」 ロー「バカ言ってんじゃないよ」 クレ「バランスブレイカーとか今時流行らないから」 ヴォル「あーあ、バカが全剣技とか言うから場がしらけたよ。剣聖とかバカだろ。バランスブレイカーとか以前に発想としてダメだろ」 メリ「全剣技って言っても、全ての剣技から少しずつ拝借する形なら少しはマシなんだけどね。聖剣技からは無双稲妻突きだけ、剛剣は強甲破点突きだけ、闇の剣だけ、パワールーインだけ、ブラインだけ、みたいな」 ヴォル「全魔法パターンか。強いのは変わらないが、少しは差別化はできるな」 ザル「それは賛成だ。前から破壊魔剣が剣技未満であるかのような剣聖の結論には納得がいかなかったんだ」 ロー「でも、仮に破壊魔剣に今以上のシェアがあって、雷神が調子に乗って破壊魔剣にも手を出していたら、あなたの個性も潰れていたかもしれませんよ?」 ザル「それは反対だ!」 クレ「全魔法にも改善の余地が…」 ヴォル「今は剣聖の話をしているから黙ってろ」 クレ「…えっ?」 イズ「…えっ?」 ウィ「剣聖は名前にナイトが入ってないから、騎士剣に頼らずルーンブレイドあたりで頑張るべきだ」 メリ「あと剣聖には年相応の肉体エネルギーに抑えてもらって…」 イズ「あの…、俺のジョブの話では?」 雷神「ナイトブレードなんてどうだろう。剣技は使えないが、戦闘中にジャンプで闇の中に消えていくナイトってことで、あえて夜の意味のナイトで。固有技はやっぱり戦技」 イズ「お前が消えろよ!」 381 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/08/08(水) 00 24 59.46 ID 7w0ixYK2O 枢機卿「こんにちは」 メリ「…こ、こんにちは」 枢機卿「ほほほほ、ヴォルマルフ殿。こちらのお嬢さんが自慢の娘さんですかな?」 ヴォル「…何のようだ。突然知らないハゲにからまれて娘が怯えているだろうが」 枢機卿「ほほほほ、私は噂の美人すぎる神殿騎士にお目にかかろうと、独自に住所を調べて来ただけですよ、お父さん」 ヴォル「不潔王にお父さんと呼ばれる筋合いはない」 枢機卿「あなたのような不人気すぎる神殿騎士から、これほどの美人が生まれるとは…。これも聖石の奇跡によるものですかな…?」 ヴォル「よせ、ハゲ。娘はまだ知らないのだ」 枢機卿「ほほほほ、それは私のセリフですね…。どうやら私は歓迎されていないようだ。菓子折りでも持って出直すことにしましょう…」 ヴォル「とっとと失せろ変態。二度と来るなよ」 メリ「…父さん、あの人ってドラクロワ枢機卿でしょ? なんで父さんのほうが偉そうにしてるのよ?」 ヴォル「教会の中でのランクはおそらく奴のほうが上だろうが、魔界ランクでは私のほうが上だし、私のほうが実力が上だからいいんだよ。奴はローファルのローキック一発で沈む程度の雑魚だからな」 メリ「戦ってるのローファルじゃないのw」 ヴォル「本音を言うと、教皇だって私より弱いくせに偉そうだから気に入らないんだよな。奴も利用価値がなくなったら潰してやる。トドメを刺すのはローファルだがな」 メリ「ローファル働きすぎでしょw」 ヴォル「…お前、さっきからローファルが枢機卿にローキックをいれてるシーンを想像して内心笑ってないか?」 メリ「だっておかしいでしょw堅物のローファルが初老を相手にローキックしてる光景なんてw」 ヴォル「そんなにおかしいなら、次に枢機卿が来たらお前もローキックしてもいいぞ」 メリ「それはさすがに…。父さんがやってよ」 ヴォル「無理だ。私の発言や行動には神殿騎士団にとって重大な責任がある」 バル「どいつもこいつも権力にビビりやがって。足を狙うなら俺に任せろよ」 メリ「バルク!生まれて初めてあなたがイケメンに見えたわ!頑張って!」 ヴォル「おお!頑張れ、イケてないメンズ、バルク」 枢機卿「ほほほほ、いやぁ暑いですねぇ…。氷菓子でもいかがですかな、メリアドール殿」 バル「足元がお留守だぜ」 枢機卿「いたッ!」 メリ「…なんだかバルクだと違和感なくてつまらないわね」 ヴォル「バルクつまんね」 枢機卿「この異端者どもめ!」 386 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/08/12(日) 23 20 02.09 ID 1En4VPo0O メリ「毎年お盆はイズルードのお墓参り」 ラム「いい加減その意味不明イベントやめない? もう99回忌以上やってるだろ」 メリ「お墓参りに終わりなんてないわ。自分が墓に入るまではね」 ラム「墓参り自体はいいけど、命日だけでいいんじゃないか? そもそもお盆は先祖の霊がどうのこうのっていうイベントじゃなかったっけ? イズルードは先祖どころか自分よりあとに生まれてきた人だし」 メリ「99年以上生きてたら年齢のことなんてどうでもよくなるものよ」 ラム「確かに99年以上も前に死んだ人の墓参りとなると、先祖の供養をしているような錯覚に陥るかもな。いや、やっぱりそれはない。っていうかお盆って仏教の行事じゃないのか?」 メリ「でも、お盆ぬ修道院とか言ってるぐらいだし…」 ラム「オーボンヌだったら尚更行きたくないな。なんだか今回はオーボンヌに行くと引き返せないような気がするんだ」 メリ「弟の仇が修道院に向かっている今こそ絶好の墓参りチャンスだと思うわ」 ラム「いや、まだダメだ!僕はまだhorrorの隠し階段を見つけていないッ!」 メリ「いい加減その暗闇の中で階段を探す意味不明イベントやめない? あんまりもたもたしてると、妹のお墓参りをすることになるわよ?」 ラム「それは困るな…。ましてや墓にキノコとか生えてたらザルバッグがまた乱心してしまう…」 メリ「…ザルバッグさんもお亡くなりになったでしょ。っていうか私よりあなたのほうが法要の務めが多いじゃないの。だから早くオーボンヌ修道院へ…」 ラム「兄さーーんッ!はともかく、妹の墓前にはレアなアクセサリーでも供えてあげないと申し訳が立たないな…。だから早くディープダンジョンへ…」 メリ「あそこには呪いの指輪ぐらいしかなかったと思うけど」 ラム「先祖の霊どころかアンデッドが来そうだな…」 メリ「…あんまり故人をコケにしてると、そろそろ嫌いになるわよ?」 ラム「…線香と柄杓を買って来ます」 オーボンヌ修道院にて メリ「イズルード、安らかに眠りたまえファーラム…」 ラム「兄さーーんッ!安らかに眠りたまえファーラム!」 シモンの霊「うちの共同墓地で騒いでんじゃねえぞコラ!」 ラム「うわあ!なぜかシモン先生の霊に怒られたッ!」 390 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/08/16(木) 22 37 57.73 ID mD+8kAwvO ラム「いつもメリアドールに剛剣やられてばかりで悔しいから、逆に剛剣で辱めてやりたい」 雷神「ただの変態じゃないか」 ラム「一人の剣士として、彼女に剣の勝負を挑みたいだけだ。着ているものをメチャクチャにして、人前で泣かせてみたいだけだ」 雷神「ただの腐れ外道じゃないか」 ラム「もしメリアドールが人前で裸体を晒すことになったとき、乳首と頭部のどちらを隠すのか気にならないのか?」 雷神「気にならないと言えば嘘になるが、人間には越えてはならない一線がある!侵してはならない聖域がある!冷静になって考えてみろ。普通に嫌われるぞ?」 ラム「男のムラムラを前にして理性なんて、クレティアンの待ち伏せぐらい障害にならないさ」 雷神「そもそも、そんなムラムララムザがディバインナイトになれるはずがない。ましてや剣聖になんてさせてたまるか」 ラム「噂によると、アークナイトに剛剣パターンのものがあるらしいな…」 雷神「余計なことを言うな。またザルバッグが乱心するぞ?」 ラム「そうだな。やっぱりアークナイトよりルーンナイトを目指そう。名前も渋いし、アークナイトより明らかに強いし」 雷神「余計なことを言うな。またザルバッグが乱心するぞ?」 ラム「何をどうすればルーンナイトになれますか?」 雷神「それはルーンナイトに聞いてくれ。まぁ、どのナイトになるにしても、女性に乱暴することをゴールにしている人間は騎士道精神的にダメだし、社会人としてもアウトだから無理だろうな」 ラム「ナイトって面倒くさいな…。もういいや。剣聖と名高い貴公に頼みがある。メリアドールの着ているものを剛剣でメチャクチャにして」 雷神「はっ、仰せのままに…。まったく、最初からそう言えばいいものを…。一応、隊長命令という大義名分を用意しておかないと、私も女性に剛剣したくてもできんからな…」 雷神「剛剣お嬢さん。君には恨みはないが、性欲はあるので我が剛剣を受けてもらおう。油断大敵!」 メリ「だ、誰か!オルランドゥ伯爵が乱心した!」 ラム「血迷ったかオルランドゥ!女性に乱暴するなんて大人のすることか!貴様は除名だ!とっとと失せろ腐れ外道め!」 雷神「なん…だと?」 メリ「…助かったわラムザ」 ラム「ふっ、当然のことをしたまでさ…。まったく、最初から性欲全開でいればいいものを…。一応、性犯罪という不祥事でも用意しておかないと、有力者を除名したくてもできんからな…」 396 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/08/21(火) 04 15 52.26 ID zzMVxTfKO メリ「…イズルード、ファーラム」 ヴォル「泣くなメリアドール。イズルードも戦士の端くれ。戦場で死ぬのは仕方ないことだ」 メリ「…父さんは自分の息子が殺されて悲しくないの?」 ヴォル「悲しいとも。だが、戦場で死んだ同志達をいちいち悲しんでいてはキリがないだろ? お前はバルクが死んでも泣くのか?」 メリ「泣くわけないでしょ。バルクと一緒にしないでよ」 バル「俺が泣きたいわ!」 ヴォル「お前はバルクが嫌いなのか?」 メリ「別に嫌いではないけど、そんなことはどうでもいい」 ヴォル「嫌いじゃないってことはお前はバルクのことが好きなのか?」 メリ「…好きか嫌いの二択でしか選べないのなら当然好きだけど、好きと言っても当然程度の差はあるわ。私は父さんよりイズルードのほうが好きだし、バルクより野菜炒めのほうが好きだし…」 ヴォル「じゃあ私とローファルならどちらが好きだ?」 メリ「僅差でローファル」 ヴォル「じゃあ私と教皇猊下ならどちらに帰依したい?」 メリ「もう答えるのが面倒くさいからどっちも嫌い。消えてほしい」 ヴォル「泣くぞコラ!」 メリ「もう戯言はいいから、イズルードを殺した重罪人の名を教えて。父さんは現場に居たんでしょう?」 ヴォル「教えん」 メリ「どうして?」 ヴォル「話せばお前が遠くへ行ってしまう気がして…」 メリ「行くに決まってるでしょ。仇討ちなんだから」 ヴォル「仇討ちなんてリスクばかりで割に合わないぞ? イズルードの仇を討ったところでお前の人生が好転するのか? その時間を資格の勉強にでも充てたほうが有意義だと思うがな」 メリ「父さんのそういう人情味のないところが嫌い」 聖石「我と契約を結べ…」 メリ「…えっ?」 ヴォル「あっ」 聖石「聖石を持つ者よ。我と契約を結べ…」 メリ「…聖石サジタリウスが話しているの?」 ヴォル「バカなッ!人馬のルカヴィがいるなんて聞いていないぞッ!」 聖石「汝の親父への不信感が我を喚びだした…。我と契約を結べ…。さすれば汝の望む弟の仇の正体…、汝の真の敵の正体を密告しよう…。我は密告者…。犯人は意外なあの人!」 メリ「…あなたは弟の仇を知っているの!?」 ヴォル「ダメだメリアドール!その聖石を信用してはならん!そいつはバカだ!そいつは悪魔だッ!弟の仇なら私が教えてやるッ!だからそいつから離れろぉぉ!」 メリ「…教えて、サジタリウス」 聖石「犯人は異端者ラムザ」 ラム「なんでやねん!」 399 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/08/24(金) 23 15 43.53 ID Pj7xIXi5O 雷神「異端者ラムザよ」 ラム「なんですか玄米伯爵」 雷神「玄米って、言うほど茶色くないだろ」 ラム「用がないなら除名しますよ?」 雷神「いい儲け話を見つけてきた。しばらく隊を離れる許可をもらいたい。ただし除名はするな」 ラム「雷神で剣聖で伯爵なあなたが派遣のバイトですか?」 雷神「この世がウンコすぎて年金だけではやっていけぬ」 ラム「好きにすればいい。僕にはあなたの人生に干渉できるだけの興味がない」 雷神「では遠慮なく。あと、言い忘れていたが、我が愛妻メリアドールは連れて行くぞ」 ラム「ちょっと待てーい。メリアドールは関係ないだろう? なぜジジイの性欲のために僕の嫁を生け贄に捧げねばならんのだ。冗談は痩せてから言えデブ」 雷神「こんな年寄りに一人歩きさせる気か? 騎士の一人でも付けないと危険だ」 ラム「その年寄りが一番危険なんだろうが。そんなに危険な仕事ならベイオウーフを付けるから、奴を連れてどこへでも行け」 雷神「メリアドールでなければならない理由が二つある。まず、私と彼女は恰好が似ているので見た感じ姉弟に見える。つまり私は擬似的に彼女の弟になれる」 ラム「…あなたはもはや変態ですらない、ただの常識のない人だ」 雷神「理由その2。そもそも彼女のほうから私を誘ってきた」 ラム「…な…ん…だ…と?」 雷神「首一つにつき698ギル出してくれるそうだ。これは大体相場の三分の一以下のクソ手当で、私のような達人が請け負うような仕事ではないのだが、彼女の依頼とあらば断るわけにいかないだろう?」 ラム「…メリアドール、一体何があったんだ? あんなに生理的に嫌っていた雷神に逢い引きを申し込むなんて…。男手が必要ならイケメンの僕が…」 メリ「ごめんなさい、ラムザ。私にはどうしても雷神シドの力が必要なのよ」 ラム「…弟の仇か? それなら僕達みんなで…」 メリ「いえ、そうじゃなくて…。お願い、理由を聞かず、黙って行かせて…。40秒で戻るから…」 ラム「意外と早ッ!」 40秒後 メリ「ただいまラムザ」 ラム「おかえりメリア。大丈夫だったか!? 雷神に押し倒されたりしなかったか!?」 メリ「大丈夫よ。剣聖様のおかげで滞りなく任務は完了したわ。今日は本当にありがとうございましたオルランドゥ伯。では、引き続き旅を続けましょう」 シドに化けたグレバドス教信者「はい、すべては聖アジョラのお導きのままに…」 ラム「!!」 400 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/08/29(水) 01 05 35.28 ID 8MjwcGBSO バル「あー、ムカつくぜ!」 メリ「よくわかんないけど、一応ごめんね」 バル「お前じゃない。あのウィーグラフって野郎がムカつくぜ。不幸自慢キャラは俺一人で間に合ってんだよ」 メリ「…たしかに彼のほうが洗練された不幸エピソードを持っていそうね」 バル「そうだよ、だから悔しいんだよ。なんか扱いが難しいけど可哀相なキャラだから置いといてやるってポジションは俺だけのものだったのに、なんだアイツ? 俺よりイケメンで強くて理想家で不幸とか完全に俺の上位互換じゃねえか」 メリ「彼はゾディアックブレイブポジションでしょ?」 バル「俺も奴と同じ不幸自慢キャラなのに、俺には聖石を与えられないのはムカつくな」 メリ「よかったじゃない、不幸自慢が増えて」 バル「よくねえよ。あいつが同じ組織内で空気を吸ってる限り、俺の存在を脅かしている限り、俺の心の平穏は保たれねえ。俺は奴に決闘を申し込むぞ!」 メリ「それは無理よ。ウィーグラフはバルクとの共演はNGらしいから」 バル「なんだとあの野郎ッ!もう天狗になってやがるのかッ!まだ出会ってから一言二言しか会話してないだろうがあのクソガキィィッッ!」 メリ「生理的に無理ってことね…」 バル「それ、ウィーグラフの考えに見せかけたお前のカミングアウトだろッ!まったく、お前はいつからそんなウィーグラフになっちまったんだ…」 メリ「じゃあ私と決闘する?」 バル「うーわ、最悪だ。嫌いな奴どころか萌えキャラと決闘になるとかマジでウィーグラフだわ」 メリ「ウィーグラフが悪い事を表す比喩表現みたいになってる…」 バル「お前の親父に会わせてくれ。決闘がダメなら、団長殿に奴の傲慢ぶりを御注進申し上げてやる!奴はまだ新人…。生意気な新人は怖い上官に蹴られて泣くのが世の道理!」 メリ「そう言われても、父さんは帰りは遅いし、明日の朝から出張らしいから会わせる時間がないわ」 バル「じゃあ今晩だ!今晩、団長の帰宅時間を計算してお前の家に行くからな!顔洗って待ってろ!」 メリ「そんなウィーグラフな…」 ウィ「それやめろ」 AM1 00 ピンポーン バル「おーい、来たぞー!」 ロー「はい」 バル「…なんでティンジェル家の玄関からお前が出てくるんだ?」 ロー「ヴォルマルフ様からの伝令だ。 件名:バルクへ。 本文:夜分遅くまでご苦労様だが、私も娘もバルクNGだ。 追記:死ね」 バル「何なんだよクソッ!」 404 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/01(土) 02 35 42.59 ID vlEPGRHbO メリ「星天爆撃打!星天爆撃打!星天爆撃打!」 敵4~5人「ぬっはぁ」 ロー「お見事です。また腕を上げられましたな」 メリ「ええ、私も教皇猊下から聖石を授かったゾディアックブレイブの一員…。私も父さんと肩を並べるほどの実力を身につけることは急務だわ」 ロー「ぬっはぁ」 メリ「…どうしたの? 変な喘ぎ声をあげて」 ロー「いや、なに…。いつの間にかあなたが聖石所持者になっていたことに驚きましてね…」 メリ「あなたほどの重役が、私の聖石授与式に呼ばれていなかったのがむしろ驚きよ」 ロー「くっ…、まるで同期に先に出世されたような感じでなんかこう切ない…」 メリ「そういえば、あなたは聖石を与えられていないんだっけ? 意外だけど…」 ロー「意外ですよね。業務遂行量では、あなた達姉弟を合わせても、まだ私のほうが上ですよ? クレティアンを100人合わせても、まだ私のほうが多いはずなんですがね」 メリ「0に何百を掛けても0よ」 ロー「…そういえば聖石には奇跡を喚ぶ力が宿っているといいます。あなたはもし、どんな願いでも一つだけ叶えることができるとしたら、誰を殺しますか?」 メリ「そんなの自分で斬るから…」 ロー「…そうですか。私がもし奇蹟に頼れるのならば、今なら教会上層部を叩くでしょうね。悔しいから」 メリ「だから与えられないのよ、きっと。私やイズルードはそんなこと考えないから」 ロー「イズルードもだとッ!? やっぱり納得いかん!私は上層部と直談判するぞ!おのれドラクロワめ…。ぶっ飛ばしてやる!」 メリ「落ち着いてローファル!せめて矛先は父さんか教皇猊下にしてあげて!」 ロー「ヴォルマルフ様!僭越ながら申し上げます!今すぐ私に聖石をお与えください!これは神の意志ですッ!」 ヴォル「ど、どうしたローファル!?」 ロー「ディバインナイトであるメリアドール殿はまだしも、イズルードやウィーグラフに聖石なんて、猫に小判!家畜に真珠!これでは実績ではなく、上層部が好みで採用していると謗られかねません!」 ヴォル「…まぁ、一理ある。実際好みで人選をしているが、お前の働きを認めねば、他の雑兵どもの士気にも関わってくるかもしれん…。お前には悪いことをしたな。これを受け取ってくれ」 ローファルはゲルモニーク聖典を手に入れた ロー「……」 ヴォル「これからも頼んだぞ、時の神ゾマーラ殿」 ロー「……はっ」 ローファルはゲルモニーク聖典を投げ捨てた 408 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/05(水) 02 40 15.38 ID DCTdIDjZO ベイ「最近、部隊内の風紀が乱れていると思うのだが、どう思う?」 メリ「自分自身より大切なものができたとき、それが愛なのかもしれない…。数多くの男女が混在すれば、それも仕方ないわ」 ベイ「愛だの何だのと言えば聞こえはいいが、戦時中に色恋や性欲におぼれるなんて愚の骨頂だ。命の奪い合いの最中に性欲をたぎらせているのだから変態と言っていい」 メリ「別に性欲全開で戦闘しているわけではないでしょ…」 ベイ「ここの男どもは性欲全開で君の貞操を狙っているように見えるが」 メリ「彼らは私のフードを狙っているのよ。私の髪型が見たいって言ってね。いい迷惑だわ」 ベイ「フードの乱れが風紀の乱れってことか。なら君がフードを脱げばすべてが解決するんじゃないのか? 脱げばいいのに」 メリ「あなたも他の性欲まみれの男達と同じなら容赦はしない」 ベイ「…そういうつもりじゃないんだ。この際だから言うが、ここの部隊にはメリアドール萌えを露骨に示している隊長がいるが、俺はよくないと思う。一部の人間だけを過剰に遇するのは他の兵隊の反感を買う」 メリ「そうね…。一部の剣聖にだけバランス調整を優遇する製作者にも聞かせてあげたいわ」 ベイ「集団行動をする上で、風紀を保つことは重要だ。君だって、ラムザ萌えの女達によって仕掛けられた嫉妬のエルメスの画鋲を踏むのは嫌だろう? 人間は欲望が絡むとろくなことにならない…。だから…」 メリ「…だから?」 ミセ「こんにちは」 メリ「……??」 ベイ「紹介しよう。彼は俺の嫁の友人であるミセリコルディだ。君に一目惚れしたらしい。君にも心に決めた伴侶がいればセクハラを少しは軽減できるだろうと思って連れてきた」 ミセ「一目見たときから好きでした」 メリ「は、はぁ…」 ベイ「俺の恋人がホーリードラゴン(形態)であるように、恋人が人外であればさらにセクハラ防止に効果的だ。異常者に見えるから。相手が人外だから人間関係のもつれも発生しない(ブレモンダ以外)」 メリ「でも、さすがにドラゴンと恋愛なんて…」 ベイ「ミセリコルディはレッドドラゴンだが、ホーリードラゴンと違って卵を産むから仮に死んでもすぐにお代わりが来て得だぞ」 ミセ「人を椀子そばみたいに…」 ベイ「しかもこいつはドラゴンの中ではイケメンだ。悪くない話だと思うが」 メリ「…わかりました。よろしくお願いします」 ミセ「よろしくお願いします!」 メリアドールは竜の髭を手に入れた 410 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/08(土) 00 40 07.54 ID TfkIKPy8O バル「お、俺はなんてものを発明してしまったんだ…。今のうちに俺と結婚しておいたほうがいいぞ。おそらく俺、教科書に載るから」 メリ「毒ガスネタ飽きた」 バル「今回は毒ガスじゃない。だが、これは毒ガス爆弾と並んで歴史に名を残す偉大な発明品になるのは間違いない。これを見てくれ」 メリ「…何これ? 引き出し?」 バル「これはタイムマシンと言って、時空間を移動できるんだ。気の遠くなるような遠い過去でも未来でもな!これがあれば時代考証を無視した発言をしても言い訳できるし、ついでにお前の弟の命も救えるぜ!」 メリ「…で?」 バル「でって。これすごくない? これを平和利用すればノーベル平和賞とか物理学賞とか間違いないだろ」 メリ「毒ガスでお馴染みの人が平和賞なんて…」 バル「毒ガスなめんなよ。毒ガスで救える命だってあるんだぞ」 メリ「だったら毒ガスで平和賞を狙ってみたらどう? だってあなたは毒ガスでお馴染みの人なんだから…」 バル「今更だけど、俺の名はバルクな。天才機工士だ」 メリ「それは知ってるけど、バ行とル行とク行って発音しづらいから、毒ガスでお馴染みの人でいいわ」 バル「文字数が四倍ぐらいになってるんだが…」 メリ「そんなことより発明もいいけど、その時間を修行に費やしたほうがいいんじゃない? 発明をしてるってことは、父さんに仕事を与えられていないってことでしょ?」 バル「逆だよ逆。お前、異端者ラムザにやられたんだろ? 弟の仇討ちを成就させたいのなら、お前も毒ガスを使え」 メリ「…そういうことは正々堂々、私の力で成し遂げないと意味がないのよ」 バル「素直に利用できるものは利用したほうがいいと思うがな。どんなに崇高な志を掲げていても負けたら意味がない」 メリ「……」 バル「相手に危害を加えるものと考えれば、剣も銃も毒ガスも同じようなものだと思うがな。俺から言わせりゃ魔法とか剣技とか算術のような超自然的な力に頼るほうが卑怯だ。だから正々堂々と毒ガスを使え」 メリ「…たしかに、あなたの言うことは一理あるわ。私は毒ガスというものを誤解してた…」 バル「わかればいいんだ」 メリ「毒ガスもいいけど、可能であれば次は弟を蘇らせるような発明品を作ってくれない?」 バル「おっ、いいね。よし、次の作品はそれでいこう。死んだら生き返らないなんて誰得システムは天才バルク様が粉砕してやろうッ!」 タイムマシン「使わねえのかよッッ!」 412 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/11(火) 01 44 11.20 ID KjsEVQRaO ザル「メリアドール殿、お待ちください!」 メリ「…あなたは?」 ザル「異端審問会のザルモゥです。聞きましたぞ、弟の仇討ちのために異端者ラムザを追うつもりだとか?」 メリ「…はい」 ザル「なりませぬぞ!ああ、こんなにも清らかなお嬢さんが復讐心に支配されてしまうなんてお労しい…。異端者ラムザは我々が始末しますので考えをお改めください」 メリ「弟の無念は私が晴らします。お気遣いなく」 ザル「…はっきり言います。ラムたんは我々のえも…失礼、異端者ラムザの処置に関しては我々の管轄です。神殿騎士のあなたにラムザを倒されると色々な意味で困ります…」 メリ「殺しはしません。公正に罪を償わせるため、捕らえて身柄はあなた達に渡します。異端審問会の皆さんの邪魔をするつもりはありません」 ザル「…そもそもヴォルマルフ殿も教皇猊下もそのような勝手な行動を認めるはずがありません。大体、やられたらやり返すなんて危険な発想は感心しませんな」 メリ「…大切な弟を殺し、枢機卿を殺し、教会の宝である聖石を奪い、地味に同僚のウィーグラフを殺した重罪人に対して寛容の心を持てと?」 ザル「公正な裁きは我々が与えます。引っ込んでいてください」 メリ「では、私も同行させてください。私はラムザという人間をこの目で確かめたい」 ザル「アホか!神殿騎士に、しかも女性に現場を見られたりしたら、わしが異端者になっちまう!」 メリ「ラムザに一体何をする気なんですか…」 ザル「とにかくラムたんはわしの獲物だ!誰にも邪魔はさせんぞ!」 メリ「…もう犯罪性を隠すつもりもなくなったようね、この変質者め」 ザル「ふん、貴様のような持たざるものに嫌われたところで何とも思わん。わしはラムたん一筋だからな」 メリ「…持たざるもぅ?」 ザル「わしは立派なもんを持っとるわ!なんなら見せてやろうか? わしの股間のウィザードロッドを…」 メリ「無間地獄の百万由旬…」 ザル「ま、待て!やめろ!くっ、らむを得ない…。貴様に真実を話すしかないようだ…。ラムたんとわしの貞操を守るにはこうするしかない…」 メリ「…真実?」 ザル「弟を殺したのは貴様の父、ヴォルマルフだ。だから貴様がラムたんを狙う意味はない。さらにネタバレするとエルムドアとダイスダーグは変な状態で死ぬ。ザルバッグは乱心して死ぬ。バルクは二回死ぬ」 メリ「そんな…。じゃあ私はラムザと出会う必要はないのね?」 ラムヴォル「ネタバレ自重ッッ!」 414 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/16(日) 00 11 36.78 ID bQ8jFZ6IO ヴォル「これからは私のことを兄さんと呼びなさい」 メリ「は?」 ヴォル「私はお前の父親である前に年上の人間であり、上司であることに気づいた。そして一人の男であるということにもな…。そして私はお前のことを本人の強い要望により姉さんと呼ばせてもらう」 メリ「どういう関係よ…。見た目はオジサンのくせに」 ヴォル「それはやめて」 メリ「ヴォルマルフさん」 ヴォル「マジでやめて」 メリ「今更呼び方を変えるなんて無理よ、父さん」 ヴォル「そりゃないよ姉さん」 メリ「そんなことよりオーボンヌに行ったきり帰ってこないイズルードが心配だわ」 ヴォル「あーもう、それが嫌なんだよ。なぜ弟のことばかり心配して私のことを軽く扱う? 弟だからか? 私は兄だぞ?」 ロー「弟に娘を寝取られたのが悔しいから兄になるとか…。ヴォルマルフ様、それはさすがにカッコ悪いです…」 ヴォル「お前は見た目や雰囲気がメリアドールの兄さんっぽくて悔しいから来るな」 ウィ「イズルードは北へ逃げていった。今はフォボハム辺りにいるかもしれないな」 ヴォル「リアル兄さんキャラは来るな」 クレ「せっかくの姉キャラに兄さんと呼ばせるなんて何にもわかってない…」 ヴォル「関係ない奴は来るな」 メリ「私がギリギリ兄さんと呼べる立場にあるのはイズルードぐらいね。弟だけど父親よりはマシよ」 ヴォル「イズルードが兄キャラとか、需要がこの世に0人もいねえよ」 メリ「そんな私の大事なイズルードが行方不明なのよ。探してきて」 ヴォル「イズルードが行方不明になっている隙に兄姉の関係に持ち込んで仲良くなろうって作戦中に誰がそんなことをするか。ライバルの失踪で今日も飯が美味い」 メリ「姉より強い父親なんていない!さっさとイズルードを探してきなさい!」 ヴォル「くっ、屈辱だ…」 ヴォル「…という経緯でここまで来たんだ。いやぁ、まいったよ。娘が父親より弟を優先するようになったとき、それが嫉妬なのかもしれない…」 大公「…長い回想ですな」 ヴォル「二人目が産まれたと聞き、それが息子だと知ったときは正直微妙な気持ちになったよ。いつかこうなると思ってね…。思えばその時からだったかな。私が神を信じなくなったのは…」 大公「…用件を伺いましょう」 ヴォル「せっかちですな。時間はまだまだある。娘の七五三の時の思い出話をまだしてないし、息子の七五三をあえてしてない話がまだ…」 大公「息子は返すからもう帰れよ!」 417 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/20(木) 23 32 31.86 ID MMfDU4flO ラム「おのれヴォルマルフめ!」 メリ「…父がどうかした?」 ラム「おのれヴォルマルフめ!娘を寝取られた嫉妬でイズルードを殺す程度には被害者ぶってはいるが、あいつだって父親じゃねえか!イズルード死ねって言いながら娘との交流でオルガズムを感じていたんだな!許せん死ね!」 メリ「そこまで異常な家庭じゃないから…」 ラム「おのれヴォルマルフめ!父親ってだけで肯定的に見られやがって!」 メリ「実際、父がいなかったら今の私はいなかったと思うし」 ラム「おのれヴォルマルフめ!父親ってだけで成長期のメリアドール観察日記をつける権利を手にしやがって!出版しろ!」 メリ「私がディバインナイトになれたのも、剛剣を習得できたのも、一応父のおかげだし…」 ラム「おのれヴォルマルフめ!相手を全裸にする技ではなく、自分自身が全裸になるナイトだったら、今頃メリアドールも全裸ナイトの後継者になってウハウハだったじゃねえか!もっと考えて就職しろ!」 メリ「…といっても、私は父をそれほど立派な人間だとは思っていないけどね。あの人、カレーを食べたあとの皿を水につけないし」 ラム「おのれヴォルマルフめ!彼女でもないのに飯を作ってもらいやがって!」 メリ「面倒くさいからって、善良なならず者達にたった700ギルで人殺しをさせようとするし」 ラム「おのれヴォルマルフめ!あの時はマジでおのれヴォルマルフめ!」 メリ「面倒くさいからって、善良な部下に時の神と契約させるし」 ラム「おのれローファルめ!後ろ姿がホイミスライムに似てるくせに簡単に人間をやめやがって!」 メリ「面倒くさいからって、部下に仕事を与えないし」 クレ「おのれヴォルマルフめ!」 メリ「ラーグ公もゴルターナ公も死んだのに戦争は終わらないし…」 長兄「おのれヴォルマルフめ!」 メリ「残業代は出ないし…」 バル「おのれヴォルマルフめ!」 ラム「正宗は盗めないし…」 黒本「おのれヴォルマルフめ!」 ヴォル「教皇破点突きィィ!」 教皇「ウボァー…。おのれ…ヴォルマルフめ…」 ヴォル「その傷は深いが致命傷ではない。ミュロンドへの入り口はどこにある? 貴様は知っているはずだ」 教皇「おのれヴォルマルフめ…。ぐふっ…」 ヴォル「…おい」 教皇「……」 ヴォル「……おのれヴォルマルフめ…」 421 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/24(月) 23 17 08.45 ID V5/LTrDJO 統制者「いただきます」 イズ「ウボァー」 ヴォル「…ふぅ。ついイライラして息子とリオファネスナイト達を食い散らかしてしまった…。今夜は告解だな…」 マラ「息子を食い散らかしたなんて娘さんにバレたらまずいんじゃないですか?」 ヴォル「このナイフをその辺にいる名もなきナイトの死体に握らせておけ。そいつが私の大事な息子を殺したライオン野郎だ。いいな?」 マラ「ナイトはナイフ装備できないっす…」 ヴォル「…そうか。では、異端者ラムザには悪いが、これからは奴をライオン系連続食人犯として指名手配しよう…。名付けてキラーライオンとかどうだ? ちょっとカッコイイじゃねえか…」 イズ「グ…ゴゴ…」 ヴォル「…?」 イズ「…調子に…乗るなよ!バケモノめ!」 マラ「ヒィィ!」 ヴォル「貴様のほうがバケモノだろが。死んだのに普通に蘇りやがって」 イズ「…俺は地獄で究極のパワーを身につけて蘇ったぞ!聖石の力でなッ!」 ヴォル「…何?」 イズ「聖石は俺に不死の肉体と、絶望と悲憤と、そして暗黒の剣技を与えてくれた。これぞまさしくナイトブレードの完全体だ!」 ヴォル「くっ、イビルードのイービル感が以前とは段違いだ…」 イズ「よくも食してくれたな!今までの恨みを乗せて貴様を討つ!イービルブレード!」 マラ「ウボァー」 イズ「なぜ俺と姉さんは実は血のつながっていない姉弟設定にしなかった!貴様だけ実の父ではない展開なんて卑怯だぞ!姉さんを嫁にするのはこの俺だッ!イービルデッド!」 マラ「ウボァー」 イズ「俺にだけ剛剣を授けないのはイジメか? 姉さんと貴様が剛剣の練習と称して親交を深めていた横で俺は一人で何をしていたと思う? 12時間睡眠だよッ!ヘッドブレイク!」 マラ「ウボァー」 イズ「姉を叱るときはボディタッチで、息子を叱るときは平手打ちか? ふざけんな!パワーブレイク!」 ヴォル「くっ、強い!このままでは息子に屠殺される!」 メリ「イズルード!」 イズ「ね、姉さん!?」 メリ「酷いケガ…。早く帰って手当てをしないと…」 イズ「うん、わかったよ!姉さんの寝室で手厚い看護を受けるよ!」 ヴォル「…どうしてここに?」 メリ「父さんこそ、どうしてこんな所に居るの? 早く帰ってご飯食べてよ。食器が片付けられないじゃないの」 ヴォル「……」 統制者「なんか不服そうな顔してるけど、お前も十分リア充だからな。リア充死ね」 ヴォル「お前ぐらいは味方でいてくれよ…」 423 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/09/29(土) 00 57 15.36 ID OIwqs8gDO 雷神「一つ頼み事をしてもいいかな?」 メリ「はい?」 雷神「結婚してください」 メリ「勘弁してください」 雷神「なんと!私は戦闘での圧倒的殲滅力から雷神と呼ばれ、剣聖と呼ばれ、シドと呼ばれ…。この一騎当千の私の力を必要ないというのか?」 メリ「私は別に…」 雷神「民のため、主君のため、己を犠牲に社会貢献し続けた誉れ高きこの私に、嫁も娘もいない無味乾燥の老後生活を送れというのか? そのような仕打ち、神がお許しになるはずがない!」 メリ「それは私のせいではありません」 雷神「ただとは言わん。給料3ヶ月分のエクスカリバーを授けよう」 メリ「あなたの月給は1.6ギルですか?」 雷神「…ふむ、さすがはセイブザクィーンなだけあってガードが固いな」 メリ「普通、父親よりも年上の男性に性的な魅力を感じませんよ」 雷神「私は孫と呼べるぐらいの年下でも性的興奮を覚えるがな。愛があれば年の差なんて」 メリ「年の差は絶対です」 雷神「じゃあ少し妥協して私の娘になってくれないか? いや、妥協じゃないな。むしろイイ!」 メリ「じゃあ父さんと結婚すればいいじゃないですか」 雷神「ジジイのBLとか自然の摂理に反しすぎだろ」 メリ「じゃあ諦めてもらうしかありませんね」 雷神「なぜ君はそんなに私に冷たいんだ? 我々はフードも似てるし、精神も似てるし、剛剣も似てる。こんなに共通点があって親子じゃないなんて道理は神がお許しになるはずがない。まさか君には心に決めた父親がいるのかね?」 メリ「最初からいます!」 雷神「私のことはヴォルランドゥ!と呼んでくれて構わんよ?」 メリ「なんか父さんがはしゃいでるみたいな名前はやめてください」 雷神「…ふむ、父親が無理なら夫になるしか道がないわけだが…。君には心に決めた男がいるのか?」 メリ「いえ、別に」 雷神「いないなら別にいいだろ!そっちが理由もなく拒絶するのなら、こっちも理由なく押し倒すぞ!」 メリ「いますいます!じゃあ好きな人がいます!」 雷神「…誰だ?」 メリ「ラムザです」 雷神「…そうか」 翌朝 ラム「オルランドゥ伯、メリアドール見ませんでした?」 雷神「…それは貴様が知るところではないのか?」 クレ「貴様さえいなければ、メリアドールは我々を裏切ることはなく、いずれ私の彼女になっていたものを…」 ヴォル「娘をそそのかした罪を償ってもらおう…」 勝利条件 異端者ラムザを倒せ! ラム「ちょ、主役…」 424 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/02(火) 02 00 19.80 ID oxG60C8EO メリ「強甲破点突き!」 メン「お疲れ様です」 メリ「星天爆撃打!」 メン「お足元の悪い中お疲れ様です」 メリ「……」 メン「夜分遅くまでお疲れ様です」 メリ「…ねえ、どうして剛剣が効かないの?」 メン「そりゃメンテナンスしてますから」 メリ「どんなメンテナンスをしたら空から降ってきた刃物に対して無傷でいられるのよ。全裸の人や素直なモンスター達はいっぱいダメージを受けてくれるのに」 メン「メンテナンスを施した装備品でガードしてますから」 メリ「破壊はできないとしても、誰が見ても明らかな物理的星天ダメージはどこへ行ったの?」 メン「どんなに奇抜で派手な破壊手段であっても、メンテナンスされた装備品でしっかりガードしています」 メリ「そんなことができるのに他の攻撃に対してしっかりガードしないのはどうして? 星天爆撃打がガードできるのなら、弓矢や投石、メテオもガードできそうだけど」 メン「破壊される心配がない程度の攻撃に対してわざわざメンテナンス様が動く必要はありませんよ」 メリ「…やっぱりメンテナンスの存在はご都合主義っぽくて世界観を台無しにしてるわね。剛剣に嫌がらせをするためだけに生まれてきたようなアビリティ。死ねばいいのに」 メン「剛剣が効かないからってメンテナンスの存在を否定するのはやめましょうよ。メンテナンスを怠って、エレベーターに閉じ込められたりしたら嫌でしょ? それに剣一本で星を降らせるのだってご都合主義っぽくないですか」 メリ「そういう演出は他の剣技や魔法だって同じでしょ。剛剣にだけ反応して、他の攻撃には全く機能しないメンテナンスには悪意を感じる」 メン「ぶっちゃけ言うと、メンテナンスはプラシーボ効果に頼り切った精神論なんですよね。メンテナンスしたから破壊されないはずだ!破壊されてないんだから剛剣なんて痛くないに決まってる!みたいな」 メリ「じゃあ、私の破壊してやる精神がメンテナンス側の精神を上回ったら破壊できるってこと?」 メン「どうですかね。立場上、私は何とも言えませんが」 メリ「…ならばいつか私はメンテナンスをも打ち破る超剛剣を編み出して、エルムドア侯爵の源氏装備を破壊して周りを何とも言えない空気にしてあげるから覚悟しなさい!」 メン「ふっ、楽しみにしてますよ…」 ラム「何普通にメンテナンスと会話してるんだよ!色々やばいだろ!」 メリ「メンテナンスじゃないわ。メンタルのメンよ」 ラム「余計ダメだろ!」 428 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/07(日) 00 11 13.39 ID c/VZUJARO メリ「強甲破点突き!」 キャラ「ウボァー」 ウィ「物を大切にしろッ!」 メリ「えっ?」 ウィ「なぜ敵キャラを殺すのに装備品を壊す必要がある? 命を奪うことは仕方がないことだ。戦争だからな。でも装備品を壊すことはないだろう?」 メリ「使わなくなったキャラビニエールを処分しただけなのに…」 ウィ「なぜ使用済みニエールを壊す必要があるんだ!」 イズ「いらなくなったのなら弟に譲ればいいじゃないか!姉のお古を悦ばない弟などいないッ!」 ヴォル「洗濯すればまだまだ使える代物だったではないかッ!もっとも娘の残り香アーマーを洗濯なんかするわけないがなッ!」 メリ「…だから処分したのよ」 ウィ「身内が変態なのは同情はするが、壊れてないのに買い換えるのは理解できないな。あと装備品を破壊する野蛮な剛剣は理解したくない」 メリ「装備を新調すれば戦闘効率が上がる。剛剣は野蛮どころか、装備品を破壊して戦闘力を下げることで味方への被害を減らす合理的な剣技よ」 ウィ「正論だから言い返せないが、私の勿体無い精神のやり場をどうすればいい? とりあえず物を粗末にするようなことを否定したいのだが」 イズ「姉さんは物を粗末にしてるわけじゃなくて、装備の拘りが強いんだ。この前姉さんに攻撃したら、ディフェンダーでガードされて、セイブザクィーンで斬り返されて、ホーリーランスでトドメを刺されたよ。まるで武具の宝石箱だ」 ヴォル「メリアドールは剣、槍、鞄、自動弓、帽子以外のすべての防具を扱える幅広さが旨味だからな。まるで武具の宝石箱だよ」 イズ「既出」 ヴォル「だから私はメリアドールへの武器提供は惜しまないぞ。常に高性能、高画質で居てくれ」 ウィ「私への装備品の支給はないのか? ただでさえ私の給与は他の者より二桁少ないというのに」 ヴォル「装備品を買い換えることに理解がないミスリルナイト殿には関係のないことでは?」 ウィ「タダなら話は別だ」 メリ「言っておくけど、私は装備品は自分で買ってるからね。キャラビニエールを処分したのも、この光のローブを買ったから…」 ウィ「光のローブを渡せ!」 メリ「急に変態にならないでよ!」 ヴォル「装備が欲しければ雷神シドを暗殺してみろ。それなりの働きを見せればダイアソードぐらいはくれてやる」 ウィ「いいだろう。だがダイアソードはいらん。金をくれ。私にはまだ使えるミスリルソードがあるからな…」 勝利条件 剣聖オルランドゥを倒…した!
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381 序盤 sage 2008/11/08(土) 02 06 38 ID rVWauoGgO 昔々ある洞窟に、一人の子供が監禁されました。 子供は1ヶ月もの間、水や食糧を一切与えられずに放置されました。 しかし、子供は死にませんでした。 子供は洞窟の中で奇跡を起こし、死を超越したと言うのです。 そう、その子供こそが後に「神の御子」と崇められた聖アジョラなのです。 子供の手には、聖石が握られていたとかいなかったとか… ヴォル「…というわけで1ヶ月後にまた会おう」 メリ「ちょっと!どうして私を洞窟に閉じ込めるの!?」 ヴォル「話を聞いてなかったのか。お前にも人間を超越してもらいたいのだよ」 メリ「冗談じゃない!1ヶ月も絶食したら普通死ぬでしょ!」 ヴォル「だからこそ生き存えた時に奇跡の証明になる」 メリ「バカバカしい。そんな話を信じると思うの?」 ヴォル「聖石を信じていればきっと奇跡が起こるさ。がんばれ」 メリ「ちょっと待ってよ!父さん!」 メリ「まさか本当に閉じ込めて行くなんて…」 豚「ぷー」 メリ「??」 豚「ぷー」 メリ「なぜこんなところにポーキーが…」 豚「ぷー」 メリ「お前も閉じ込められたの? かわいそうに…」 豚「ブヒ」 メリ「…今日からお前の名はイズルードよ。よろしくね」 豚「……」 382 中盤 sage 2008/11/08(土) 02 07 50 ID rVWauoGgO 10日後 メリ「はぁ…はぁ…ごめんねイズルード…。私はもう…ダメみたい」 豚「ぷー」 メリ「おやす…み…」 その時メリアドールの持つ聖石が輝きだした 聖石「我と契約を結べ…」 メリ「…どういうこと? 聖石が喋って…」 聖石「汝の絶望と悲憤が我を喚び出した…」 メリ「これが…聖石の奇跡…?」 聖石「我と契約を結べ…。さすれば汝の願いを聞き届けよう。イズルードよ」 豚「ブヒ!」 メリ「…えっ? 私じゃないの!?」 聖石「ファイガ!」 豚「ウボァー」 メリ「どういうこと!? 豚が丸焼きに…」 聖石「奴が望んだことだ…」 メリ「そんな…」 聖石「…イズルードからお前に遺言を預かっている」 メリ「…遺言?」 聖石『僕を食べて、僕のぶんまで生きてください』 メリ「……」 聖石『さぁ、僕の顔をお食べ』 メリ「…ごめん。ごめんね…イズルード」 聖石「…さて、相応しい肉体を探しに行くかな」 メリ「あなたは一体何者なの?」 聖石「名乗るほどの者じゃないさ」 メリ「水が飲みたいんだけど…」 聖石「…図々しい奴だな。じゃあ特別に豚の死体から香水を作ってやろう」 メリ「…香水? できれば飲み水を…」 聖石「大丈夫。俺を信じろって」 383 終盤 sage 2008/11/08(土) 02 09 04 ID rVWauoGgO イズ「姉さん!しっかりして!姉さーーん!」 メリ「……」 イズ「やだよ!死んじゃやだよ姉さん!」 メリ「う…」 イズ「…姉さん!生きていたんだね…」 メリ「…どうして?」 ヴォル「あれから1ヶ月が経ったのだよ」 メリ「父さん…」 ヴォル「そしてお前は生きている…。私はとても嬉しいぞ…」 メリ「……」 ヴォル「だが、聖石はお前の体を選ばなかったはずだ…。お前は一体何者だ? なぜ生きている?」 メリ「何それ…。私も神の御子ってのになったんじゃないの?」 ヴォル「いや、それはない。あれはお前を極限状態に追い込むための作り話だからな」 メリ「こ、このオヤジ…」 ヴォル「なぜだ…。脆弱な人間の体で生き存えるわけがない…」 メリ「…奇跡が起こったのよ」 ヴォル「なに?」 メリ「全ては聖石とイズルードのおかげ…」 イズ「へっ?」 メリ「イズルードの顔…とっても食べにくかったわ…」 イズ「意味わかんねえ!」 メリ「…この香水はね、イズルードの体から作ったの。この香りが私に生命力を与えてくれたのよ」 ヴォル「…お前は何を言っているんだ? 混乱しているのか?」 メリ「あ、誤解しないで。今は豚の話をしてるのよ」 イズ「誰が豚だ!」 387 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/11/11(火) 00 33 27 ID LiW1kbR6O メリ「自分より大切なものは何?」 ラム「分かんない」 メリ「自分が一番?」 ラム「身内も大切だけど自分ほどじゃない」 メリ「よっぽど自分が好きなのね」 ラム「りんごが好きでも食べられなきゃ意味ないよ」 メリ「もし自分と妹のどちらかしか助からない場合どうする?」 ラム「大丈夫。全てを捨てて逃げ出す」 メリ「切羽詰るとすぐ逃げる…」 ラム「なかったことにして、妹のぶんまで生きる」 メリ「もっともらしく言ってもダメ」 ラム「のらりくらりな人生さ」 メリ「がっかりだわ」 ラム「出走の先にはきっと平和な未来が…」 メリ「来ないわよ!」 ラム「たぶん妹は喜んで僕の代わりに死んでくれるよ」 メリ「とんでもない恣意的解釈…」 ラム「きついよね。妹の為に死ぬ奴とか」 メリ「、、、」 ラム「それに僕レイズ使えるし」 メリ「れ…レイズで解決するの?」 ラム「がんばる」 メリ「愛情はないの?」 ラム「ないよね」 メリ「のほほんと言うな」 ラム「かっこ悪いよね。妹の為に死ぬ奴とか」 メリ「もう既にかっこ悪いけど?」 ラム「しかしなぜイズにレイズしないの?」 メリ「れイズ使えないから」 ラム「なんて愛がない人だ」 メリ「いい加減にしろ」 389 前半 sage 2008/11/15(土) 00 59 16 ID OtRKFYsJO メリア14歳「星天爆撃打!」 Miss! メリ「どうしても戦技になってしまう…。一体私に何が足りないの…?」 ?「気合いだ」 メリ「…誰?」 ?「通りすがりの旅の剣士だ」 メリ「はぁ…」 ?「私もかつては剣聖と謳われた身。助言くらいはできると思うが?」 メリ「見よう見まねで剛剣を練習してるんだけど、できなくて…」 ?「父に習えばよいではないか」 メリ「…なぜ父が剛剣を使うことを知ってるの?」 ?「お主の父に剛剣を教えたのはこの私だからな」 メリ「!!」 ?「しかし、父親にそっくりだな…」 メリ「全然似てませんけど?」 ?「何を言う。色違いにしか見えんが?」 メリ「あ、たぶん人違いです。私は青い人の娘じゃないです」 ?「何だ、青い人の娘じゃなかったのか…ごめん」 メリ「そんなことより私にも剛剣を教えてくれませんか?」 ?「父に習えばよいではないか」 メリ「父は、私が騎士になることを認めてくれなくて…」 ?「なるほど。では報酬として馬を用意してくれるか? 馬に逃げられてしまってな…」 メリ「チョコボでよろしければ手配できますが」 ?「それでいい」 こうしてメリアドールは旅の剣士に弟子入りした。 そして夜が明けた! 390 後半 sage 2008/11/15(土) 01 01 09 ID OtRKFYsJO ?「たった1日で剛剣を習得するとは…、私は教える天才だな」 メリ「はぁ…」 ?「お主はそこそこ才能があるから、鍛錬を怠らなければそこそこの達人になれるだろう」 メリ「モチベーション下がるんですが…」 ?「…私は長い修行の末に剛剣を超える技を編み出した…」 メリ「そっちを教えて下さいよ…」 ?「ならば最強の剣を求めよ!より高度な技を得るには、より高度な剣が不可欠なのだ!」 メリ「じゃあ最強の剣を下さい」 ?「自分で探すことに意味がある!…と言いたいところだが、かわいいからあげちゃう」 メリアドールは グングニルを てにいれた! メリ「槍じゃん!」 ?「私が所持する武器の中で二番目に強い物だ。まぁこれで技を編み出せたわけじゃないが」 メリ「槍だからよ!」 ?「お主がいつか、全てを切り裂く剛剣…『斬鉄剣』の神髄に辿り着くことを楽しみにしてるぞ」 メリ「えっ…それって…」 ?「さらばだ」 メリ「もうお会いできないのですか?」 ?「会いたくなったら喚ぶがよい。さらばだ!」 旅の剣士は黒チョコボに乗って空に舞い消えていった… メリアドールは召喚魔法「オーディン」を覚えた! メリアドールは グングニルを なげすてた 392 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/11/19(水) 00 10 18 ID VP7NgLeAO MF「マインドブラスト」 メリ「きゃあああ!」 ラム「大変だあ!メリアが混乱したああ!みんなメンテナンスをー!」 仲間「ダメだ!戦闘中にアビリティを変更できない!」 メリ「冥界恐叫打」 ムス「ぎゃああ!」 ラム「さ、さよならムスタディオーー!」 メリ「壊壊壊壊壊壊」 ラム「怖え…なんて恐ろしい目をしてやがる…。みんな一斉投石だああ!混乱を解除しろーー」 仲間「投石!」 ラム「我と合見えし不幸を呪うがよい…そして死ね!投石!」 メリ「あはは…はははは!」 ラム「な、なぜ効かん!?」 仲間「ヒィィ!血を流しながら向かってくるぅ!」 ムス「うおお!足を狙うーー!」 ラム「ああムスタディオ!銃も持たずに何をーー!」 ムス「メリアは俺が足止めする!俺に構わず逃げるんだ!」 ラム「ダメだ!君を置いては行けない!さよならムスタディオ!」 メリ「ハハハ!たかが好青年ごときがこの私を止められるものか!」 ムス「うおお!ならばフードを狙う!」 ラム「なんだとコラァ!みんな!ムスタディオをやっつけろ!」 仲間「お前が一番狂ってる!」 メリ「無駄無駄!リボンつけてるから私に狙撃は通用しない!」 ムス「じゃあなんで混乱してんだよぉ…」 398 前半 sage 2008/11/22(土) 01 02 29 ID pTMzUO/GO フィナス湖 メリ「きゃああ!」 ラム「ああっ!メリアを押し倒すつもりが、体当たりしちゃって湖に転落させてしまった!」 メリ「ゴボッ…助け…ゴボボ…」 ラム「あ、沈んだ」 なんと湖の中から女神が現れた! 女神「あなたが落としたのは緑のメリアドールですか? それとも青のメリアドールですか?」 ラム「緑のメリアドールです」 女神「あなたは正直者ですね。正直者には両方差し上げましょう」 ラム「ありがとうございます」 ラム「…というわけでメリアドールが二人に増えてしまった」 雷神「よく正気でいられたな…」 ラム「とりあえず緑をメリア、青をドールと名付けました」 雷神「いいなそれ」 メリ「……」 ラム「ってか息してないし!」 雷神「は、早く人口呼吸をしなければ!」 ラム「じゃあ僕がメリアに人口呼吸するんで、ドールの方お願いします」 雷神「いや、私がメリアに人口呼吸しよう」 ラム「僕がメリアに人口呼吸するんです。これは宿命です」 雷神「ドールもメリアドールじゃないか。何が不服だ?」 ラム「僕はよりリアルに人口呼吸したいんです。ドールは青色だから偽物っぽくて…」 雷神「同じ理由でメリアは譲れない」 ラム「表へ出ろ」 399 後半 sage 2008/11/22(土) 01 03 46 ID pTMzUO/GO ラム「いいこと考えた。とりあえずメリアを蘇生しよう」 雷神「ドールは?」 ラム「メリアを蘇生して、メリアにドールの人口呼吸をさせるんです。百合百合です」 雷神「それは興奮するな。とりあえず私がメリアに人口呼吸すればよいのだな?」 ラム「表へ出ろ」 メリ「…うう」 ラム「げっ!もたついてる間にメリアのほうが自力で復活しつつある!」 雷神「いや、まだ間に合う!唇はもらったあ!」 ラム「させるか!引っ込んでろジジイ!」 雷神「邪魔をするな青二才!お前にはまだ50年早いわ!」 メリ「…なにやってるの?」 ラム「あーあ、起きちゃった。つまんね」 メリ「わ、私がもう一人いる!?」 雷神「この娘も湖で溺れていたんだ。人口呼吸してあげなさい」 メリ「はぁ…」 メリ「ん…」 青「……」 ラム「メリアとドールがキスしてる…」 雷神「メリア×ドールとは珍しいCPだな」 青「ゴホッ…ゴホッ」 メリ「大丈夫?」 青「自分自身よりも大切なものができたとき、それが愛なのかもしれない…」 ラム「ちょ…ローファルってオチじゃなくて、マジでメリアかよ!」 その後、メリアは湖に落とされ続け、量産型メリアが世を席巻する「神の国」が誕生したという… 402 前半 sage 2008/11/25(火) 00 43 47 ID Ucld0O6jO ロー「フューネラルが呼んでましたよ? 大事な話があるとか」 メリ「え…フューネラルが? 私に?」 ヴォル「こら!呼び捨てはやめろ!」 メリ「はぁ…猊下って異常にベタベタしてくるから苦手なのよね…」 ヴォル「もし私の話題になったら、とりあえず絶賛しておいてくれ」 メリ「何を絶賛するの?」 ヴォル「HPが高いとか、逃げ足が早いとか、いろいろあるだろ」 メリ「ゴキブリみたいね」 ロー「ブッ…!」 ヴォル「お前が吹くな!」 コンコン メリ「教皇猊下、メリアドールです。お話があると聞いて参りました」 …… コンコン メリ「…猊下? いらっしゃらないのですか?」 …… メリ「セクハラクソ野郎」 …… メリ「…人を呼んでおいて留守だなんてどういう了見よ」 クレ「…お前は一人で何をやってるんだ?」 メリ「セクハラクソ野郎に呼ばれたから来たけどいないのよ」 クレ「…ここまで知性が感じられない言葉があっただろうか」 メリ「あなたは何してるの?」 クレ「ただの通りすがり」 ガチャッ メリ「あれ? 鍵かかってないみたい」 クレ「お、おい!猊下の部屋に勝手に入っては…」 メリ「きゃあああ!」 クレ「うわあああ!」 部屋の中で教皇が死んでいた 403 後半 sage 2008/11/25(火) 00 45 09 ID Ucld0O6jO クレ「背後から剣で体を貫かれている。これは間違いなく殺人…」 メリ「一体誰が…」 クレ「…この凶器、確かお前も同じ剣を持っていなかったか?」 メリ「わ…私を疑ってるの!?」 クレ「クソ野郎とか言ってたしな」 メリ「なら、理由もなく部屋の周りを彷徨いてたあなただって怪しいわよ!」 クレ「フッ…私は剣はおろか、本より重いものを持ったことがないから不可能だね。フッ」 メリ「いえ…あの…なんかごめん…」 教皇「う…ぐ」 クレ「げ、猊下? 生きておられましたか!誰にやられたのです?」 教皇「フー…ド…」 メリ「教皇破点突き!」 教皇「ウボァー」 クレ「お…お前、なにを…」 メリ「だ、だって猊下がフードが犯人だなんて言うから!フードが人を殺すわけがあばばばば」 クレ「き、気をしっかり持て!実際トドメを刺したのはお前だ。もうお前が犯人なんだよ!」 メリ「あなたもフードに罪を被せるつもりなら生かしておけない…」 クレ「ま、待て…早まるな…意味がわからんぞ!」 メリ「さよなら。誰か知らない人」 クレ「名前くらい覚えといてクレよおお!」 『ぎゃあああ!』 ヴォル「随分騒がしいな」 ロー「殺人事件でも起きたのですかね…フフフ」 407 前半 sage 2008/11/29(土) 01 13 40 ID dRNPsHy7O メリ「ここがランベリー城か…」 アル「どしてこげなとこわざわざまかった?」 メリ「へっ?」 アル「早くけえんねえと、どぶんにひきまわしてけつばるんぞぢぐぞが」 メリ「な、なに?」 レディ「早く帰らないと肥だめに引きずりまわしてクソまみれにするぞこの野郎、と言ってます」 セリア「ごめんなさいね、彼は地獄の田舎のほうに住んでたから訛りが酷くて」 メリ「はぁ…」 レディ「用件を伺いましょう」 メリ「異端者ラムザがこちらに向かっていると聞きまして…」 セリア「ええ、じきに到着するでしょう。それが何か?」 メリ「奴は私の弟の仇でして…」 セリア「なるほど。でしたら、我々もあなたの仇討ちに協力致しましょう」 メリ「本当ですか?」 セリア「アルガス。こちらの女性に助勢して差し上げなさい」 アル「うがったなぢぐぞが。俺とかでばすーさんたぼらちってえねくるべ」 メリ「…はい?」 レディ「よかったなお前。俺と組めば異端者ごとき水を得た魚だぜ、と言ってます」 メリ「どっちみち意味わからんわ!」 アル「このそつくをつかさったざらるえ様おおきに」 レディ「この出逢いを与えてくれたザラルエ様に感謝する、と言ってます」 メリ「誰よそれ!」 408 後半 sage 2008/11/29(土) 01 14 54 ID dRNPsHy7O メリ「今度こそ弟の仇を討たせてもらうわ!」 アル「やっとかめだなもラムザ。この日こよこよおまんさいだぞ」 ラム「メリアドールにアルガス!? お前は死んだはず…。あと日本語でおk」 メリ「久しぶりラムザ。この日が来るのを待ってたぜ!…って言ってる」 ラム「…なんで分かるの?」 アル「うっちんだんじゃねえ、うまれたんだ。ざらるえ様のちびりでなあ」 メリ「死んだんじゃない、生まれたんだ。ザラルエ様のお力によってな!…だって」 ラム「誰だよ!」 アル「メリアは俺の女じゃ。手出しするなら容赦しねーべ」 メリ「お前を倒すために地獄で究極のパワーを身につけ蘇ったぞ!…だって」 ラム「ウソつけ!」 アルガスの体が腐食し始めた… アル「あばらデスナイトうだでぐなったか?」 メリ「どういうこと!? アルガスが化け物に!」 ラム「これで分かっただろう、君の弟はこいつらと戦って死んだんだ」 アル「うったらちぃへにぽはにぽ!」 メリ「うるさい!星天爆撃打」 アル「ぎ…ギペポ!」 ラム「弱っ」 メリ「あなたの言ってたことは本当だったのね…悪かったわ」 ラム「いいんだ。じゃあ帰ろうか」 メリ「ええ」 ザルエラ「えっ、俺のイベントは?」 413 前半 sage 2008/12/02(火) 00 16 06 ID JFtKakCWO ガチャ イズ「おはよう姉さん!師走に入り、初冬の寒さが身にしみる時期になりましたねぇ」 メリ「ちょっと、女子の部屋に入るときはノックくらいしなさいよ…ゴホッゴホッ」 イズ「どうしたの?」 メリ「ちょっと風邪気味で…ゴホッ」 イズ「なんだって!誰か!誰かおらぬかあー!」 ガチャ ヴォル「どうした?」 メリ「ノックしてよ!」 イズ「姉さんが風邪を引いた!」 ヴォル「それは大変だ!誰かおらぬかーー!」 ガチャ ガフ「なンの騒ぎだ?」 メリ「あんた誰よッ!?」 イズ「姉さんが風邪を引いたんだ」 ヴォル「娘が風邪を引いたんだ」 ガフ「マジかよ。誰かいねぇかーー!」 メリ「あーもううるさい!なんでそんなに人の部屋に召喚したがるのよ!?」 イズ「姉さんが風邪を引いたから」 ヴォル「娘が風邪を引いたから」 ガフ「嫁が風邪を引いたから」 メリ「勝手に家族増えるな!」 イズ「父上、また子供産まれましたね」 ヴォル「ああ、これで4人目だ。現実でもこれくらい欲しかったんだがな」 メリ「人の部屋で人生ゲームするな!」 ヴォル「これが10歳のときの娘の写真だ」 ガフ「ン、この頃からほっかむりしてたンだな」 メリ「勝手に人のアルバム見るな!」 414 後半 sage 2008/12/02(火) 00 17 35 ID JFtKakCWO メリ「うっ…いっぱい怒鳴ったから…もう体力が…ゴホッ…ゴホッ」 ヴォル「そういや今回のテーマは風邪だったな」 メリ「…今のうちに風邪引いとけば誕生日には健康でいられるかな…?」 ガフ「風邪なめンな!」 イズ「そういや誕生日近いんだっけ。今年は世界一美しい姉さんに世界一美しい花を贈るよ!」 メリ「ありがとう。でも花はいらないわ」 イズ「……」 ヴォル「どこがもう少しなんだ? まだ390日くらい先だろ?」 メリ「戯れ言はいいからプレゼント用意しといてよね。花以外で」 ヴォル「さて帰ろうか」 ガフ「病人は大人しく寝てろよ」 イズ「姉さんのこと、忘れないから…」 メリ「お、お前ら…ゴホッ…ゴホッ」 ガフ「ほら、これを貸してやるから早く回復しな」 ブラッドソードを手に入れた! ガフ「これで家族の誰かを斬るンだ」 ヴォル「…なんだと?」 イズ「おいコラ。言い出しっぺのお前が斬られろよ。殺すぞ」 ガフ「同じ血が流れてる家族のほうが吸収に良いンだよ」 イズ「姉さん、まさか斬ったりしないよね…?」 ヴォル「まさか私を斬るとは言うまいな? 私は団長だぞ?」 メリ「安心して。全員斬るから」 イズ「!!」 ガフ「この分からず屋め!」 417 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/12/05(金) 00 08 50 ID FeoTNSENO ラム「大変だ!図書館で借りた本に牛乳こぼしちゃった…」 メリ「あーあ、弁償ね…」 ラム「とりあえず拭きたいからフード貸して」 メリ「頭巾は雑巾じゃない!そもそもフードっていうのは…」 ラム「牛乳パックってこぼれやすいから牛乳もペットボトルで売るべきだ!牛乳パック死ね」 メリ「フードは頭部を守るだけでなく、頭髪を隠すことで禁欲的な…」 ラム「いつまでもフードの話をしてんじゃねーよ!フド士か!」 メリ「腐女子みたいに言うな!」 ラム「牛乳がペットボトル販売禁止なのが納得いかない!」 メリ「いっそフードに入れて、フード飲料として売ればいいのにね」 ラム「フード飲料って、食べ物なのか飲料なのか…」 メリ「フード飲料の長所はこぼしてもすぐ拭けること!絶対売れるわ!」 ラム「頭巾は雑巾じゃない!」 メリ「フード飲料ならこの事故は防げたのに…」 ラム「おっぱい吸わせてくれたらこの事故は防げたのに…」 メリ「…ところで、この本ってゲルモニーク聖典じゃないの?」 ラム「あ、バレた?」 メリ「デジョンのページが滲んで読めない…。これじゃクリアできないわよ?」 ラム「胡散臭い本が乳臭くなってしまったとさ。完」 メリ「やかましい!」 421 前半 sage 2008/12/08(月) 00 05 21 ID Qwevk3sHO アドラメレクを倒したラムザ一行は、船に乗って聖ミュロンド寺院を目指していた ラム「ベオルブ家はもう終わりだ…」 メリ「…ごめんなさい。うちのヴォルマルフのせいでこんなことに…」 ラム「まったくだ。家庭で一体どういう教育をしているんだ!」 メリ「返す言葉もございません…」 ラム「謝罪はもう結構。それより僕の悲しみを癒やしておくれ…」 ラムザがメリアドールに抱きついた! ラム「少しだけ…少しだけでいいから、胸を貸して欲しい…」 メリ「…泣いているの?」 ラム「ううっ…だって…兄さんが消えちゃって…長兄が化け物で…ひぐっ…」 メリ「よしよし…。今日は気が済むまで泣けばいいわ…」 ラム「うわああん!」 ラムザがメリアドールの胸元で泣き出してから40分が経過した… ラム「ううっ…ぐすっ」 メリ「あの…すごく言いづらいんだけど、そろそろ離れない?」 ラム「ザルバッグ兄さぁぁんアルマぁぁ長兄ぃぃぃうわああん!」 メリ「…泣いてるところ悪いんだけど、大事な話があるの…」 ラム「実は僕も話があるんだ…」 メリ「…私が先に言っていい?」 ラム「どうぞ」 メリ「…船酔いで…吐きそう…」 ラム「…奇遇だね、僕もだよ…」 422 後半 sage 2008/12/08(月) 00 06 35 ID Qwevk3sHO メリ「…だからね、そろそろ離れてくれない?」 ラム「やだよ。大義名分ありで女に抱きつける機会なんて滅多にないし」 メリ「…苦しくないの?」 ラム「一生ここで過ごしたい…」 メリ「一秒でも早く離れたい…」 ラム「君の温もりと甘い香水の香りが、僕を一層酔わせるのさ…」 メリ「…じゃあ尚更離れてよ…ウプ…」 ラム「よしよし…。今日は気が済むまで吐けばいいよ。僕の胸に」 メリ「やだ…人前で吐くなんて恥ずかしい…。フードがあったらかぶりたい…」 ラム「穴があったら入りたいだろ…」 メリ「もういっそ死にたい…。船酔いが辛すぎて…弟の仇なんてどうでもよくなってきた…」 ラム「おいおい滅茶苦茶言うな。君が死んだら、船上のメリークリスタルになるじゃないか」 メリ「ウプ…もうダメ…」 ラム「やむを得ん…ベオルブキッスを使う時が来たか!」 ※ベオルブキッスとは吐き気のある二人が口づけをし、出口を塞ぐことで 嘔吐による被害や羞恥心を完全に当事者間に抑え込む究極のガッツ技である! ラム「ちゅぱちゅぱ」 メリ「ん~~!ん~~!」 ムス「おい、お前らこんなところで前戯するなよ。もうゴーグに着いたぞ」 メリ「ミュロンド通り過ぎてるし!」 425 前半 sage 2008/12/11(木) 00 06 33 ID tUOxYI6hO ラム「…僕の日常の些細な悩みを聞いてくれないか?」 メリ「どうしたの? 悩み事なんて珍しい」 ラム「…実はさ、僕にはチ〇コが二本付いてるんだ」 メリ「!!」 ラム「ごめん…つまんないことで悩んでて…」 メリ「か、かなり深刻な問題でしょ!」 ラム「今流行りのフタナリってやつだ…」 メリ「よくわかんないけど、それは違うと思う…」 ラム「今まで恥ずかしくて誰にも相談できなかったんだ…」 メリ「ごめん、たとえ単品だったとしても私じゃ力になれないと思うわ…」 ラム「…やっぱり女性から見て、彼氏がフタナリだったら嫌かな?」 メリ「…私は別に気にしないけど、嫌がる人もいるでしょうね…」 ラム「えっ、君はフタナリ好きなの?」 メリ「そ、そういうわけじゃなくて…。私もできれば単品がベストなんだけど…」 ラム「…そうか」 メリ「でも一本もないよりマシだし、チ〇コが全てじゃないし…って、私何言ってるんだろ…」 ラム「気休めどうもありがとう」 メリ「…どうして相談相手がよりによって女の私なの?」 ラム「君ならやってくれると思ったからさ」 メリ「…何を?」 ラム「一本斬ってくれないか?」 メリ「え、ええーーっっ!!どうして私が!?」 426 後半 sage 2008/12/11(木) 00 07 43 ID tUOxYI6hO ラム「僕のロングソードを100%確実に破壊できるのは君だけだ」 メリ「…相当痛いわよ?」 ラム「痛みなくして変革などありえない」 メリ「…そこまで言うならやってみる」 ラム「では早速、患部を見てくれ」 メリ「うっ…本当に二本ある…」 ラム「とりあえず麻酔がてらに少し舐めてくれないか?」 メリ「ちょ、ちょっと!大きくしないでよ!ここは全年齢板よ!」 ラム「それを言い出したら最初からダメだろ!」 メリ「え…でも、よく見たらこれ…あれ?」 ラム「もしかしてチ〇コ見るの初めて? かわいいなぁ」 メリ「弟とよくお風呂に入ってたから初めてではないけど…あれ…何か違う…」 ラム「い、一緒にお風呂だと!? イズルードのくせに生意気だ!イズルード死ね」 メリ「弟が死んだから私達は出会えたんでしょ?」 ラム「…イズルードありがとう。で、違うって何が?」 メリ「たしか弟のものは先端にメンテナンスが…」 ラム「本人が聞いたら自殺するぞ…」 メリ「だからもう死んだんだって…冥界恐叫打」 ラム「ぎゃあああ!いきなりすぎるぅぅぅ!!」 ラム「…あれ? 痛くない…」 メリ「あ、ごめん。失敗して一本増えちゃった」 ラム「どういうメカニズムだよ!」 429 前半 sage 2008/12/14(日) 00 05 28 ID AMwizE/lO 『今夜11時、グレバドスの秘宝をいただきに参ります。by空賊バルフレア』 ロー「…今どき挑戦状ですか。空賊(笑)」 ヴォル「最近話題の怪盗らしい。寺院の金品を狙うとは罰当たりな奴だ…」 ?「そんなときは私達に任せて!」 ヴォル「はぁ?」 イズ「見た目は大人!頭脳は子供!その名もイズルード・ティンジェル!」 メリ「適度に大人!適度に乙女!その名もメリアドール・ティンジェル!」 二人「二人合わせてメリアドール・シスターズ!」 ヴォル「イズルードの要素がまったくねえ!」 メリ「人の物を盗ろうなんて不埒者は私が許さない!」 ヴォル「…人の物を壊すのもどうかと思うけどな」 イズ「空賊とやらの始末は我々にお任せください」 ヴォル「大丈夫なのか? 空賊ってメンテナンス付いてるらしいぞ?」 メリ「大丈夫よ、もう捕まえたから」 空賊「ぐはっ…」 ヴォル「展開が早すぎる!」 空賊「ちっ…しくじったか…」 ロー「猿がシャツ着てる(笑)」 空賊「うるせえ!ハゲに言われたかねーよ!バーカ!ハーゲ!」 メリ「うわぁ…」 イズ「うわぁ…」 ロー「…この挑戦状を書いたのは貴様か?」 空賊「…ああ」 ロー「11時に来いよ」 空賊「…ごめん」 430 後半 sage 2008/12/14(日) 00 06 40 ID AMwizE/lO ヴォル「小娘に捕まるような程度で、怪盗の真似事なんて愚の骨頂だな…」 空賊「どうせ剛剣で来ると高をくくってたら、いきなり素手で殴りかかってきて焦ったんだよ…」 メリ「私、空手ニ級だから」 ロー「微妙じゃん…」 空賊「どうせ壊すしか能がないんだから剛剣だけ使ってろよ!この緑ボンバーマンが!」 メリ「誰が緑ボンバーマンよ!」 ロー「ところで、グレバドスの秘宝とは何のことだ?」 空賊「…お前達が集めている宝石のことだ」 ヴォル「聖石が狙いか。ならば死ね!二度と愚行を重ねぬよう徹底的に叩き潰せーー!」 空賊「それが聖職者の言うことか!」 メリ「せっかくだから私達の連携技を見せてあげるわ!行くわよローファル!」 ロー「ええ。ジョブ特性でメンテナンスなんて気に入らないですし」 イズ「……」 ヴォル「イズルードほったらかしかよ!」 メリ「グレバドスの秘宝なんて言うから、私のフードを狙って来たのかと思ったわ」 ロー「同意」 空賊「青と緑の髪隠し…ってか? 誰が欲しがるんだよ…そんなもん」 ヴォル「ジブリっぽく言うな!」 ロー「呼んでいる~♪胸のどこか奥で~♪」 メリ「我と合見えし~♪不幸呪うがいい~♪」 空賊「ぎゃあああ!」 432 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/12/16(火) 10 09 28 ID mcmvX1dX0 メリ「囲まれた……? 誰か援護を、このままでは……」 ラム「…………」 メリ「どうしてッ!? 私一人だけ敵陣に置き去りだなんて……!!」 ラムザ「メリアドール。聞こえていたらあなたの生まれの不幸を呪うんだね……」 メリ「何ッ!? 何ですって、ラムザ!」 ラムザ「クスクス…… あなたはいい騎士でしたけど、あなたのお父上がいけないんですよ」 メリ「…… クッ、謀ったわね、ラムザッ!!」 メリ「ミュロンド・クレバドス教会に栄光あれーッ!!」(吶喊) 433 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/12/17(水) 00 02 27 ID atvEcihyO メリ「わあ!吐く息が白~い!水たまりが凍ってる~!キャッキャッ!」 ラム「さ、寒い…。なんでそんなにテンション高いんだよ…」 メリ「冬はフード全盛期!四季の中で一番愛してる!」 ラム「あ~四季うぜえ。暑かったり寒かったり忙しいんだよカス」 メリ「太陽の活動にケチつける気?」 ラム「太陽は泣いたり曇ったり情緒不安定なカス。毎日気合い入れて晴れろカス。空気読めカス」 メリ「それ太陽のせいじゃないし、太陽の周りに空気ないでしょ」 ラム「四季のせいで4パターン服を買わなくちゃいけないし、衣替えも面倒」 メリ「Chapterごとに衣替えしてるくせに」 ラム「だからいまだに風呂でオシッコしちゃうんだよね」 メリ「脈絡がなさすぎる!」 ラム「ねぇ、剛剣で太陽殺してよ」 メリ「剛剣があんなに遠くまで届いたら使えないキャラだなんて言われないわよ」 ラム「星天爆撃打なら射程3光年くらいあるだろ」 メリ「え、そうなの? 星天爆撃打」 太陽「ウボァー」 メリ「で、できちゃった…」 ラム「…いるよね、定期テストはヘタレなくせに、実力テストに強いカス」 メリ「それのどこがカスなのよ!」 太陽「…地球よ、お前は何を手に入れた? 俺は…」 End 436 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2008/12/21(日) 00 09 04 ID QsuFvtGQO Cloud「May I ask you?」 メリ「…誰?」 Cloud「Where is here? I came from the FF7」 メリ「言葉が全然分からない…。外国の人?」 ラム「ここは話術を極めた僕にお任せ!」 メリ「分かるの?」 ラム「What s your name?」 Cloud「I m Cloud Strife. I m looking for a woman. Her name is Aerith」 ラム「彼の名は『雲の闘争』、エアリスって人を探してるらしい」 メリ「随分渋い名前ね…」 Cloud「Ha ha ha. Black materia」 ラム「君の頭は魔法マテリアみたいだね、だって」 メリ「例えが異次元すぎる!」 Cloud「Why is she wearing a hood?」 ラム「She has no hair」 メリ「誰がハゲよ!」 ラム「そこだけは分かるのかよ!」 Cloud「What s her name?」 ラム「Her name is Aerith」 Cloud「Really? Come on!」 メリ「きゃ!ちょっとどこに連れて行く気!? 離して!」 Cloud「Aerith! Let s go to the Promised land!」 ラム「行こう、約束の地へ…だって」 メリ「いや!ラムザ助けて!雲の闘争に拉致されちゃう!」 ラム「興味ないね」 Cloud「思い出の中でじっとしていてくれ…」 メリ「い、いや…助けてよラムザ~~!」 ラム「ふぅ、メリア除名完了っと」 438 序盤 sage 2008/12/24(水) 00 01 35 ID Zahf1jtnO メリ「今日は私の誕生日!今年はイズがいないから寂しいなぁ…」 ヴォル「喜べ。今年はお前にプレゼントを用意したぞ」 メリ「え、本当!? 父さんが私の誕生日を祝ってくれるなんて珍しい」 ヴォル「イズルードが殺され、お前も寂しがっているだろうと思ってな。冥土の土産ってやつだ」 メリ「ありがとう…。日本語おかしいけど」 ヴォル「おーーい!」 イズ「クリスマス死ね」 メリ「い、イズルード!? どうして…」 ヴォル「我々が秘密裏に作り出したクローン人間『Izlude-X』だ」 メリ「クローン人間…。大丈夫なの…? 道徳的に」 ヴォル「よくできた人形だと思えば問題ない」 イズ「クリスマス死ね」 メリ「……」 ヴォル「まだ生まれたばかりの赤子同然だからな。この言葉しか知らんのだ」 メリ「…作った人、童貞でしょ?」 ヴォル「イズルードは生まれ変わった。もう老いることも死ぬこともない!ずっと一緒さ!」 メリ「クローンってそういうものなの? まぁいいや、少し出かけてくるね」 ヴォル「ああ生きるって素晴らしい!」 メリ「…というわけでイズルードも仲間に入れてあげて欲しいの」 イズ「クリスマス死ね」 ラム「神殿騎士とウチを掛け持ちするなよ!」 439 中盤 sage 2008/12/24(水) 00 03 00 ID ibTjGIn2O メリ「掛け持ちっていっても、プレゼントをせびりに行っただけで、私の心は完全に異端者よ?」 ラム「ダメったらダメ!こいつ加入したら僕に構ってくれなくなるだろ?」 メリ「そんな理由で…」 イズ「キリストまじうぜえ」 メリ「えっ、もう喋れるの?」 イズ「だいたいキリストの誕生日は明日だ。今日は姉さんの誕生日なんだよ!」 ラム「そうだそうだ!メリア記念日は男女がズッコンバッコンする日じゃねーぞ!」 メリ「変なところで意気投合しないでよ!」 イズ「誕生日おめでとう姉さん。剛剣でクリスマス潰してよ」 ラム「生まれてきてくれてありがとう。剛剣で12月24日潰してよ」 メリ「それだと私が生まれてこれないでしょ!」 イズ「痛みなくして変革などありえない」 メリ「犠牲なくして手に入らない平和なんていらない」 ラム「それ言っちゃダメだろ!」 イズ「サンタさんは」 ラム「サンタさんは」 イズ「クソして寝ろ」 ラム「クソして寝ろ」 メリ「サンタさんは良い人でしょ!」 ラム「ぐわあああ!雪降ってきたああ!なぜだ神ぃ!なぜヤリチンヤリマン共を祝福するぅぅ!」 イズ「うおお!絶望が…絶望が溜まっていくぅぅ!うごごごご」 メリ「ど、どうしたの?」 440 終盤 sage 2008/12/24(水) 00 05 36 ID ibTjGIn2O イズルードの体が腐食し始めた… イズ「私は聖夜に身をくすぶる絶望の戦士…ナイトブレード!絶望を感じながら死ね!」 メリ「どういうこと!イズルードが化け物に…」 ラム「こ、これは!ランベリーのアルガス事件と同じ!」 メリ「どういうこと?」 ラム「彼は最初から僕らを殺すためだけに作られたんだろう…。化け物として…」 メリ「そんな…」 ラム「多分こうなることを見越して、君にプレゼントしたんだろうな」 メリ「私が裏切ったことを知ってた上で利用したのね…。あの悪魔め…」 ラム「悪魔にプレゼントせびるのもどうかと思うけどな」 イズ「うぐぐ…殺して…くれ…このままじゃ…姉さんを殺してしまう…」 ラム「クソ!後に起こる兄さんのイベントと丸かぶりじゃないか!」 メリ「強甲破点突き!」 イズ「ウボァー」 ラム「躊躇しろよ!」 イズ「ふぅ…疲れた…少し眠るよ…」 メリ「イズルードーー!!」 〇 。 . メリ「はっ!ゆ…夢?」 ラム「大丈夫? 随分うなされてたけど…」 メリ「ゆ、夢だったのね…。良かった…夢オチで…」 ラム「そういえば君に誕生日プレゼントが届いてたよ。ほらこれ」 イズ「クリスマス死ね」 メリ「いやあああ!!」
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5 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/12/19(月) 00 53 37.76 ID 36klcAiXO メリ「いつの間にか謎のDAT落ち…」 ラム「しかしシャンタージュのように死んでもすぐに立ち上がるメリアドールスレ」 メリ「人のスレをアンデッドみたいに言わないでよ」 ラム「君はアンデッドじゃないのか?」 メリ「どうしてそうなるのよ」 ラム「だって父親が闇の眷属じゃないか」 メリ「私は闇の眷属の眷属じゃないわよ」 ラム「地下墓地でザルエラを無視してアンデッド達と戯れていたじゃないか」 メリ「ザコは私が引き受けた!みんなは先に!…みたいな熱い展開を演出したのよ」 ラム「嫌がらせで君のエルメスの靴に画鋲を入れておいたことがあるんだけど、君は平然と雑務をこなしていたじゃないか」 メリ「どこかの雷神なんて、嫌がらせでゲルミナスブーツに星天爆撃打を入れておいたのに、平然とヘイスト足踏みしてたわよ」 ラム「どういう集団だよ」 メリ「それにしても、女性をアンデッド呼ばわりするなんて失礼な男ね。アグリアスあたりに言ったら今頃殺されてるわよ。私もあとで殺すけど」 ラム「君のほうこそアンデッドを悪い目で見るのをやめてくれ。アンデッドは素敵な再生可能エネルギーだぞ」 メリ「アンデッドを肯定するってことは、ザルバッグさんの事件を肯定することにならないかしら?」 ラム「クソッ!ヴォルマルフめ!」 メリ「あっ、でも闇の眷属とアンデッドは別物っぽいわね。ザルバッグさん、名前出してごめんなさい」 ラム「ヴォルマルフのボケめ!」 メリ「…っていうかザルバッグさんでもアンデッドじゃないのなら、私がアンデッドなわけないでしょクソラムザ」 ラム「ヴォルマルフのカスめ!」 メリ「…あの、父親の名前を罵倒するのはやめてくれる? 気持ちはわかるんだけど、何だか微妙な気持ちになるから…」 ラム「じゃあ君はイズルードの事件を肯定するのか?」 メリ「ヴォルマルフはバカ」 6 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/12/20(火) 01 35 15.12 ID QtVsL9KYO ヴォル「イズルードよ。メリアドールの誕生日を覚えているか?」 イズ「はい、学校の授業で習いました」 ヴォル「あの伝説のメリーメリークリスマスが近づいている…。今年は我々血縁者二人で協力して豪華なパーティーを用意してやろうじゃないか。もちろんメリアドールには秘密にしてな…」 イズ「サプライズですね、わかります」 メリ「二人とも何をしてるの?」 イズ「あっ、姉さん萌え」 ヴォル「うおっ!いたのかメリアドール!今は男同士で大事な話をしているところだ。悪いが席を外してくれないか?」 メリ「ふーん。かまわないけど、二人ってそんなに仲良かったっけ?」 ヴォル「決してそんなことはないッ!」 イズ「…別に否定しなくてもいいじゃないですか」 メリ「何だか私は邪魔者みたいだから、出かけてくるわね」 イズ「ううッ!姉さんごめんよッ!」 ヴォル「…いいかイズルード、サプライズなことが重要だからな。くれぐれも誰にも気づかれないように準備するんだぞ…」 イズ「わかってますッ!全力で姉を愛しますッ!」 ヴォル「しっ!小声で話せ…。ここを誰かに聞かれたらマズい…。壁に耳あり障子にメリア…」 イズ「…で、具体的に何をすればいいんですか?」 ヴォル「私がプレゼントを買ってくるから、お前はケーキの用意とディナーの用意とパーティーの飾り付けと、それらの後片付けと、私の部屋の片付けを頼む」 イズ「何が協力だよ…」 数時間後 ヴォル「…どうだイズルード、準備は出来てるか? 私は給料三ヶ月ぶんのプレゼントを用意したぞ。中身は…指輪だ」 イズ「大変です!姉さんが異端者ラムザに丸めこまれて我々を裏切りました!」 ヴォル「まだお前殺してねーぞッ!!」 8 名前が無い@ただの名無しのようだ New! 2011/12/23(金) 01 37 35.64 ID HbnyomeZO ロー「今日から磨羯の月…。今年も残り少しですね。ふぅ…」 メリ「どうかしたの? 顔色が悪いけど…(いつも)」 ロー「いやぁ、仕事中に腰と頭と首と肘と膝と踵と脛と足の小指を痛めちゃいましてね…。やっぱり年をとってからの労働は厳しいものがありますねぇ…」 メリ「そうね。年だもんね」 ロー「ふぅ…。そりゃ老いることや無知であることをやめたいと思いますよね」 メリ「そうね。別にそんなことはないわね」 ロー「…まぁ、年をとる幸せってのもありますよね、明日誕生日のお嬢さん」 メリ「そうね。明日だもんね」 ロー「あれ、磨羯の月生まれの人って他にいませんでしたっけ?」 メリ「そうね。天皇誕生日だしね」 ヴォル「おーい、神殿騎士団唯一の絶妙な萌えキャラー」 メリ「あっ、父さんが変な感じで呼んでる。じゃあ行くわねローファル」 ロー「あ、ああ…。あの、私に何か言い忘れてることないっすか?」 メリ「…うーん、そうね。よいお年を」 ロー「……」 ロー「ローファルさん誕生日おめでとうございます!」 ロー「うおおッ!その言葉を待っていたぞッ!ありがとうッッ!」 12 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/12/24(土) 00 00 20.96 ID tqc2Sht3O サン「起きなさい…」 メリ「……」 サン「起きないとフードに手を出しちゃうよ」 メリ「…うーん、もう…朝?」 サン「おはよう、冬の風物詩」 メリ「…誰?」 サン「サンタさんだよ」 メリ「…父さん?」 サン「サンタ=父親説は、自己顕示欲にまみれた愚かな父親達が作り出した幻想だッ!私は教皇猊下公認の本物のサンタだよ」 メリ「…本物? リアルのサンタってこんなに偽物っぽい感じなの…?」 サン「努力はしているッ!」 メリ「…来るの早くない?」 サン「あわてん坊のサンタクロースなもので…」 メリ「…っていうかどこから入ったの?」 サン「壁を背にして煙突から襲え。昔はそう教わったものさ…」 メリ「…サンタなら起こさないでよ」 サン「本当ならディナーにでも招待したいところなんだが、あいにく多忙でね…。こんな時間に許してほしい」 メリ「サンタなら早く子供達のところへ行ったほうがいいんじゃない? 私、そこそこ大人なんだけど…」 サン「これは異なことを…。我々はお前がほんの少しだけ大人になったことを祝いにきたのだよ」 メリ「えっ、クリスマスのフライングで来たんじゃないの?」 サン「サンタの恰好をしておけば、女性の寝室に煙突から入っても大丈夫だからな」 メリ「えっ、生きて帰れると思ってるの?」 サン「まぁまぁ落ち着いて。今日はめでたい日じゃないか!メリアドール、誕生日おめでとう!君みたいな萌えキャラが生まれてきた今日という日に感謝だよ!」 メリ「…ありがとう、誰だか知らないけど…」 サン「誕生日おめでとう。ちなみに誕生日おめでとうにはこめかみという意味もある」 メリ「…ありがとう」 サン「誕生日おめでとう。ちなみにバルクはイケメン」 メリ「…ありがとう、バルク」 サン「こんなに大勢のサンタに祝福されるなんて幸せ者だな。ちなみに本物のサンタは火山の頂上に隠してあるんだ」 メリ「そうね。サンタ何人いるのよ!って感じだけど、誕生日を祝ってくれることは嬉しいわ。安眠と引き換えに、一体どんなプレゼントをくれるのかしら?」 サン「自分自身よりも大切なものができたとき、それが愛なのかもしれない…。我々サンタ騎士団の至上の愛がお前へのプレゼントだよ」 メリ「…あっ、どうも」 23 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/12/27(火) 02 59 16.43 ID 6DDfedInO クレ「くっ…。私は今年も答えに辿り着けないまま年を越してしまうのか…。もはや私の頭脳ではどうにもならないというのか…。クソッ!あれが邪魔でよくわからないんだよッ!」 メリ「よくわからないけどそうね。よくわからないけどきっとあなたが悪いわ」 クレ「よくわからないのにバカにしやがって…」 メリ「どうせ私のフードの中のことでも考えていたのでしょう? それなら、あなたは一生答えに辿り着けないわね」 クレ「お前の頭部はフードという髪型だろう。中身がハゲだろうが長髪だろうが宇宙だろうがどうでもいい。ここまで来ると、公式でフード脱がされたりしたら逆にガッカリだわ」 メリ「よく訓練されたフード萌えね…」 クレ「私は表面上は冷めてるが、バリバリのフードフェチで、メッリメリのメリア萌えだぞ。時と場合によってはローファルでもイケる」 メリ「…で、何を考えてたわけ? クレ「残念ながらフードには関係のないことだ…。だが、私の人生、お前の人生…、いや、神殿騎士団においても、とても重要なことだ…」 メリ「新しい魔法を考えてたとか?」 クレ「踏んだ相手の動きを止める地雷型の魔法を開発中だが違う。魔法なんてクソだ」 メリ「仕事のこと?」 クレ「仕事は人を短命にさせる。考えたくない」 メリ「じゃあ健康のこととか?」 クレ「もうダメだ…。先生に聞くしかないのかッ!クソッ!天才の私がまさか他人に頼ることになるとはなッ!」 メリ「だから何なのよ、疑問は!」 クレ「イズルード…、いや、先生…。お前の姉さんのおっぱいは何カップなんだ? お前なら鎧を着込んでない時の姉の姿を網膜に焼きつけて色々物思いにふけったことぐらいあるだろ羨ましい死ね」 イズ「本人に聞けよ」 30 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/01(日) 00 06 17.12 ID Xy5bVOd1O イズ「明けましておめでとう!姉さんのフード!明けましておめでとう!姉さんに褒められたい!明けましておめでとう!姉さんに猥褻!」 メリ「静かにしなさい。真夜中に近所迷惑でしょ?」 イズ「姉さん、年明けぐらいテンションをあげようよ。正月が消えるまでに今年の抱負を三回願うと、その願いが叶うらしいよ」 メリ「何を願ったの?」 イズ「シャワーを浴びながら裸エプロンで料理をしつつ、風邪を引いた俺を看病し、左手でボクシングをしながら命を大事にと叫んでいる姉さんの画像が見たい!」 メリ「さっきと変わってるし…」 ヴォル「おい、こわっぱ。素材を台無しにしすぎだろ」 イズ「…じゃあ家族に見られたら困るようなメリ絵が見たいっす」 ヴォル「それにしても、正月に願いをかなえるような能力があったとはな。よし、私もやってみよう。よいお年を!よいお年を!よいお年を!」 イズ「父上、最初に明けましておめでとうって言わないと。あと、よいお年をってのは遅い」 ヴォル「あっ、そうか。明けましておめでとう!よいお年を!」 イズ「父上、願い事を言わないと。それじゃただの流れ星への挨拶ですよ。あと、よいお年をってのは古い」 ヴォル「流れ星関係ないだろ。っていうか娘はどこいった?」 ロー「ヴォルマルフ様、あけおめめり萌え」 ヴォル「お、おお…。あけおめめり萌え」 ロー「異端者ラムザ一味のところから年賀状が届いておりますが…」 ヴォル「なぜにッ!?」 年賀状「明けましておめでとうございます。今年からこっちにいるんで、よろしくしなくて大丈夫です。byメリアドール」 ヴォル「…便利な立ち位置だぜ」 33 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/03(火) 23 35 23.95 ID b2SQRCi/O イズ「この世に余分にはびこる哀れな兄よ。貴様は自分の妹のことを何と呼んでいた?」 ウィ「…ミルウーダだが」 イズ「ふっ、可哀想な奴だ。愛する家族を他人行儀な感じでしか呼べないなんてな!俺は姉さんのことを姉さんと呼べるんだぞ!」 ウィ「…だから何だ。姉萌えを叫びたくて私を呼んだのか? 名前を呼び捨てで呼べる関係というのも萌え要素だと思うが」 イズ「おーいメリアドール」 イズ『お、お姉様と呼びなさい!弟のくせに生意気よ!このバカ!』 イズ「……おお!名前で呼んだら呼んだで気持ちいい展開になりそうだな。やっぱり姉弟は最高だわ」 ウィ「それはお前個人の趣味だと思うが」 イズ「やっぱり姉がいいよ。何がいいって、基本的に弟よりしっかりしてるから甘えられる」 ウィ「いや、妹は妹でいいぞ。少し後ろで慕ってくれる感じが」 イズ「うわーんメリアドール。手をケガしちゃったよー」 イズ『お、お姉様と呼びなさい!このバカ!あっ、手をケガしてるじゃない!ちょっと見せてみなさいペロペロ』 イズ「…ふっ、これでもまだ妹萌えを誇示できるか?」 ウィ「それはお前個人のかなり特殊な願望じゃないのか?」 イズ「ちょ、姉さん!勝手に人の部屋に入って何をッ!?」 イズ『もうイズったら、私に隠れてこんないかがわしい本を読んでるの? こんなものを読むくらいならお姉さんが……』 イズ「……ふぅ。男なら…姉さんの良さ…わかるだろ…?」 ウィ「お前は成年コミックの読み過ぎだ。それより大好きなわりには、お前の脳内の姉はキャラが安定しないな」 イズ「このわからず屋め!今から本物の姉弟コミュニケーションを見せてやる!よく見て萌えろッ!」 ウィ「はいはい」 イズ「うわーんメリアドール。さっき手をケガしちゃって、人の部屋の引き出しの裏側を勝手にあさらないでよー」 メリ「そんなことよりイズルード、あなたはそのうち予定調和的に死ぬらしいけど、私が必ず仇を討つから…。誰よりも強くなるから、心配しないで…」 イズ「うわーん、流れを無視してなぜかネタバレされたよー」 37 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/06(金) 23 33 24.07 ID YzLMpASFO マラ「なぁ、ラムザをやっつけようぜ」 メリ「……」 マラ「あいつ、豚どもが産卵期に入ったら人数枠を空けるために俺達を除名する気だぞ。今のうちにラムザをやっつけようぜ」 メリ「…えっ? 私に話しかけてたの?」 マラ「あるある」 ラム「何の話をしているんだ?」 メリ「ラムザ、家畜のために仲間を捨てるなんてあんまりじゃないの?」 マラ「そうだそうだ。無責任だぞ」 ラム「いやいや、別にそんなこと言ってないから」 マラ「嘘つけッ!家畜が増えたら従業員を減らさないといけないなぁって顔をしてただろうが!暗殺者の直感をナメるなよ!」 ラム「そんなことはないって」 マラ「そんなことはないってことはないって!しごきと称して味方同士で暴行させる冷血漢のくせに!」 メリ「そうね。誤解だ誤解だって言いながら私の装備品を狙ってくるような人だしね…」 ラム「酷い言われようだ…。確かに人数を減らそうとは思っていたけど、何も君達を切るとは言ってないだろ」 メリ「いらなくなったから不法投棄するなんてエコじゃないわよ」 ラム「いちいち地球やゴミに対して思いを馳せていたら隊長なんてやってられないよ…。っていうかエコエコ言われ続けるストレスで寿命が縮んだら本末転倒だよ」 メリ「どれだけエコが嫌いなのよ」 ラム「エコエコしいこんな世の中じゃポイズン」 マラ「ジャスラックにどつかれろ」 メリ「家畜だってレアアイテムと引き換えにどうせ捨てるんだから、マラーク君を捨てる前に他の使い方を考えてみたらどう? ゴミを減らすのが一番のエコよ」 マラ「さりげなくゴミ呼ばわりするなよ」 ラム「でもさ、装備破壊はエコじゃなくね?」 メリ「…そういえばそうね。じゃあエコなんてどうでもいいわ」 ラム「…というわけだマラーク君。君とは今日でお別れだ。だが、除名はエコじゃないからしないよ。メリアドール、マラーク君をやっつけてクリスタルにしてあげて」 マラ「まだ家畜生まれてないのにッ!」 43 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/09(月) 21 54 49.99 ID XEYw2bZ+O 門番「止まれッ!僧侶以外は立ち入り禁止だ!」 ラム「我が名はラムザ・ベオルブ!妹、アルマ・ベオルブの身柄の返還を要求するッ!」 門番「異端者ラムザかッ!!正面から来るとは愚か……えっ!?」 メリ「…久しぶりね」 門番「うげぇぇえーー!超ヤバインナイト!」 メリ「父さんに用があるんだけど、通してくれる?」 門番「うぐぐ…、しかし俺は門番…。異端者を通すわけには…」 後輩「どうしたんですか先輩。その緑の人と知り合いなんですか?」 門番「バカヤロウ!なんで知らねーんだよ!この方はヴォルマルフ様のとこのお嬢さんだよ!」 後輩「有名な人なんですか?」 門番「バカヤロウ!有名どころか国宝だよ!俺は彼女の親衛隊やってたぐらいだぞ!こんな局面だけど、直に会話できてとっても幸せだよ!」 メリ「父さんに会いたいんだけど」 後輩「ところで何であの人フードかぶってるんですか?」 親衛隊「バカヤロウ!ここをどこだと思ってんだ!修道系女子なめんなよ!」 後輩「フードにスカートに大剣ってすごい装備っすね」 親衛隊「バカヤロウ!そこがいいんだろ!いわゆるギャップ萌えってやつだよ!セーラー服と機関銃的な!」 後輩「…今時親衛隊ですか?」 親衛隊「バカヤロウ!仕事や信仰にストイックでありながら、オシャレを忘れない女性的な一面を見てときめかないのかよ!見ろよ、彼女が履いてる運命の赤い靴は俺達親衛隊が贈った物なんだぜ?」 メリ「あっ、ごめん…。今エルメスの靴…」 後輩「…本当に人気なんですか?」 親衛隊「バカヤロウ!聖地に来たらとりあえずメリアってぐらい定番なんだよ!とりあえずビール的な!それぐらい聖地では看板娘なんだよ!冷やしメリア始めました的な!」 後輩「先輩、さっきから何かオッサン臭いっすね…」 メリ「…ねぇ、通してくれないのなら呼んできてくれる?」 親衛隊「そうか!それなら俺のメンツを保ちつつ、彼女の要望に応えられる!おい後輩、ヴォルマルフ様をお呼びしろ」 後輩「え~…」 親衛隊「先輩なめんなよ…。貴様を異端者にするのは簡単なんだぞ?」 後輩「わかりましたよ…」 後輩「あのー、門番と親衛隊やってるガイラー先輩がヴォルマルフさん表まで出てこいって言ってるんですけど、来てもらえます?」 ヴォル「ガイラーが来いッ!」 50 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/14(土) 01 00 53.40 ID sltfd4hdO ヴォル「いいか、もし戦闘になっても私を置いてジャンプしたりするなよ。貴様を異端者にするのは簡単なんだぞ?」 イズ「わかりましたよ…。近づいて攻撃しますよ…」 ヴォル「うむ、では攻め込むぞ!うおおおおーッ!責任者出てこいッ!」 社長「な、何なんですかあなた達はッ!?」 ヴォル「私は正義の異端審問官ザルモゥだ。人々を悩ませる悪質な異端者組織があると聞いて解体しにきた」 社長「異端者!? 我々が何をしたというのですか!?」 ヴォル「貴様が、Hairstyle object oriented design株式会社(略してHood株式会社)の代表取締役か? ったく余計なものを製造しやがって死ねカス」 イズ「貴様らフードメーカーのせいで年頃の姉さんが綺麗な髪を隠してしまって我々はモヤモヤしてんだよ、どうしてくれんだコラ」 社長「ただのクレーマーじゃねえか!」 イズ「ザルモゥ殿、こんな極悪企業ブレイクしてしまいましょう」 ヴォル「おお、ノリノリだなお前」 ロー「待て!Hood(株)を破壊することは私が許さん!いつも良質なフードをありがとうHood(株)!」 イズ「…出たなコスプレ野郎」 メリ「…父さん、イズルード、あなた達は本当に私の家族なの? 家族の三分の二が悪質クレーマーだったなんて…」 ヴォル「くっ、本命まで来たか…。言っておくが、お前が髪型を見せてくれれば我々はこんな過激な方法をとったりしなかったんだぞ?」 メリ「自分の異常性欲のために民間企業を襲うなんて最低だわ」 イズ「姉さんだってローファルの髪型を見たいと思うだろ? これは異常性欲なんかじゃない!現実と向き合いたいだけだッ!」 メリ「別に。彼はフード姿だからこそ魅力的だと思うわ。私は髪型より彼の源泉徴収票のほうが見たいわね」 ロー「アンチが増えるから見せません」 メリ「そんなに貰ってるのッ!?」 ヴォル「…やむをえん。イズルードよ、ローファルを倒すぞ。奴を仲間だと思うな。変革には痛みが必要だ」 イズ「わかりました父上…じゃなかった、ザルモゥ殿。ジャンプ!」 ヴォル「あっ、待てッ!」 社長「ひぃぃ!先生お願いします!」 メリ「戦うしかないみたいね…。なら私は強甲破点突きで…」 ロー「では私は星天爆撃打を…」 雷神「善良な民間企業を襲う不届き者め!正義の冥界恐叫打を受けてみよッ!」 ヴォル「げっ!フード勢意外とやべえッ!」 56 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/20(金) 00 39 10.72 ID jp6VDPYQO ラム「いやぁ、メリアドールが自分自身よりどうのこうのって愛を語ってくるんだよ。ありゃ絶対に僕に惚れてるね」 ヴォル「勘違いするなよクソガキ。誇り高き神殿騎士が貴様みたいな最近の発育の悪い若者を相手にするわけないだろ。死んだ魚みたいな顔しやがって」 ヴォル「メリアドールが一体何者なのかわかっているのか? 私の娘だぞ? 神殿騎士だぞ? 剛剣だぞ? フードだぞ? 美人だぞ? 姉キャラだぞ? 貴様を異端者にするのは簡単なんだぞ?」 ヴォル「剣技の一つも使えないヘタレ野郎が愛の騎士メリアドールに愛される資格などない。人に愛される資格がない。挨拶をされる資格がない。生きる必要がない」 ラム「言い過ぎだろ」 ヴォル「ちなみに私は娘からは父さんと呼ばれている。さん付けで呼ばれるのは私だけだ。ありゃ私に惚れてるね」 長兄「それを言い出すのなら、私は卿付けで呼ばれているぞ? どう考えても父さんよりは卿のほうが惚れるわな」 エル「私なんて侯爵付けで呼ばれているぞ。世間的には侯爵>>>>卿≧父さんなのだよ、皆さん」 ラム「ダメだこのバケモノども…。非リア充すぎてアピールするところがズレまくっている…。だから聖石にそそのかされるんだよ…」 イズ「っていうか時系列どうなってんだよ」 ヴォル「貴様がバルクのことが大嫌いなのはわかるがな、人の娘に欲情するのは気持ち悪いからやめろよ。娘もお前のことなんて大嫌いだからな」 ラム「…嫌われてるだと? そんなの本人に聞かないとわからないじゃないか!あっ、そうか。本人に直接誰が好きなのかを聞けばいいのか。ちょっと聞いて来る。バルクは確かに嫌い」 ラム「メリアドール、君にとって自分自身よりも大切な人って誰だ? 誰を愛してる?」 メリ「何人かいるけど、私の愛した人はみんなこの世の存在ではなくなってしまうのよね…」 ラム「…そうだな、君の関連キャラはみんな死ぬか融合して死ぬかのどっちかだもんな。…あれ? それじゃ僕のことはどう思ってるんだ?」 メリ「普通」 60 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/23(月) 02 10 13.04 ID KljdTeVUO ヴォル「新メンバーを紹介する。ほら、みんなに挨拶しろ」 ウィ「ウィーグラフだッ!」 メリ「…ウィーグラフ? 知ってるわ。骸なんとかっていうテロ集団のリーダーね」 ウィ「テロと言うな。あれはロックだ」 メリ「腕は立つのだろうけど、こんな危険な人を連れてきて大丈夫なの?」 ヴォル「かなりの危険思想者だが、腕は立つらしい」 ウィ「…私は確かに反逆者だが、私の理想と教会が目指す世界は大して変わらないはずだ」 メリ「それはそうだけど…」 ロー「大丈夫、彼に敵意はありません。我々との同盟の証にと、彼は手土産に西天騎士団をたった一人で潰してきたんですよ!別に敵対してないのに!」 メリ「またマイナーな勢力を…。でも、人を印象だけで判断するのはよくないわね…。悪かったわ」 ウィ「ところでお前は誰だ? ローファルの娘か?」 ロー「そうです」 メリ「違います。人を印象だけで判断するのはよくないわよ」 ウィ「確かに親子ほどの年の差はないか。では伯父あたりか?」 ロー「そうです。私が変なおじさんです」 ヴォル「新メンバーの代わりにローファルが辞めることになった。ほら、ふざけてないで挨拶しろ」 ロー「!!」 メリ「…私はメリアドール。ヴォルマルフの娘よ。一応ディバインナイトやってます。よろしく」 ウィ「団長の娘でディバインナイトか…。これは怒らせないほうがよさそうだな…」 イズ「姉さんは剛剣の恐怖感が半端じゃないけど、とても優しくていい女だよ。いつも楽屋でイズルード可愛いって言ってくれるし」 ウィ「今度は誰だ?」 ヴォル「知らん」 イズ「!!」 クレ「…なんで新人がいきなりゾディアックブレイブなんだよ…。ブツブツ…」 ウィ「うおっ!まだ人が居たのか!私に気配を感じさせないとは…。何者だッ!?」 ヴォル「CGだ」 クレ「!!」 ウィ「…そうか。しかし、本当に私がゾディアックブレイブでいいのか?」 ヴォル「ああ。その代わりたっぷり働いてもらうぞ。お前の任務はオーボンヌと雷神シドとサーペンタリウスと鉄巨人を襲撃し、世界中から聖石を100個ぐらい回収してくるのだ。明日中に」 メリ「私は?」 ヴォル「お前の任務は私にケーキを焼くことだ。イズルードはいつも通りぼーっとしてろ」 ウィ「……」 イズ「……」 ※翌日、ウィーグラフは戦闘中に過労死した 63 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/27(金) 00 13 29.84 ID zr++HXoRO ラム「めりあどーる」 メリ「何?」 ラム「うん、やっぱり。平仮名にしたほうが絶対に可愛いよ。平仮名にしなよ」 めり「そんな、眼鏡外したほうが可愛いよみたいな感じで言われても…。名前だし」 ラム「平仮名にするついでに『もぇりあどーる』にしよう。こっちのほうが萌える。何たって萌えを冠してるからね」 もぇりあ「どう考えてもめりあどーるのほうが可愛いし。名前変わっちゃってるし」 ラム「萌えの力を侮ってもらっては困る。萌えは男の原動力。仕事のあとのもぇりあ萌えのために僕達は生きているんだ。あぁ…もぇりあ萌え~」 萌え「名前をいじくらなきゃ私に萌えられないなんて、本当は私に萌えていないんじゃないの?」 ラム「決してそんなことはない!愛してる!」 愛してる「本当に愛してるなら、めりあどーるって名前が一番素敵だと思うはずよ」 ラム「平仮名にするのは君も気に入ったようだね…。僕だってメリアドールが史上最強の名前だと思ってるよ。たまには変化球もいいかなって思っただけだよ」 メリ「あなたもラムザなんてわけがわからない名前なんかより、ファーラムのほうが素敵よ。ファーラムにしたら?」 ファーラム「ファーラムだってよく意味がわからないじゃないか!」 メリ「ファーラムはサヨナラを濁して言う時の言葉よ」 ファーラム「そんなの人の名前につけるものじゃないだろッ!」 ファーラム「…なんだと? グレバドスの唯一神である我が名を愚弄するか!?」 メリ「えっ!嘘でしょ!グレバドス教の善神ファーラムが私の目の前にッ!」 ファーラム「ファファファ…。その通り」 ファーラム「えっ、唯一神も僕と同じあだ名なの? 唯一神なのに随分と残念な名前つけられたんだな、可哀想に…」 メリ「可哀想を濁して言う時の言葉でもあるからね」 ファーラム「おいクソガキ、言葉の由来について考えたことはあるか? まぁ、ないだろうな。クソガキだから。ふざけてないで真面目に生きろよクソガキ」 ファーラム「…善神だか雷神だか知らないけど、偉そうなやつは嫌いだな。ファーラムの名は僕一人でいい…。メリアドール、あいつはきっとルカヴィだから協力して倒そう」 メリ「…なんかもう面倒くさいから二人ともファーラムしてあげて」 雷神「わかりました」 66 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/01/30(月) 23 45 38.13 ID Sy1FsitlO メリ「ううっ…、とんでもなく寒いわね…」 雷神「だらしないのう、最近の幼女は」 メリ「寒くないのですか? 最近の老人は」 雷神「死ぬほど露出度が低い恰好をしておいて寒いだなんて恥ずかしいと思わないのか?」 メリ「露出度は関係ないような」 雷神「周りの人間を見ろ。世の開かれし者達はフードに頼らず、無様に頭をさらけ出して頑張っているではないか!脱げ!若者よ!大志を抱け!」 メリ「…脱いでどうするのですか? 脱いだら頭部が寒くなると思いますが?」 雷神「厳しい冬にこそ頭を出し、踏まれても踏まれても、たくましく芽を出す麦になるのじゃ…」 メリ「…あなたは人の頭を何だと思っているのですか?」 雷神「どこかのスレの誰かが言ってたが、どこかの海外のサイトでは頭部をさらけ出してるらしいな? なぜここでは脱がないッ!? 一体どういうつもりだッ!?」 メリ「…海外のサイトの私なんて知りませんよ。温暖な気候だからじゃないですか?」 雷神「とにかく、今すぐフードを脱いで髪型を見せろ!寒さをネタにしてフードを脱がそうと画策したが、無理難題すぎてわけがわからなくなった!もういい、理屈は抜きにしてフードを脱げ!」 メリ「若者はダメ、寒いのはダメ、フードはダメ。さっきからダメダメ言ってますけど、あなたも重装備ですし、フードですし、高齢者ですし、毎日プロテインばっかり飲んでますし、発言も寒いですよ?」 雷神「……」 メリ「そこまで言うのなら、今ここであなたに強甲破点突きをしても寒くないですよね?」 雷神「……」 メリ「カオスブレイドで星天爆撃打をしても寒くないですよね? あなたはフード肯定派だと思っていたのに…。とても残念だわ…」 雷神「…私が悪かった」 ※翌朝、少しイラッとした雷神は腹いせにメリアドールが冷蔵庫に入れておいたプリンを盗み食いして怒られた 68 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/04(土) 01 31 13.63 ID PXYn94+HO ディ「お前の姉ちゃんってどんな人?」 イズ「素敵な人だよ。ついに貴様も姉さんの頭部が気になって夜も眠れない症候群に陥ったか?」 ディ「まぁな。俺には姉がいないから、姉というものに少し興味がある。お前の姉ちゃんって強いのか?」 イズ「強いよ。でもそれ以上に怖いよ」 ディ「どれぐらい強い?」 イズ「アナコンダより怖いよ」 ディ「お前は姉ちゃんと仲が良いのか?」 イズ「相思相愛ってやつだね。うちの姉さんは弟のことが好きすぎて、弟の同人誌とか書いてるぐらいだからね(妄想)」 ディ「そっち系の人なのか。確かにメロンブックス辺りでバイトとかしてそうだもんな」 イズ「むしろ姉さんの同人誌が見たいけどね」 ディ「お前の姉ちゃんは料理はできるのか?」 イズ「天才だよ。姉さんのグリーンピースご飯は格別さ!」 ディ「お、おお…」 イズ「あと姉さんのグリーンピースの照り焼きは異次元の美味さだぜ」 ディ「ま、まぁ節分の時期だしな…」 イズ「あと、時々出るグリーンピースも捨てがたい」 ディ「グリーンピースばっかりかよ!グリーンピースが嫌いな俺とは残念ながら相性が悪いのかもしれん…」 イズ「安心しろ。ぶっちゃけ俺も嫌いだ」 ディ「…お前、実は嫌われてるんじゃないのか?」 イズ「それはない!だって姉さんは弟の同人誌は書くけど(願望)、グリーンピースの同人誌は書いたことがないからな」 ディ「グリーンピースなんかに嫉妬するなよ、気持ち悪い。仮にあったとしたら、お前の同人誌より面白そうだけどな」 イズ「姉さんが気になるなら、今晩うちで夕食でも食べていけば? 性的な目で見ないことを約束するなら紹介するよ」 ディ「おおっ、本当か!? 十中八九、性的な目で見るけど恨むなら俺かアルガスにしてくれ」 イズ「客人がいればグリーンピース料理を避けられるかもしれないからね」 ディ「色々と歪んだ姉弟だな…」 イズ「姉さん、こいつディリータ。貧乏なんだ。何か美味しいものを食べさせてやってよ」 メリ「そう、可哀想に…。うちにはこんなものしかないけど、よかったらどうぞ」 ディ「ありがとうございます、姉さん」 ディリータはグリーンピースの同人誌を手に入れた 71 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/06(月) 00 53 04.81 ID FWkcMDaoO ラム「メリアドールはこれほどまでに天使なのに、なぜあまり人気がないんだろうか。萌えポイントがいちいちマニアックすぎるのだろうか」 メリ「自分が好きならそれでいいじゃない」 ラム「やだよ。僕はもっとメリアドールが世間に評価されて欲しいんだよ。君ももっと大衆に迎合しろよ」 メリ「個性をなくして周りに合わせるより、もっと私の天使さを具体的にアピールしたらどう? 自分で言うのも何だけど」 ラム「メリアドールの前ではミカエルもラファエルもゴミ同然だよ。メタトロンよりも輝いてるよ」 メリ「リアル天使と比較されても」 ラム「好きすぎて僕の股間がカマエルだわ」 メリ「そんなにいいものじゃないでしょ」 ラム「やっぱりフード姿っていうことがとっつきにくいのだろうか。サタン吉田氏の陰湿ないじめにより、永久フードという呪いをかけられてしまった可哀相なメリアドール…」 メリ「むしろフードによって奇跡の萌えキャラが生まれたんだから、吉田さんには感謝してもしきれないぐらいよ。顔グラしかないのは残念だけど」 ラム「君の顔グラは髪はないけど神懸かってるよね。顔グラしかないのは残念だけど」 メリ「あと、剛剣がもっと使いやすい技だったら、もっと注目されたかもしれない。あと剣聖とかいうカブリエルがいなければ…」 ラム「…それはアリエルな。剣聖とかいうパクリエルがいなければマシだった。あいつちょっと強いからって図に乗りすぎ。あいつルシファーよりウザイわ」 メリ「私は人気者どころか嫌われてもいいから、剛剣をとんでもなく強くして欲しいわ。終盤で手に入る剛剣こそバランスブレイカーであるべきよ。名前的にも」 ラム「…わかった、ちょっとスク〇〇にクレーム入れてくる」 メリ「…ちょっと、どこへ行くつもり?」 ラム「男には行かなければならない時があるのさ…。必ず戻ってくるから、いい子で待っているんだよ、メリエル」 メリ「誰よそれ」 翌日、どこかの会社に苦情を入れたラムザの手によって剛剣が強化されたが、ゲームの処理速度が下がった 74 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/08(水) 23 49 29.63 ID WKGcvkxKO ロー「はぁ…。今度はイグーロスへ聖石を届けてこいだと? 自分で行けよボケが…」 バル「あのカス、人使いが荒すぎるよなぁ。しかも危険なことばっかり押し付けやがるし」 ヴォル「あのゴミ、偉そうなくせに自分では何にもしないからな。いや、正確には何もできないからな」 クレ「あのクソ、私に対しては人使いが荒くないから逆に困る。ぶっちゃけヒマなんだよッ!」 メリ「ちょっと、みんな言い過ぎよ」 バル「けっ、良い子ぶりやがって。お前はあのアホに気に入られてるから簡単に出世できていいよな」 メリ「…何よ、私はあの人に気に入られているから今の立場にいられるって言うの?」 ヴォル「落ち着け。やっぱりあのハゲはダメだな。この場に居ないにもかかわらず、こうやってチームの和を乱す」 メリ「みんなにはわからないとは思うけど、あいつボディタッチが酷いのよ。確かに私は気に入られてるとは思うけど、良いことばかりじゃないのよ?」 ロー「話が長いのも地味にウザイ」 クレ「気が短すぎて、こっちがムカつく」 バル「あと口も臭いな」 ヴォル「何の生産性もない上に、快適な労働環境をも損なわせるとは何という老害。あいつはそのうち私が刺し殺してやるから、みんな安心しろ」 クレ「……えっ? ヴォルマルフ様!?」 ヴォル「どうした?」 メリ「と、父さん…? いつから居たの?」 ヴォル「最初から居たが、私が居てはいけないのか?」 ロー「そ、そりゃあ、ヴォルマルフ様がこの場に居るって知ってたら、みんなで集まってヴォルマルフ様の陰口なんて言いませんよ…」 ヴォル「えっ!今までのは教皇の陰口じゃなかったの!?」
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■ユニット考察:メリアドール □ジョブ・ディバインナイト メリアドールの特殊ジョブはティバインナイト。 そのアクションアビリティ剛剣はユニットの装備品をブレイクしつつダメージを与える、まさに剛なる剣技。敵に回すと非常に怖い女性です。 が、プレイヤーには使われない不遇のユニットとして有名ですね。 まず剛剣を含んだ全ての剣技を使用できるオルランドゥの存在があります。彼がいるから他の特殊ユニットはなかなか使ってもらえない。 が、それならばアグリアスは? 前半から使用している分アビリティに優れているのもありますが、それを抜きにしてもオルランドゥ共々使う人は多いはずです。 彼女との差は何か、それはモンスターに効くか効かないかにあるでしょう。 聖剣技はモンスターであろうと人間ユニットであろうと関わらずダメージを与えますが、 剛剣は装備品をブレイクすることが前提にあるためアイテムを装備していないモンスターにダメージを与えることはできません。 これは非常に由々しき問題であります。 育成と、全体の戦闘回数の大半を占めるランダムバトルにおいて人間が必ず出るとは限りません。いえ、モンスターの出現する確率の方が大きいでしょう。 ランダムバトルにてただ「たたかう」を繰り返しているのでは、特殊ユニットの意味はあまりありません。 □管理人は? 初期プレイでは使いませんでした。 オルランドゥの破壊力に任せたプレイでしたしね。 ですが現在ならばある程度使います。 それほど剛剣が弱いわけではないからです。 確かにモンスター相手だとひたすら殴るだけで楽しみのかけらも見いだせないメリアですが、人間相手なら話は別。 十分なダメージと、殴るよりは長い射程、確中。そしてブレイク! ブレイク技の凶悪さは皆知るところでしょう。後半になれば盗まずとも財布は分厚いので壊しても問題ナシ。ばしばし壊していきましょう。 シーフの帽子を壊せばかなり楽しいですよ。 女性という特権を活かして、香水を装備すればそれなりに活躍もできることでしょう。 □実際 強いわけでもありませんが、弱いわけでもないユニットです。 食わず嫌いせずに一度出撃させてみましょう。 BACK ※ガッカリしても当サイトでは責任を負いません。
https://w.atwiki.jp/meliadoul/pages/38.html
193 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/23(火) 00 59 55.58 ID ItAzDs/sO メリ「メリアドール…。君は罪な女だ…」 メリ「…!? 誰!どこにいるの!?」 メリ「我が名はメリヲタ…。あなたを愛している者さ」 メリ「…メリヲタ? 愛しているなら姿を見せなさい!」 メリ「君のことは何でも知っているよ。メリアドール・ティンジェル。ミュロンド在住。やぎ座。特技は剛剣。親父は黒幕。弟はこの前死んだ」 メリ「な、なぜ私の個人情報を!?」 メリ「それはメリヲタだからさ…。ちなみに好きな色は緑。好きな日は大安。好きな方向は右。好きな男性のタイプは…」 メリ「…だんだん適当になってきてるわよ」 メリ「好きな男性のタイプは?」 メリ「何でも知ってるんじゃなかったの?」 メリ「今日は君の好きな男性のタイプを聞きにきた。あっ、俺達はフード脱げなんて変態的なことは言わんよ。俺達はフード肯定派の紳士やからな」 メリ「フード女騎士とかなまら可愛い」 メリ「Don t think! Hood!」 メリ「メリヲタ何人いるのよ!」 メリ「メリアドールが好きすぎて生きるのが辛い…。このフレーズすごいわかるわ。本当に君の存在は罪だよ。思わずチート使って会いに来ちゃったもん」 メリ「…生きるのが辛いのなら楽にしてあげるわ。我と合見えし不幸を呪うがよい…」 メリ「おっと無駄だ!我々メリヲタは異次元の存在…。物理攻撃なんて通じないのさ…」 メリ「だってこっちの姿はメリたんには見えとらんけんね」 メリ「メリア…スカート…シンニュウ…」 メリ「おい、見えへんからってそれはあかんやろ」 メリ「ギゼンシャ…コロス…」 メリ「Go to hell」 メリ「メリたん、僕は見えないのをいいことにメリたんに酷いことしたりしないからね」 メリ「……」 メリ「…メリたん?」 メリ「……」 メリ「…おい、メリたんいなくね? メリたんはどこだ?」 メリ「……」 メリ「くそ!メリヲタが気持ち悪く騒ぐからメリたんが帰っちゃったじゃねーかよ!まったく、何がメリヲタだよ!紛らわしい名前しやがって!」 メリ「うるせー!いいから消えるマント脱いでメリア呼んでこいやクソラムザ!」 メリ「こ、こら!2chで本名呼ぶな!」 194 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/27(土) 16 23 02.31 ID 6PF9quTZ0 ディープダンジョン メリ「ラムザ達とはぐれてしまった…。ここはどこ?」 エリ「…わしの瞑想を邪魔するのはどこの夏のお嬢さんだ?」 メリ「…誰?」 エリ「わしはエリディブス。もう何十年もここに住んでいる者だ。探し物は何ですか? 見つけにくい物ですか?」 メリ「私はメリアドール・ティンジェル。仲間を探しています」 エリ「ところで地上では今フードが流行っているのかね? なかなか可愛いじゃないか。ロマンティックが止まらない」 メリ「今時フードかぶっていない人なんて人としておかしいですよ。あっ、騎士剣と刀が落ちてるラッキー。あなたもフードをかぶったほうがいいですよ」 エリ「ちりじらでんにさりげなく…。まぁ別にいいけど、代わりに貴様の持つ聖石を渡してもらおうか…」 メリ「…えっ、まさかあなたも悪魔に魂を売った化け物なの? 一応弟の仇を討たせてもらう!」 エリ「あー、わかってくれとは言わないが、そんなにわしが悪いのか? わしの最強魔法ゾディアークで、翼の折れたティンジェルになりたくなければ大人しく渡すんだ…」 ビブ「ビブビブ。別にビビらなくていいよ。SP6のクソ魔法だから」 鉄巨人「魔法とか今時古いんだよ」 メリ「長期詠唱中にカオス破点突きを数発入れられそうね…。ではどうぞ」 エリ「……」 メリ「無言…、意気地なしね…」 鉄巨人「さっきから古いんだよお前ら」 198 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/31(水) 00 18 51.95 ID fM4+RuJkO ヴォル「ローファル。なぜお前は娘と同じような格好をしているんだ? 娘のことが好きなのか?」 ロー「私のほうが元ネタなんですけどね…。どうしてヴォルマルフ様は我々と同じ格好をしないんですか? 娘さんが嫌いなんですか?」 ヴォル「バカ野郎。私は娘が好きすぎてその他の知的生命体なんてゴミにしか見えなくなったぞ?」 クレ「本人はあまり知的ではありませんがね」 ヴォル「黙れゴミ」 ロー「ヴォルマルフ様もフードつければいいじゃないですか。娘さんに好かれますよ?」 ヴォル「いや、さすがにフードはな…。今は暑いし…」 ロー「寒い時にフードつけたって普通じゃないですか!一年中フードだから意味あるんでしょうが!」 ヴォル「…いや、フード業界の理念を言われてもよくわからんが…。やっぱりお前も娘と同じくフード脱げと言っても脱がないのか?」 ロー「殺すぞゴミ」 ヴォル「娘と同じ反応しやがって…。ここまで似てるとある意味お前にも萌えてきた。重症だな…」 ロー「なら私もゾディアックブレイブに加えてくださいよ」 ヴォル「図に乗るなよゴミ…。フード萌え枠はもう埋まってんだよ。フード脱いでから言えゴミが」 ロー「我々の髪型が気になってる時点で我々の術中にハマっているんですけどね」 ヴォル「…地獄の鬼の首でも折ったようなドヤ顔しやがって。あーローファルマジ絡みづらい。理屈っぽいし、すぐ怒るし、やっぱり娘が一番だ。娘の帰りはまだか?」 クレ「さっき港に着いたと聞きましたが」 ヴォル「ほう、ナイスな報告だ。お前は意外と優秀な部下…」 メリ「ただいま」 ヴォル「お帰り、嫁。ケガはないか? お風呂にするか? ご飯にするか? あと魔道士、お前はなかなか優秀なゴミだ。とっとと消え去れ」 ラム「貴様がヴォルマルフか…。会うのは初めてだったな…」 メリ「…父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「もちろんだとも我が娘よ。って、どうしてそっち側にいるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 203 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/03(土) 23 54 23.34 ID yHubX1OpO 聖ミュロンド寺院にて メリ「ベルベニアで待つ…、と」 ヴォル「何を書いているんだ?」 メリ「異端者ラムザへの果たし状よ。必ずイズルードの仇は討つ…」 ヴォル「行くな。だって寂しいじゃないか。間違えた。行くな。だって危ないじゃないか」 メリ「確かに相手はウィーグラフをも倒した男…。たとえ差し違えてでも…」 ヴォル「いや、それ以前に今は台風で海が荒れてて危険だから船は出せんぞ」 メリ「なら泳いで…」 ヴォル「風邪引くッ!」 メリ「浮遊移動…」 ヴォル「遠いッ!」 メリ「…じゃあ聖ミュロンド寺院で待つ、に書き換えて」 ヴォル「台風で来れないッ!」 メリ「…どうして私の邪魔ばかりするの? 父さんはイズルードが殺されて何とも思わないの?」 ヴォル「どんな理由があろうとも、親が子供を危険にさらすことは絶対にあってはならない。たとえ獅子でも、我が子を千尋の谷に突き落とすような親は人権団体に訴えられろ」 メリ「…探さないでください、と」 ヴォル「ちょ、家出の書き置き書くな!わかったわかった!でも、せめて台風過ぎてからにしようぜ!わざわざ危険な日に行くことないじゃん!」 メリ「…わかったわ。台風が過ぎるまでは待つ…」 ヴォル(…今日から、半永久的にミュロンド近海を荒らし続けてくれ。次元魔法ならできるだろ?) 統制者(…700だ。それ以上は出せ) ベルベニアにて ムス「なぁ、そろそろ先進まないか?」 ラム「『あなたはとても強くて勇気のある方みたいですね。私と合見えてみませんか。ベルベニアで待っています』…と、ペンネーム、緑色の髪の乙女さんからこんなお便りが来て無視できるわけないだろ」 ムス「浮浪者の俺達にどうやってお便りが届いたのかは知らないけど、その乙女を待ち続けてもう一年は経ったぞ?」 ラム「…もしかして市役所前で待ってるのが間違いなのか? 明日からは駅前で待ってみるか」 ムス「おい、誰かがこっちに来るぞ!なぜかビショビショだああ!」 濡れ「…そうか、エルムドア侯まで倒され…てはないな、まだ。私はクレティアン…。ヴォルマルフ様からの命と不憫なメリアドールのために貴様を殺す」 ラム「もう!緑色の髪の乙女さんまだぁー!?」 211 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/07(水) 01 14 38.77 ID F/KJ5ivFO メリ「はぁ…はぁ…」 ラム「メリアがハァハァしてる…」 メリ「…運動してハァハァしてる女性にハァハァしないでくれる?」 ラム「修行のほうはどうだい?」 メリ「おかげさまで暗黒騎士もほとんど極めたわ。あとは最大HPアップだけよ」 ラム「いくら弟の仇が自分より格上の相手だとはいえ、そこまで突き詰めなくても…。っていうかやりすぎ」 メリ「私が捨て身で挑んでも、おそらく父やローファルには勝てないから、装備やアビリティで体力差をカバーしないと…」 ラム(メンテナンスさえあれば簡単に勝てるような…) ※メンテナンスアレルギーのメリアドールのために発言を心に抑えています メリ「…メンテナンス? あんなものは全剣技以上の卑怯!算術以上の外道!フェニックスの尾以上のありがとう」 ラム「聞こえてるのかよ…。っていうか聖なる神殿騎士だった君が今や暗黒騎士だなんて世の中わからんな…」 メリ「神殿騎士団ってもともとダークな集団だったけどね。バルクとかいるし、イズルードなんてあだ名が絶望の戦士よ?」 ラム「名前はロスメーリアンか?」 メリ「そんな話をしている間にも最大HPアップを習得!メンテナンス使うからいらないけど。これでアビリティはバッチリだから、あとはカオスブレイドを用意して、デジェネレーターを踏んで…」 ラム「もういいだろ!」 聖ミュロンド寺院 門番的な感じの僧侶「止まれッ!ここは聖ミュロンド寺院!僧侶以外は立ち入り禁止だ!田舎者は帰れ帰れ!」 ラム「ヴォルマルフはどこだああ!アルマはどこだああ!!」 メリ「父さんは? 父さんはどこ!?」 門番的な感じの僧侶「ヴォルマルフ率いる神殿騎士団なら労働基準法に引っかかって解散したよ」 メリ「…確かにブラックだったけどッ!」 220 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/11(日) 23 10 06.60 ID keJyXQAZO メリ「父さんは何か欲しいものはある?」 ヴォル「何かくれるのか?」 メリ「もうすぐ敬老の日でしょ? 教皇猊下に何かプレゼントを用意しようと思って参考までに」 ヴォル「この私が老人の趣向なんて知ってたまるか!そういうのは老ファルに聞け」 メリ「老ファルって老人なんだ。中年だと思ってた」 老「どっちも違うッ!」 メリ「老ファルが老人なら父さんより年上…? もしかして父さんより強い?」 ヴォル「私を誰だと思っている? 神殿騎士団の団長だぞ? 統制者だぞ? この私があんな老け顔中間管理職に勝てるわけがないだろ」 老「勝てるわけないのかよ」 ヴォル「で、私には何かプレゼントをくれるのか?」 メリ「父さんは老人なの?」 ヴォル「じゃあ老人だよ」 メリ「じゃあ参考までに何が欲しいのか教えて」 ヴォル「私は娘がくれた物なら何だって嬉しいよ」 メリ「私は具体例を求めてるんだけど。それに私は教皇猊下の娘じゃないし」 ヴォル「私はグランドヘルムが欲しいな。教皇は毒消しを欲しがってたぞ?」 メリ「ずいぶん武闘派な老人ね…」 ヴォル「私はマクシミリアンも欲しいな。教皇は柳生の漆黒が好きだぞ?」 メリ「わかった。以上のことを踏まえてプレゼントは無難に座椅子にするわ」 老「全然踏まえてない…」 ヴォル「無難すぎる娘よ…、私には?」 メリ「いつもありがとう。全く役に立ってないけどアドバイスに感謝するわ」 ヴォル「感謝の言葉より、私も座椅子でいいから何か欲し…」 メリ「あとで、教皇猊下に敬老の日のプレゼントを買って来るから経費精算書を出しておいてくれる?」 老「わかりました」 ヴォル「……」 教皇「貴様…裏切るのか…? この若僧が!」 ヴォル「聖石を集めるために貴様に協力してきたが、私に残された時間はあまりに少ない。敬老の日が来る前に死ね!」 教皇「少しはいたわれや!」 223 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/16(金) 01 45 55.76 ID HEyV7IR5O ランベリー城前 メリ「ここがランベリー城…。薄気味悪い城ね…」 エル「ようこそランベリー城へ」 メリ「何者ですか?」 エル「バケモノです」 メリ「すみません。人を待っているので失礼してくれませんか?」 エル「君はメリアドールだね。いつもヴォルマルフから話を聞かされているよ。最近口を聞いてくれないとか…。洗濯物を分けて洗われるとか…」 メリ「…父の知り合いですか?」 エル「異端者ラムザを追って来たのだろう? 奴が来るまで私の城でお化け屋敷デートでもしてみないか?」 メリ「…まさか、あなたが幻滅鬼エルムドア侯爵ですか?」 エル「ああ、そうさ。私はどっかの次兄のアークナイトとは訳が違うぞ。何たって源氏装備にメンテナンスだからな。スタッフからの愛され方が違うぜ」 メリ「…メンテナンス? あー、そうなんですか。侯爵がそんな人だったなんてガッカリだわ」 エル「メンテナンスで幻滅されるなんて初めてだな…」 メリ「いいから消えてください。私、メンテナンスをしてる人とは話しちゃダメって父から言われているので」 エル「ここは私の城なんだがね。下僕ども、こちらのお嬢さんを城内へお連れしろ」 死霊達「さぁ、大人しくこっちに来るんだ」 メリ「ちょっと、離しなさいよ変態!たたっ斬るわよ!」 エル「くくく…。この下僕どもはそれぞれイズルード、ウィーグラフ、ガフガリオン達の死霊なのさ…。どうだ、君にこいつらを斬れるかな?」 メリ「…くっ、一人知らないけど卑怯な!」 ラム「はぁはぁ…。遅れてごめんメリアドール!単純に寝坊したwww」 メリ「遅いわよラムザ。自分から誘っておいて5時間も遅れるなんてどういうつもり?」 ラム「悪かったよ…。あとでお詫びに香水買ってあげるから許して。せっかくのお化け屋敷デートなんだからさ…」 エル「ちょ、人の家でデートの待ち合わせするな!」 死ウィ「い、いつの間に裏切ったんだ!?」 死イズ「リア充死ね!」 226 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/18(日) 21 49 27.43 ID 7O0/Rh6zO ロー「もう報告するのも面倒なんですが、イズルードが戦死しました。犯人は異端者ラムザです」 メリ「…イズルードが? 嘘でしょ!?」 ロー「これはイズルードの肉体が消滅し、宝箱になった宝箱です。これはあなたがお持ちください」 メリアドールはエロ本を手に入れた メリ「…これは?」 ロー「イズルードが残した宝です」 メリ「…本当にこれがイズルードの形見なの?」 ロー「……はいw」 メリ「聖石とかじゃないの?」 ロー「どうやら異端者に回収されたみたいですね」 メリ「…きっとこれは異端者が流石にやり過ぎたと思って、憐れみで置いていったものよ。イズルードがこんなものを持っているわけないわ」 ロー「でも『フードをかぶった聖職者の実のお姉さんとしようよ』なんて本のタイトルからして、イズルードの性癖以外に考えられないんですがね」 メリ「汚らわしい…。こんなものは咬撃氷狼破のエサにして…」 ロー「無念のうちに死んだ弟の大事な宝をあなたは破壊すると言うのですかッ!?」 メリ「!!」 ロー「自分のキャラ設定が弟から愛されているという物的証拠とも言えるじゃないですか!何が不満なんですかッ!?」 メリ「……」 ロー「あなたがきちんと相手をしてやらなかったからこのような本が必要だったんじゃないのですかッ!?」 メリ「わかった…、もうわかったから…。私はこの本を持って仇を討つから落ち着いて…」 メリアドールは『フードをかぶった聖職者の実のお姉さんとしようよ』を装備した ロー「食わず嫌いせずに読んでみましょうよ。そんなに悪いものじゃないですよ。ほぅら、本の中のあなたはこんなに悦んでいるじゃないですか」 メリ「…そうね。でもこれ私じゃないから」 メリ「異端者ラムザ!弟の仇を討たせてもらう!」 ラム「…弟? うおっ、念願の姉キャラが来た!しかもフードで聖職者なんて完全に僕の性癖じゃないか!まさかこの前なくしたエロ本が具現化して僕の所に戻ってきてくれたのか…? 神様ありがとうッ!」 メリ「やっぱりラムザの本だったじゃないの!」 231 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/23(金) 02 43 33.56 ID YHiHaul0O フード骨肉店にて ロー「やっぱりフカフカの羊毛が一番でしょう」 メリ「ラビットファーの感触も捨てがたいわね…」 ヴォル「…お前達。勤務時間中にこんなところで何をしている?」 メリ「買い物」 ロー「デート」 ヴォル「…ローファル、お前明日から異端者な」 メリ「気温が下がってきたし、そろそろフードの衣替えをしようと思って」 ロー「神殿騎士であるヴォルマルフ様もフードのご加護を受けられる資格が充分にあります。お求めやすいフードですと700ギルからテナント募集してますよ。いかがですか?」 ヴォル「それじゃフードが本体みたいになってるだろが。店員やらなくていいから仕事に戻るぞ」 店員「お客さん、チョコボを密猟して作った新商品のフードが入荷しましたよ」 メリ「えっ、ちょっと見せてもらえますか?」 ヴォル「帰るって言ってるだろ!余計なことを言うなよ骨肉野郎…。貴様を異端者にするのは簡単なことなんだぞ?」 ロー「頭部が寂しいヴォルマルフ様に似合うフードはありますか?」 ヴォル「ハゲ疑惑のある奴に言われたくないわ!」 骨肉野郎「黒チョコボと言いながら実質パープルな黒チョコボフードとかいかがです?」 メリ「あら可愛い。じゃあこれをください。父さん、これをあげる」 ヴォル「……えっ?」 メリ「誕生日おめでとう。これは私達からの誕生日プレゼントよ」 ロー「ディバインナイトがみんなフード姿だったら分かりやすいと思って、フードをプレゼントすることにしたのですよ」 メリ「そういうこと。これでみんなお揃いね。父さんもフードで寒さ対策して風邪を引かないようにしてね」 ヴォル「あ、ああ…。お前がローファルと逢い引きしてなくて、今から2ヶ月前に祝ってくれてたら最高にハッピーな展開だったんだが…。ありがとう、お前の心遣いがすごく嬉しいよ」 骨肉野郎「お会計は2000ギルになります」 ロー「領収書ください。宛名は統制者で」 ヴォル「おい」 238 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/26(月) 03 52 21.29 ID LgJlQQL1O ヴォル「ローファル、例の件はどうなった?」 ロー「カプリコーンの件でしたら、明日にでもイグーロスへ向かいます」 ヴォル「違う。今晩の飲み会の件だ。みんな参加できそうか?」 ロー「…えーと、参加者はバルクと教皇猊下……の二名ですね」 ヴォル「クソとカスしかいないじゃないか!メリアはどうした?」 ロー「弟の仇討ちに行くと言って出て行きましたが…」 ヴォル「あのバカ娘!危ないからダメだと何度も言ったのに!お前はしれっと不参加なクレティアンを連れて店に予約入れとけッ!私はメリアを止めに行く!」 ロー「すみません、私も明日早いのでパスさせてください」 ヴォル「お前もかよッ!」 クレ「これはリレイズとリジェネ成分の入った香水だ。持って行くといい」 メリ「…ありがとう。今日は随分優しいのね」 クレ「飲み会に参加したくないだけさ」 メリ「じゃあ行ってくるわ。くれぐれも父さんには内密にね」 ヴォル「危ないからダメだと言っただろう」 メリ「!!」 ヴォル「あの魔人ベリ……いや、ウィーグラフでさえやられたのだ。お前の手には負えん」 メリ「魔人ベリ?」 クレ「団長の中の人の数少ない友達だ」 メリ「…じゃあ父さんが仇討ちに行ってよ。父さんでも勝てない相手なの?」 クレ「団長はある意味、息子の仇討ちを絶対にできないな」 ヴォル「…前から言おうと思ってたけど、お前口軽すぎだろ!影薄いからって戦闘中とかに機密情報漏らして目立とうとするのやめろよ!人としておかしいぞ!」 クレ「まぁ、人であることをやめたいですね。あなたのように…」 メリ「…よくわからないけど、要するに父さんはイズルードよりも飲み会が大事なんでしょ?」 ヴォル「…わかったよ。じゃあ私が仇を討ってくるからお前は居酒屋で待ってろ!いいか、絶対にお前は死ぬようなことはするなよ!」 メリ「……はい」 ベルベニアにて ラム「ここがベルベニアか…。どうせまたオチに使われるんだろうな…」 ヴォル「貴様が異端者ラムザか。個人的にはベリアスの仇を討ちたいところだが、娘と飲み会のためにイズルードの仇を討たせてもらおうか…」 ラム「お前がやったんだろ!」 248 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/01(土) 00 21 35.67 ID a9die57AO イズ「まいどー」 雷神「おお、よく来たな行商人ズルイードよ。以前君から買ったメリア着衣済みのキャラビニエールは毎日愛用しておるよ。今日は一体どんなメリアグッズを持ってきてたくれたんだい?」 イズ「本日ご紹介する商品はこちら!」 雷神「…ん? 何だこれは? 毛か? 何の毛だ?」 イズ「姉さんの髪の毛です」 雷神「なんだと!いや…、怪しいな。どうやってそれを手に入れたんだ?」 イズ「なんたって同棲してますから。姉さんの髪の毛を手に入れることなんて、あなたを異端者にするぐらい簡単なことですよ」 雷神「いくら弟の頼みでも、髪の毛をくれと言われたら引くだろ…。彼女は一体どんな反応をしたんだ?」 イズ「いたっ!って言ってた」 雷神「無理矢理すんなよ!」 イズ「値段は10万ギルだ。どうだ、買うのか? 買わないのか?」 雷神「700万ギルだ…。それ以上は出せん…」 イズ「OK、交渉成立だ。いい買い物したな。おそらくそれは世界に一つだけの髪だからな。ありがとうございました!またお願いしまーす!」 雷神「次はメリアの着衣済みフードが欲しいな。金ならいくらでも出すぞ」 イズ「フードは厳しいな…。姉さんのフードに手を出したらさすがに弟だとしても殺されかねない…」 雷神「さすがにメリアフードを盗るのは良くない。こちらで緑色のフードを用意したから、これを何とかメリアフードとすり替えられないかな?」 イズ「いや、しかし…」 雷神「もちろん相応の金を払うし、無事に持って来れたらオーランに頼んで君が死なないようにストーリーを改変させてみせよう」 イズ「わかりました」 イズ「姉さん、雷神の力が宿ると言われる伝説のフードを手に入れたんだけど買わない? 今なら古くなったフードを引き取る下取りサービス付きで、お値段はなんと700ギルで分割払いだと…」 メリ「いらないわよ、そんなの」 ロー「さすがにズルイード過ぎるぞお前」 254 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/05(水) 01 20 11.11 ID NHG7uXplO メリ「氷天の砕け落ち、嵐と共に葬り去る…」 ヴォル「違うぞメリアドール。氷天(ひょうてん)ではなく氷天(ひてん)だ」 メリ「えっ、嘘でしょ? そんな中二病みたいな読み方するの?」 ヴォル「習字三段、陰陽術二段、漢検五段の漢字マスターことローファルよ。『ひてん』のほうが正しくて尚且つカッコいいよな」 ロー「氷天(あおぞら)です」 ヴォル「あってたまるか!」 メリ「検索しても出てこない言葉なんだけど…。じゃあ普通に考えて『ひょうてん』じゃないの? 氷を『ひ』とはあまり読まないと思うけど」 クレ「知識ならば私にお任せくださいよ。なぜいつもローファルなんですか?」 ヴォル「天才参謀のソーサラー様に分からない漢字を聞くなんて低俗な相談はできんよ。私はお前が思ってる以上にお前を評価しているぞ、山田(クレティアン)よ…」 クレ「…思いっきり凡人視してません?」 ヴォル「ならば漢字マスターでさえ解けなかったこの氷天の読み方を教えてもらおうか、天才参謀殿」 クレ「いや、普通に辞書に載ってない単語の正解なんてわかんないっすよ。なんなら漢字嫌いですし。漢検五段とかありえねえし。TOEICなら790点だし」 ヴォル「学生レベルじゃねえか」 クレ「まぁ参謀らしく答えるとしたら、真の漢字マスターが次のレスで教えてくれますよ。いやぁさすがは参謀、分からないのにきちんと問題を解決しましたね」 メリ「父さん、山田が参謀だなんて設定は検索しても出ないんだけど…」 ヴォル「単細胞の間違いだった、すまん」 メリ「じゃあ『ひてん』も間違いなんじゃないの?」 ヴォル「それはない!実際に詠唱してみろ。『ひょうてん』より、『ひてん』のほうがしっくりくるだろ?」 メリ「えーと、ひてんの葬り…去る?」 ヴォル「嵐と共に砕け散る不幸を呪うがよい…?」 メリ「星よ降れ…あれ? 氷狼破って星降ったっけ?」 氷狼破「俺、この先一生使われないな…」 262 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/10(月) 10 56 54.69 ID cMhAjR+8O メリ「なんとか武器を壊せれば勝機はあるんだけど…」 アグ「ならば私が雷神の打撃を一発引き受けよう。その隙にお前は奴のエクスカリバーを破壊するんだ」 メリ「大丈夫なの?」 アグ「このためにHPだけは鍛えておいた。問題ない」 メリ「しかし、いくら雷神が相手とはいえ、二対一っていうのは気が引けるわね…」 アグ「雷神殺したいって言い出したのはお前じゃないか」 雷神「夏が来ーれば思い出すーメリアは嫁ー」 メリ「あっ、雷神が油断している!今がチャンスよ!」 アグ「では私が特攻しよう。お前は奴の剣技に巻き込まれないように少し離れて…」 ベイ「おいおい、味方を倒す算段とは穏やかじゃないな。それ以前に今は戦闘中だぞ?」 メリ「貴様はベイオウーフ!まさか、今の話を聞いていたの!?」 ベイ「二人がかりは良くない。あと戦闘中に味方を攻撃するのは良くない」 アグ「クソ、相変わらずマジメだな!」 メリ「魔法剣を特許申請したからっていい気になって…」 ザル「逃げろラムザ…。このままではお前を殺してしまう…(主にアルテマデーモンが)」 ラム「兄さーーんッ!」 アグ「…おい、将軍クラス二人相手はまずくないか?」 メリ「大丈夫、ダイア以降の盾があれば魔法剣なんて怖くない…はず。予定通り雷神だけを狙うわよ」 ザル「頼むラムザ…。早く…楽にしてくれ…苦しい…」 ラム「諦めちゃダメだ兄さん!何か、何か方法があるはずだ!あと外野うるせえ!」 ベイ「アクティブターンを常に確認しよう。それが勝利への近道」 雷神「壁を背にして背後から襲えってね。作戦会議してる間にも時間は経っているのだよ、お二人さん。そぅら、二人まとめて無双稲妻突きィ!」 メリ「ま、マントは背後からの攻撃を防いでくれたりもする!はず!」 アグ「ま、まずい!人の夢と書いて儚い!」 ザル「危ないお嬢さん達!ウボァー」 ラム「兄さーーんッ!!」 ザル「辛い思いをさせたな…ラムザ…。アルマを…助けてやってくれ…ぐふっ」 ラム「兄さーーんッ!!」 Congraturations! ラム「コングラチュレーションじゃねえよ!」 270 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/14(金) 03 25 55.24 ID eW+FadeSO メリ「メンテナンスがFFTの全てを台無しにしている」 ヴォル「ほぅ、さすがは我が娘よ。良いことを言う」 ロー「その根拠は?」 メリ「メンテナンスさえなければ、私達神殿騎士団は物語のラストを飾る敵対組織に相応しい最凶の騎士団になっていたはず。メンテナンスはFFTのゲーム難易度を著しく下げている」 ヴォル「うむ、メンテナンスのない世界だったら剛剣の使い手が三人もいる我々は最強の騎士団だろうな」 ロー「ステージ構成や剣聖の問題もありますし、それだけの理由で全体を台無しにしてると言うのは言い過ぎでは?」 メリ「逆に難易度が高すぎるウィーグラフとの対決ステージの難易度を多少緩和できます」 ヴォル「うむ、カメレオンローブみたいな変な小細工するより、武器を封じて勝った方がよっぽど正攻法だし、勝った気がするな」 ロー「別にカメレオン必須のステージではないし、その理屈は…」 メリ「また、正宗や源氏装備が普通に盗めます」 ヴォル「私は何十年もかけて、エルムドアから小数点以下の確率で源氏の小手を盗んだことがあるが、気づけば40代後半になっていたよ。今の若者にこんなことをさせたくはないものだな…」 メリ「そうね。我々は我々の子供達のために未来を築かねばならない…。子供達のためにもメンテナンスをなくさなければならないけど、父さん、嘘はつかないでね。子供達が盗めると信じて真似したら大変でしょ?」 ヴォル「…すみませんでした」 ロー「子供達の未来のためにアンチメンテナンス…か。あなたも立派なディバインナイトに成長されましたね。よくわからない論説でしたが、あなたの成長に私は感動しましたよ…」 メリ「ありがとう。仮にメンテナンスがない世界で、イズルードも剛剣を取得していれば、もう少しだけ明るい未来が待っていたのかもしれないわね…」 ヴォル「あいつは我々に内緒でメンテナンスをセットしていたからな!死んで当然だったよ!」 メリ「父さんッッ!!」 ヴォル「…すみませんでした」 ロー「…ヴォルマルフ様、そろそろ時間です」 ヴォル「おお、もう時間か。では、以上で幹部会議を終了する。ではお前達は実務に戻れ」 ロー「メリアドール以外の下級幹部は本日の会議内容における所見を後日レポート提出するように」 クレ「何の会議だよッ!」 275 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/18(火) 00 31 09.87 ID X3iwxk2dO イズ「うう…。剣はどこだ…。真っ暗で何も見えない…」 メリ「大丈夫イズルード!? 一体誰にやられたのッ!?」 イズ「う、牛鬼…」 メリ「ぎ、牛鬼ね…? 待っててイズルード。あなたのために、私は異端者牛鬼を討つ!」 イズ「ちょっと待った!仇討ちより今は応急処置を!真っ暗で何も見えないッ!」 メリ「誰か!誰か来て!」 ロー「どうしました?」 メリ「目薬を持ってきて!」 ロー「はい」 イズ「…姉さん、目薬とか怖いよ…。目薬を注すくらいなら死ぬ…」 メリ「目が見えないほうが怖いでしょ? っていうか、いまだに目薬が怖いなんて可愛いところあるじゃない」 イズ「それ以前に目薬より傷薬を…」 メリ「誰か!誰かポーションを!」 ロー「……」 メリ「…くっ、どうしてこういう時に限ってポーションがないのよ!目薬はあるのに!」 ロー「目薬なんて誰も使いませんからね」 イズ「うぐっ…、死神のお迎えが1ターン先まで来てるのが見えやがるぜ…。もうダメ…かな…」 死神「真っ暗で何も見えないのでは?」 ロー「もうポーションがあってもダメじゃないか…」 メリ「じゃあフェニックスの尾……なんてあるわけないよね…。仕方ない、水平ジャンプ8で大急ぎでショップに行ってくるわ!」 ロー「ダメですッ!そんなことを姉にされたら、みっともないところを見られた上に個性まで奪われた絶望の戦士の彼がショック死してしまうッ!」 イズ「どのみち1ターンじゃ無理だよ…。姉さん、最後にお願いが…あるんだ…」 メリ「ダメよ…。最後なんて言わないで!諦めちゃダメよ!」 イズ「フード…脱いで…」 メリ「真っ暗で何も見えないんじゃなかったっけ?」 ロー「意外と元気そうですが、イズルード氏は異端者ラムザとゴルターナ公とラーグ公とオルランドゥ伯爵にやられたんです。卑怯ですねぇ…、彼のためにも仇討ちしないといけませんねぇ…」 イズ「…おい、何言ってんだ老猾コラ」 メリ「えっ、でも牛鬼って…」 ロー「彼が牛鬼みたいな醜悪で野卑でチキンなクソデブハゲ底辺馬面豚野郎にやられるわけないじゃないですか」 メリ「…そうよね。イズルードが牛鬼みたいな要するにブサイクにやられるわけがないもんね!貴族どもめ、許せないわ!私は弟のために異端者ラムザとバリンテン大公を討つ!」 ロー「騎士剣を用意しておきます」 イズ「……」 279 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/20(木) 02 37 21.85 ID qwcPC69+O メリ「父さんは自分自身よりも大切なものってある?」 ヴォル「今、目の前にいる」 メリ「えっ、私?」 ヴォル「一万年と二千年前から愛してる」 メリ「…ありがとう。私はてっきり父さんはローファルを愛してると思ってたわ」 ヴォル「愛ゆえにフードを食らわば皿まで」 メリ「ちなみにクレティアンはどう思ってるの?」 ヴォル「愛ゆえに枯れ木も山の賑わい」 メリ「バルクは?」 ヴォル「バルクは生理的に無理」 メリ「部下は全然愛していないのね…」 ヴォル「愛ゆえに人は苦しみ、愛ゆえに人は悲しまねばならぬ。私が人であることをやめて悪魔に魂を売ったのも、イズルードをついでに殺したのも、すべてはお前への強烈すぎる愛が原因だったりする」 メリ「えっ、父さんはイズルードを殺した悪魔なの?」 ヴォル「愛ゆえに機密が漏洩した」 メリ「…仮に父さんが私のことを本当に愛してくれていたとしても、弟を殺されたら黙ってはいられないわね…」 ヴォル「では私を倒すか? 私の死によってお前の見せ場が増えるのならば、私は喜んで命を捧げよう…。さぁ、私を殺すがいい!そう、愛にすべてを…」 メリ「……」 メリアドールはヴォルマルフと口を聞かなくなった
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こちらは2chFFドラクエ板、メリアドール萌えスレに投下されたSSまとめwikiです。 作品を投下して下さる職人様に感謝しつつ、皆でメリアたんを愛でましょう! 現行スレ メリアドール萌えスレ4 http //kohada.2ch.net/test/read.cgi/ff/1324202010/ 過去スレ メリアドール萌えスレ http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1192053657/ メリアドール萌えスレ2 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1280761437/ メリアドール萌えスレ2(実質3スレ) http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1294633837/ 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: - *
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286 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/23(日) 21 08 23.75 ID nqk/znnuO ヴォル「はぁ…」 クレ「どうかしましたか?」 ヴォル「最近、娘が帰って来ないのだ…。何かあったのだろうか…」 クレ「彼女なら何かあっても大丈夫でしょう。騎士剣と香水の最強装備ですし」 ヴォル「私のほうがダメだ。フード成分が足りなくて死んでしまう…」 クレ「だから最近、ローファルがお気に入りなのですか?」 ヴォル「普段は娘が私の右腕として隣にいたんだが、チャプター4に入ったあたりから、隣にいた娘のフードが青くなり始め、人相が悪くなり、いつの間にか名前がローファルに変わっていたんだよな…」 クレ「…アハ体験みたいですね」 ヴォル「暇なら娘を探して連れ戻してきてくれないか? これは業務命令ではない。個人的な頼みだ。手当は出ないが」 クレ「…まぁ別にいいですよ。どうせ暇ですから…」 メリ「星天爆撃打!」 クレ「…くっ、いつの間に裏切ったんだ?」 メリ「あなたも私を騙していたのね、クレティアン!星天爆撃打!」 クレ「…くっ、だったらどうする?」 メリ「星天爆撃打!」 クレ「くっ、これは想定外だ…。会話するつもりもないのか…」 勝利条件:メリアドールを連れ戻しつつ、ラムザとオルランドゥとベイオウーフを倒せ! クレ「無理ゲーだろ!」 287 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/23(日) 21 11 35.55 ID nqk/znnuO ラム「メリアは加入遅いしハゲだから残念だよねー。剛剣も微妙だしー。やっぱ壊すより盗むだよねー。騎士剣とってバイバイって感じー」 メリ「お前はアルガス!お前は地下墓地に向かう道中で私が倒したはず!」 ラム「いや、ラムザですけど…」 メリ「あー、ラムザだったの。ごめんなさいね。とっっっても差別的な発言が聞こえたからアルガスかと思ったわ」 雷神「異端者ラムザ、メリたんに対してあまりに失礼であろう。お前は童顔だが、もう成人なはず。ベオルブの出身ならもう少し紳士的に振る舞えや鼻くそ野郎。踏み潰すぞ」 ラム「落ち着いてくださいよ、別に蔑視してるわけではないですよ。世間一般の意思の代弁ですよ」 メリ「多数派を気取れば何を言ってもいいと思っているわけ?」 雷神「大体、盗むと剛剣は目的が違いすぎるし、危険と時間をかけて盗むよりとっとと殲滅して戦闘回数こなしたほうが短時間で結果的に金になるだろうが。正義の行使者なら物は店で買え」 ラム「それはさすがに偏見が入ってないか?」 メリ「そもそもどうしてハゲって決めつけるの?」 ラム「隠してるからさ。髪があったら普通は隠さないだろ?」 メリ「その理屈だと、ものまね士や暗黒騎士には顔がないってことになるわね」 ラム「それがどうかはわからないけど、そんな連中はどうでもいい」 メリ「二度と人をハゲ呼ばわりしたり、どうでもいいだなんて言わないこと。もちろん本当にハゲな方を愚弄するのもダメよ。たとえ貴族でも、強者でも、勝者でも、人の心まで傷つけていい権利はないのよ」 雷神「うむ…。鼻くそなんて言って悪かったなラムザよ。物理的に最強の貴族な私だが謝罪しよう」 ラム「はーい。ごめんよメリたん」 アルガス「…俺に対するフォローはまだですか?」 288 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/23(日) 21 15 53.48 ID nqk/znnuO イズ「姉さん、うちって貴族なの?」 メリ「多分違うわ。父さんに爵位がないから」 ヴォル「爵位はないが、北天のベオルブ家、南天の雷神家と同じく、我々ティンジェル家も騎士団を統べる立場にある以上、それ相応の優れた名家であるのは間違いないはずだぞ!爵位なんて飾りだ!貴族は死ね!」 イズ「…はぁ」 ヴォル「我々が理想としている世界は貴族支配の世界ではない!メリアが主人公の世界だ!アルマ的ポジションのイズルードを助けるために歴史の裏で悪魔と戦う主人公メリアドールみたいな感じのFFT!」 イズ「しっくり来るのが悔しいッ!」 ヴォル「私はそんな主人公メリアからの絶大な信頼があり、実力、知能を兼ね備えたFFTで言うと天才ダイスダーグ卿ポジションが理想だな」 メリ「貴族が嫌いじゃなかったの?」 ロー「では私は?」 ヴォル「お前はザルバッグポジションだな。そこそこのポジションでそこそこ優しく見守ってやってくれ」 クレ「では私は?」 ヴォル「お前はクレティアンポジションな」 クレ「原作通りッ!」 教皇「ではわしはラーグ公かの?」 ヴォル「貴様は敢えてゴルターナ公だ」 メリ「じゃあメリアドールポジションは?」 ヴォル「この流れでいくとラムザだが、なんかラムザに娘をやるみたいで嫌だな。よし、お前が兼任してくれ」 メリ「…ある意味一番おいしいディリータは?」 ヴォル「ある意味一番おいしいのなら私が兼任しよう。もちろんオヴェリア役はお前が兼任な」 バルク「じゃあ俺は?」 ヴォル「お前は原作では酷い扱いをされてたからゾディアックブレイブにしてやろう。一人で12役な。あと、全ての聖石との身体の相性も良くしてやる。すげーなお前」 バルク「もうめちゃくちゃだよ!その世界!」 〇 。 . ロー「……」 ヴォル「…どうだ?」 ラム「早くアルマを出せ!聖石はアルマの姿を確認してからだ!」 ロー「…ふざけているのか異端者ラムザよ。我々は聖典を出せと言っている!このような落書き帳などではない!」 ラム「…なに? しかし、表紙にヴォルマルーフ聖典と書いているだろう?」 ヴォル「なぜ貴様が私の日記帳を持っているぅぅぅ!!!」 292 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/28(金) 00 49 15.64 ID YfMHuKDTO イズ「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番綺麗な姉さんはだーれ?」 魚座「……」 イズ「おっかしいなぁ…。なぜ反応がないんだ?」 メリ「イズルード、最近独り言が多いけど頭大丈夫?」 イズ「大丈夫だよ姉さん。聖石との二人言のつもりだから。姉さんのほうこそ頭髪は大丈夫?」 メリ「寂しいのなら私が話相手になってあげるのに、何も聖石と話をしなくてもいいじゃない星よ降れ」 イズ「いや、父上が聖石を介して何かと交信してるのを見たんだ!聖石って実は物凄い物なのかもしれないんだよウボァー」 メリ「聖石に不思議な力があるとは思えないけど…」 イズ「聖石ほどのレジェンド界の重鎮なら奇跡の力が宿っていても不思議じゃないよ。鏡よ鏡よ鏡さん、あなたのお家はどこですか?」 魚座「……」 メリ「全然ダメみたいね。なら私の聖石は…」 射手座「メリアよメリアよメリアさん。あなたの住所はどこですか?」 イズ「!!」 メリ「あっ、向こうから来た。あなたは何者なの?」 射手座「あなたと同じ人間さ!」 イズ「これが…聖石の奇跡なのか…?」 メリ「何だか気持ち悪い!強甲破点突き!」 射手座「ウボァー…。くっ…、肋骨が…」 イズ「すごい…。やっぱり聖石には不思議と奇跡が詰まっているんだ!パイシーズ!我が呼びかけに応えよッ!」 魚座「……」 イズ「…なぜだ? なぜ俺の呼びかけには応えてくれないんだ?」 魚座「……」 射手座「……」 メリ「…どうしてイズルードの呼びかけには応えてくれないの?」 魚座「まぁ体の相性とか心の相性とかもありますし…」 イズ「なぜ、姉さんみたいな訳あり系女子には反応して、俺のような美男子を無視するんだ? 女だからか? やっぱり聖石も肉体関係のことしか考えていないのか? ゾディアックではなく俗物ストーンだな!」 メリ「…あなたは少し黙りなさい」 射手座「あいつ、呼びかけ方が寒いんだよな…。パイシーズの奴、あいつに呼びかけられるたびにいつも死んだ魚みたいな目してるぜ」 魚座「彼のトークスキルが酷くて困っています…。お姉さん、彼に鏡にでも話してろよ、とお伝えください…」 メリアドールは聖石からリフレクトリングを受け取った イズ「……」 295 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/31(月) 02 34 27.40 ID 3wzuy1PnO メリ「自分自身よりも大切なものができたとき、それが愛なのかもしれない…」 ラム「君は誰かを愛しているのか? そんな奴はこの私が破壊する!」 メリ「うーん…、イズルードかな」 ラム「勝利条件:神殿騎士イズルードを倒せ!」 メリ「大切な家族であり、組織のリーダーでもある父も何だかんだで尊敬しているわ」 ラム「勝利条件:神殿騎士ヴォルマルフを倒せ!」 メリ「あと、私のことを可愛がってくれる憧れの先輩フード騎士もいるわ」 ラム「勝利条件:神殿騎士ローファルを倒せ!」 メリ「なにげに設定上、神との対話能力がある教皇猊下もすごいと思う。実際にすごいのは預言より権力のほうだけど」 ラム「勝利条件:神殿騎士フューネラルを倒せ!」 メリ「クレティアンは弱いけど顔はかっこいいと思う」 ラム「勝利条件:神殿騎士クレティアンを倒せ!」 メリ「バルクのやるせなさは放っておけない」 ラム「勝利条件:バルクを殺せ!」 メリ「私も一人の騎士として、剣聖には憧れを抱かざるを得ない」 ラム「勝利条件:神殿騎士オルランドゥを倒せ!」 メリ「ビブロスってよく見ると結構かわいいと思わない?」 ラム「勝利条件:神殿騎士ペルセポネーを倒せ!」 メリ「愛にすべてを…。すべてに愛を…。さすがにすべての人は無理だろうけど、一人でも多くの人を平等に愛せるような人でありたいと思うわ」 ラム「勝利条件:みんな死ね!」 メリ「でも異端者は嫌い」 ラム「勝利条件:異端者ラムザを守れッ!」 306 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/11/03(木) 23 08 56.56 ID W4joPtCQ0 ヴォル「さあ、助かりたいなら言うんだ。ミュロンドへの入口はどこにある?」 教皇「オーボンヌだ……、あの地下書庫の最下層に封印された魔法陣がある…」 ヴォル「封印の解き方は?」 教皇「フード……、ラムザがさらったメリアのフードの中に…」 ヴォル「また、あの馬の骨か…!」 ヴォル「貴様がラムザか…。会うのは初めてだったな?ディナーにでも招待したいところだがあいにく多忙でね…。許してくれ…」 ラムザ「一緒に食事!?ついに僕とメリアの愛を認めてくれたんですね、お義父さん!!」 ヴォル「誰がお義父さんだ!たわけが!!…妹を返して欲しくば愛娘メリアと娘愛用フードを渡すのだ。拒否権は無い。」 ラムザ「婚姻届はどこだ!どこにある?それを確認できない限りメリアもフードも渡すことはできないッ!」 ヴォル「……もう一度言うぞ、メリアとフードを渡せ!貴様なんぞに娘をやれるか!!」 ラムザ「冗談が通じないなぁ…。メリアだけだ!フードはアルマの姿を確認してからだ!」 ムス太「そっちを渡すのかよ!?」 ヴォル「……ところで、My天使の愛娘メリアの姿が見えんのだが?」 ラムザ「え、だって剛剣より聖剣技の方が強いし、加入以来ずっと二軍で今日も出撃してないけど。」 ヴォル「こういう時ぐらい連れてこいよ!!娘の顔を見せろ!!」 ムス太「お前の『愛』ってそんなもんなのか…」 309 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/11/04(金) 00 39 02.96 ID Fpol71elO メリ「教皇猊下、私はナイトブレードをマスターし、レベル30、殺害者数30、破壊者数30を超えました!」 教皇「ふむ、ディバイン要件を満たしたようだな。では汝を正式にディバインナイトに任命しよう。まずはおめでとう」 メリ「ありがとうございます!」 教皇「ついでに聖石サジタリウスを授けよう。これで汝もゾディアックブレイブの一員だ。これからも、世のためわしのため、頑張ってくれよ」 メリ「……」 教皇「どうした、聖石を持っていかんのか?」 メリ「…いえ、その聖石はどこですか?」 教皇「どこって、わしじゃよ。このわしが聖石サジタリウスなのだ。さぁ早く懐に入れてわしを持っていくがよい!別にフードに入れてもいいぞ!」 メリ「…そんなに大きいの入りません」 教皇「…そうか。では次は聖剣の授与を行う。この聖剣セイブザクィーンを見てくれ。こいつをどう思う?」 メリ「…思う? 感想ですか?」 教皇「ほら、天下の騎士剣なんだし、大きいとか、太いとか、立派だとか、何か思うところがあるだろ?」 メリ「ディフェンダーのほうが大きかった…」 教皇「…そうか。次はその聖剣を抜いたり差したりしろ」 メリ「…は、はい?」 教皇「騎士が主君の前に跪いたり、剣を鞘に抜いたり差したりする所作は騎士の叙任式での儀礼の一つだぞ」 メリ「…わかりますけど、もっとマシな言い方はないのですか?」 教皇「聖石、聖剣ときたのであとは聖水だな。では最後に聖水ぶっかけ儀式を行う!」 メリ「もう結構です!」 教皇「ふう疲れた…。今回の叙任式は冠婚葬祭よりも疲れたな…」 ヴォル「…貴様、今日の娘の叙任式で娘にエロい言葉を言わせると我々に誓っていたくせにこのザマか。口ほどにもない奴め」 教皇「いやいや、わしは相当がんばったと思うぞ!」 ヴォル「誰がジジイのセクハラ現場を見せろと言った。私はまだ娘の口からセッ〇スという言葉を聞いてはおらぬぞ? 貴様はもう用済みだ。やれ」 ロー「はい」 教皇「無理難題すぎるだろ!!」 312 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/11/04(金) 20 34 34.95 ID tpWXhCq00 ラムザ「…」ニタァ ムス太「……一人本読みながらニヤニヤしてて端から見るとキモいぞ、ラムザ」 ラムザ「失礼だな、秋は読書に相応しい季節なんだぞ。君も偶には本の一冊や二冊読んだらどうだい?」 ムス太「いや、本を読むのを否定している訳じゃないんだが…。何を読んでるんだ?」 ラムザ「エナビア記さ、主人公の女の子が微笑ましくてつい読みふけっちゃうよ」 ムス太「恋愛小説とか読むんだな、お前」 ラムザ「これを読めば女の子の気持ちや考え方がわかるに違いないんだ。つまり、メリアの心も理解したも同然。それと僕の話術をもってすれば、メリアも僕と駆け落ちしたくなるに決まってるさ!」 ムス太「そんな上手くいくかねぇ…?」 ラムザ「やってみないとわからないじゃないか」 ムス太「そういや、メリアも本を読んでたな。ウイユヴェールだったけど」 ラムザ「へぇ、いいじゃないか!最後まで読んでないけど、確か組織の女殺し屋が標的の男に惹かれていく話だっけ?」 ムス太「正直よく覚えてないな」 ラムザ「僕とメリアにピッタリな話だよ!神殿騎士団に所属するメリアは最初は僕の命を狙うも隠された真実を知り和解、そして二人は愛を育む……まさにウイユヴェール!!メリアのやつ、なんだかんだ言ってやっぱり僕の事を…」 ムス太「そうかねぇ…?」 ラムザ「なんだよさっきから否定的なことばかり!何か問題があるとでも!?」 ムス太「いやだって、さっき見たんだけどさ」 ラムザ「何を?」 ムス太「あいつ、『パブロを始末する』ばかり選んでたぞ」 ラムザ「」 317 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/11/06(日) 23 02 39.72 ID 3lyBSBMO0 イズ「いきなりだけど水平ジャンプ8!とうッ!!」 メリ「あぁ!上空からの奇襲でフードが取られた!!」 イズ「おぉッ、これが姉さんの頭か!美し…て、姉さんの頭にキノコ!?モスフングスが生えてる!?」 メリ「ふふ、見ちゃったわね?イズルード」 イズ「ね、姉さん…」 メリ「そうよ、実は私死んでるの。だからイズルード…あなたの命をちょうだい!」 イズ「うわあああぁぁぁぁ!!」 イズ「……はッ!?夢か、よかった…あれ、俺の手に何か付いて…」 イズ「……そうか…死んだ……のは………、俺……だったけか………」 320 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/11/07(月) 23 19 19.26 ID eBmv2oGrO バル「うぐっ…。この俺が…あんな小僧にやられるなんて…。恥ずかしくて表歩けねぇレベルだぞ…」 メリ「…バルク? 酷いケガね…。一体誰にやられたの?」 バル「ちっ、メリアドールか…。何でもねえよ。階段から落ちただけだ。心配するな」 メリ「…そう。どんくさいのね」 バル「…いや、実は異端者ラムザにやられたんだ。だからどんくさくはない」 メリ「…そう。面倒くさいのね」 バル「…あの小僧、次こそは絶対にぶち殺してやる!」 メリ「奴は私やウィーグラフでも勝てなかった相手よ。あなたみたいな端役が勝てる相手じゃないわ。奴は私が何とかして倒すから、あなたは森へお帰り」 バル「そうはいかねえ。あの小僧、俺をこんな目にあわせた上に、俺の愛銃を盗んでいきやがった…。命を懸けてでも奴は俺が地獄に招待しないと気が済まねえ!!」 メリ「えっ、あなたも武器をやられたの!? 異端者ラムザめ…。私の大切な友達に何て酷いことを!絶対に許せないわ!」 バル「…奴は俺が殺る。弟想いのお嬢ちゃんは教会で祈ってな。女があまり無茶するもんじゃないぜ」 メリ「それはこっちのセリフよ。どうしても行くと言うなら私を倒してからにすることね!」 バル「その展開は何か違うぜ!」 バル「うぐっ…。みんな死ね…」 ヴォル「どうしたバルク。みすぼらしい…。間違えた。みっともない格好をして」 バル「…いやー、今日は災難でよぉ。階段から落ちて、なぜか全ての装備品がブレイクしちゃったぜハハハ…。決して異端者ラムザやあんたの娘にやられたわけではない」 ヴォル「…まぁ、高低差って怖いよな」 バル「団長ぉ…。俺、こんなところで死にたくねぇよぉ…。助けてくれよぉ…。俺にも…聖石の力を分けてくれ…」 ヴォル「腐ってもバルクよ。まぁ、貴様はゲスで愚かだが、私の大切な友達だ。貴様に地獄の力と永遠の命を与えてやろう…。さぁ、受け取れ」 バルクは石化銃を手に入れた 324 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/11/09(水) 01 03 31.11 ID e9L1UddP0 歴史学者アラズラム 「『神殿騎士バルク』に 関する情報はこのとおりだ。 バルク・フェンゾル(445歳) ミュロンド・グレバドス教会所属の神殿騎士。神殿騎士団に入る前は機工都市ゴーグで機工士として生活していた。 そのため、剣技よりも『銃』による攻撃を得意としている。平民出身であるバルクは機工士時代に反貴族運動を展開しており、 騎士団の持つブラックリストにも名が記されていた。 最近、ベッド沙漠にてバルクらしき石像が発見され、本人かどうか議論を呼んでいる。 327 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/11/10(木) 19 21 00.81 ID 6Ctczd5YO メリ「ラムザ!敵が大量に現れたわ!行くわよ!」 ラム「わかりました」 メリ「身の盾なるは心の盾とならざるなり!油断大敵!強甲破点突き!」 ラム「ブレイブスーツ着てるから絶対に死なないぜ!…なんて高をくくってたら君達はそれを壊してくるんだよな。わかります。ってことで死ね!雑魚!」 雑魚「ぐわぁー」 メリ「我に合見えし不幸を呪うがよい!星よ降れ!星天爆撃打!」 ラム「剛剣使いとランダムエンカウントしてしまうというマジ不幸を呪うがよい!ってことで死ね!クズ!」 クズ「うわぁー」 メリ「地獄の鬼の首折る刃の空に舞う無間地獄の百万由旬!冥界恐叫打!」 ラム「地獄の鬼の首折る刃で殺されるために現れた貴様のせいで首を折られるハメになった地獄の鬼が可愛そうだ!ってことで死ね!カス!」 カス「死んだぁー」 メリ「氷天の砕け落ち嵐と共に葬り去る滅びの呼び声を聞け!咬撃氷狼破!」 ラム「そんなことより、僕は君の喘ぎ声を聞きながら嵐と共に葬られたい!死ね!ゴミ!」 ゴミ「うぎゃあー」 メリ「我に合見えし不幸を呪うがよい!星よ降れ!」 ラム「仲間になっても髪型を見せてくれない不幸を呪うがよい!死ね!クソ!」 クソ「ひでぶっ」 メリ「我に合見えし不幸を呪うがよい!星よ降れ!」 ラム「歯磨き粉と洗顔フォームを間違えて使ってしまった不幸を呪うがよい!死ね!ゲス!」 ゲス「ウボァー」 メリ「我に合見えし不幸を呪うがよい!星よ降れ!」 ラム「メリアが急に星天爆撃打にハマり始めた不幸を呪うがよい!死ね!デブ!」 デブ「ブヒィィー!」 メリ「我に合見えし不幸を呪うがよい!」 ラム「女のために軍資金に手を出す底無しの性欲を呪うがよい!死ね!ムスタデ〇オ!」 ムス「ハァ…ハァ…ウボァー」 メリ「我に合見えし不幸を呪うがよい!星よ降れ!」 ラム「だが、僕は君と出会えたことは不幸なんかじゃないさ。僕は横で適当なことを叫んでるだけで、君が敵を倒してくれるんだから幸せさ」 メリ「星天爆撃打!」 ラム「ぬわーーーッ!…こ、これは驚いた。いつの間に裏切ったんだ?」 メリ「…あなたも私を利用していただけなのね!ラムザ!」 ラム「…くっ、そうきたか。ならば戦うしかないようだな…。イベントを奪われし不幸を呪うがよい…。屋根にいる奴」 クレ「…クソゲーだろこれ」 329 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/11/13 01 12 10 ID N+TlTqRaO メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「もちろんだとも、我が娘よ。なぜそんなことを聞く?」 メリ「だってうちには母さんがいないから。私と父さんは全然似てないし、もしかしてどこかで拾われてきた子じゃないかと思って」 ヴォル「お前は間違いなく私と私が惚れた女の間に生まれた娘だよ。その証拠にお前も剛剣を使えるだろう?」 イズ「……」 メリ「じゃあどうして母さんがいないの?」 ヴォル「そりゃ普通に考えて、とっくの昔に死ん…」 イズ「生きてるってことを証明できなければ、死んでいるのと同じことなのかなぁ…」 メリ「…そんなこと言わないでよ。きっと母さんはまだ生きているわ!だって、父さんが惚れた女一人守れないヘタレなわけがないもの。ね、父さん?」 ヴォル「…………生きてるよ」 イズ「名前は?」 メリ「どんな人?」 ヴォル「…名前はマリアドール・ウォドリング。お前と同じく、緑フードが好きだったな」 メリ「すごくお母さんっぽい!」 イズ「で、今はどこに?」 ヴォル「うーん、そうだな…。どこか遠くにいるよ」 イズ「なぜ?」 ヴォル「教皇猊下の意地悪でな。我々の結婚は教義に反するとか屁理屈を並べて、別れなきゃクビにするぞと脅されたんだ」 メリ「教皇猊下ってそんな人だったの…?」 ヴォル「妻は私の騎士生命を尊重し、ある日突然、私の前から去って行った…。人を愛するってことは、実はつらいことなのさ…。自分自身よりも大切なものができたとき、それが無間地獄の百万由旬…」 メリ「私達が神殿騎士でいられるのは母さんのおかげだったのね…」 イズ「…やっぱりヘタレじゃないですか。では、なぜ我々姉弟は母上ではなく、父上と共にいるのです?」 ヴォル「そ、それは…。教皇猊下がロリコンだったからさ…」 メリ「教皇猊下って最低ね…」 イズ「で、母上はどこです? 変態猊下の目の届かないところでなら、会っても問題ないですよね?」 メリ「世界中の聖石を探し当ててきた父さんなら、当然愛する母さんの居場所も見つけているわよね? 生きているのなら会わせてよ」 ヴォル(ま、まずい!今更死んでいるだなんて言えん!) ヴォル「…ローファル。次の任務だが、緑にイメチェンして、整形して、改名して、私と結婚しろ」 ロー「…その辺はあんまり詳しくはないんですが、オッサンのBLとか需要あるんすか…?」 334 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/11/18 00 30 03 ID QyoQwKZ5O イズ「ごほっ…げほっ…」 メリ「…大丈夫? 風邪?」 イズ「頭が痛くて…寒気がヤバい…」 メリ「風邪ね」 イズ「真っ暗で何も見えない…」 メリ「風邪ね」 イズ「ううっ、寒い…。姉さん、何か体が温まるものを…」 メリ「待ってて、姉さんが夜なべしてフードを編んでくるから!」 イズ「あっ、そうじゃなくてぇ…。はぁ…、お粥的なニュアンスで言ったんだけどなぁ…」 神の啓示「我と契約を結べ…」 イズ「…誰だ?」 神の啓示「神だ。我と契約を結べ」 イズ「…主よ、あなたなのですか? おお!どうか哀れな私にご加護を…」 神の啓示「契約成立だな。では早速死んでくれ」 イズ「…はい?」 神の啓示「死んでる時のお前が一番輝いてるぜ」 イズ「なっ!主よ、なぜそのような酷いことを言うのですか!?」 神の啓示「お前が死なないと、私と娘の会話イベントが発生しないんだよ。いいから死ねよ」 イズ「弟に先立たれたら姉さんが悲しむじゃないか!そんなことできるか!」 メリ「イズルード、ごめん!フード意外と難しい!本当に夜なべして編んでくるからもうちょっと病状の戦い頑張って!」 イズ「あっ、姉さんが一瞬だけ戻って来た。おい、お前もそろそろ出てけよ愚かなる主よ!お前が死ね!」 神の啓示「…この愚か者め」 翌朝、姉さんが夜なべしてフードを編んできてくれたけど大人に壊された 336 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/11/21 22 55 21 ID o3GQh8BnO 教皇「メリたん、ちょっと買い物に付き合ってもらえんかの?」 メリ「わかりました、命をかけてお守りします」 教皇「警護もいいけどデートもね。では行こうか」 教皇「…ふぅ、何とか貿易都市に着いたが、どれだけ生きても船酔いは慣れんな…」 メリ「猊下、私は香水が欲しいです」 教皇「いきなり本心を隠さず来たな…。だが香水で愛が買えるのならば安いものよ…」 雷神「閣下、私はブレイサーが欲しいです」 ゴル「それぐらい自分で買えアホが」 教皇「むっ、あれはまさかゴルターナ公では…?」 ゴル「おや、教皇猊下ではありませんか!教皇猊下ともあろう御方がこのようなところでお買い物ですか…? しかも従者は緑フードの女性が一人…。相変わらず教会は兵力不足が深刻なようですなw」 教皇「そちらこそ、そこの汚らしい茶色フードの老人が唯一の従者ですかな? あらあらw」 雷神「閣下、私はキャラビニエールが欲しいです」 ゴル「お前は別に防具なんてなくても十分戦えるだろうが」 メリ「猊下、私は光のローブが欲しいです」 教皇「ああ、買ってやろうとも。わしはどこかの公爵や黒幕とは違ってケチケチしないからな」 ゴル「…なんだと? オルランドゥよ!クリスタルだ!こっちはクリスタル装備を買ってやるぞ!そして教皇をやってしまえ!」 教皇「むっ、やる気かテメー!メリたん、公爵を殺せ!」 ゴル「上等だコラ!オルランドゥよ、教皇を八つ裂きにしろ!」 メリ「…えっ、いいんですか? じゃあ、冥界恐叫打!」 雷神「命令ならば仕方ない…。冥界恐叫打!」 教皇・公爵「ウボァー」 長兄「…閣下、次の戦に備えて我々も装備品を…」 ラーグ公「甘えるな。今まで通りアビリティで何とかしろ」 長兄「じゃあ死ね!」 次兄「お前も死ね!」 オー「…こうして貴族の時代は終わった。これが歴史の真実さ。そして、俺の書いたデュライ白書は歴史の真実として後世に残されていくだろう…」 ディ「チラシの裏にでも書いてろよ」 ラム「まさに拍子抜けな内容だな…」 338 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/11/24 05 34 00 ID 0JrUwwS8O メリ「バルクって何歳なの?」 バル「お前と同い年だよ」 メリ「…そう、可哀相に。ちなみに誕生日は?」 バル「…ごめん、知らん」 メリ「誕生日がわからないのに、どうして私と同い年だってわかるわけ?」 バル「それはギャグで言ったつもりだったんだよ…」 メリ「…そう、可哀相に」 バル「お前は、年上の男と付き合う場合、何歳ぐらいまでなら大丈夫なんだ?」 メリ「愛があれば年の差なんて…。40…ぐらいまでならなんとか…」 バル「じゃあ俺は39歳ってことで」 メリ「あなたに年齢設定はありません」 バル「なんで俺に年齢設定がないんだよ?」 メリ「設定考えるのも面倒だったんでしょ?」 バル「…製作者ですら俺を人間として扱わないのかよ…。けっ、俺も早く人間になりたいぜ」 メリ「…そう、可哀相に」 バル「一応言っとくが、人間になりたいってのは、俺が一人の人間として正当な扱いを受けていないことを皮肉で言っただけで、決して俺が人外だというわけではない」 メリ「…そう、可哀相に。そんなよくわからない人がどうして神殿騎士団に?」 バル「お前の親父が俺を本物の人間にしてくれるって言って拾ってくれたんだよ。全知全能の力を持っているらしいからな」 メリ「全知全能はないと思うけど、父さんならバルクの設定を知っているのかしら?」 バル「実際ローファルは人間をやめて、お前の親父に人智を超えた力を与えてもらったらしい。あー、羨ましい…。俺も無知でアホでカスであることをやめたい…」 メリ「父さんがそこまで神がかった人だったなんて…。まぁいいわ、父さんに聞いてみましょ」 メリ「ねぇ父さん、バルクの生年月日って知ってる?」 ヴォル「ああ、知ってるよ。確か人馬宮だったな…」 バル「何ぃ!今の時期じゃないか!もしかして今日か!?」 ヴォル「おっと、今日はメリアドールの誕生日の1ヶ月前だったな…。そうか、じゃあお前人馬宮と人生やめろ」 バル「俺の設定はメリアドールの誕生日の1ヶ月前の日以下かよ!」 343 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/11/28 00 33 43 ID LhZjnnWgO メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「もちろんだとも我が娘よ」 ロー「我が娘よ、なぜお前はそちら側にいるんだ?」 メリ「…それは今の父さんが以前の父さんと違うからよ」 ヴォル「…なんのことだ?」 ロー「いったいいつから私の敵になったのだ?」 ヴォル「…おい、静かにしろ水色。大事な親子の会話イベントの邪魔をするな」 ロー「貴様こそ、貴重な親子の会話イベントの邪魔をするな!」 ヴォル「…貴様、恰好が似ているのをいいことに、父親を騙って娘とお近づきになろうって魂胆か!?」 ロー「黙れ父親を騙る偽物め。中間管理職は隅っこで聖典でも読んでいるんだな!おっと、それはできぬ相談か!だってバカだから」 メリ「…リオファネス城の人々を殺し、イズルードを殺したのは父さんね?」 雷神「もちろんだとも我が娘よ」 ヴォル「また父親増えたし!」 ロー「何者だ貴様は!」 雷神「うるさい!素敵な親子の会話イベントの邪魔をするな!」 メリ「…これは一体どういうことなの? こんなに父さんがいたら、どれを叩き潰せばいいのかわからないわ…」 ラム「僕には君の心がわからない…」 ヴォル「…娘よ。こんな水色の恥ずかしい奴や、あんなスカルミリョーネみたいな汚いジジイが父親で嬉しいか? 私が一番自然なパパだと思わないか?」 ロー「本当の親子は、姿から設定まで似ているものですよ…。血は水色よりも濃し」 雷神「そんなことはどうでもよい。父親はフードをつけ、尚且つ史上最強であるべきだ」 メリ「確かに、フードをつけてない人は怪しいわね…。神殿騎士がフードをつけない理由がわからない…」 ラム「僕は君の頭がわからない…」 ヴォル「ちょ、私が偽物だと言うのか!? あのリオファネス城の惨状を知っているだろう? あれは人間の業ではない!つまり犯人は人間ではない!ちなみに私は人間ではない!あとはわかるな…?」 聖石が輝きだした 統制者「ふふふ…。これでわかったかな? 私がお前の父であり、イズルードを殺したヴォルマルフだよ…」 メリ「…可愛いライオンの着ぐるみを着て殺戮なんてどうかしてるわ…」 ラム「君の被り物もどうかしてるよ…」 346 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/12/01 17 54 47 ID BN6NKQA8O ラム「ひるがえりて来たれ、幾重にもその身を刻め!イービルブレード!」 メリ「うぐっ…、つ、強い…ウィーグラフがやられるわけね…」 ラム「この騎士剣はもらっていくよ。ごちそうさま」 メリ「…いいこと、覚えておきなさい。次に会う時が…」 ラム「ムスタディオ」 ムス「あいよ、足を狙う!」 メリ「くっ…、足が…」 ラム「逃がさないよ。まだ何か持っているんだろう…? ……19300ギルとヒスイの腕輪と万能薬と万能薬…か。緑のアイテムばっかりだな」 メリ「この外道め…」 バル「おい、メリアがやられそうだぞ? 助けに行くか?」 クレ「…ダメだ。我々二人の戦力ではどうにもならない。確実に殺される」 バル「このまま見殺しにして、それが団長にバレたら俺達殺されるかもしれないぞ?」 クレ「仮にラムザを倒せたとしても、我々がメリアドールをストーキングしてるなんてバレたら団長に殺される」 バル「どの選択肢を選んでも殺されるENDかよ」 クレ「そもそもストーカーが本人の前に現れたらダメだろ。お前ストーカーなめてんのか?」 バル「いや、別に尾行することだけがストーキングじゃないだろ…。根底にあるのはメリアに対する愛じゃないのか?」 クレ「愛? これは異なことを。私はあいつのフードが少しだけ気になるから付きまとってやってるだけであって…」 バル「あー、フードフェチだったのか。俺はメリアフェチだけどな」 クレ「フェチとか言うな気持ち悪い。ファンとかにしとけ気持ち悪い」 バル「何でもいいから助けに行くぞ。お前もメリアフードが異端者に汚されたら気持ち悪いだろ?」 クレ「……はい」 デイ「無双稲妻突きィ!」 ラム「ウボァー!だ、誰だ!?」 バル(誰だ!?) デイ「デイトリッヒだ!」 ラム「マジで誰だよ!」 デイ「爆裂団のNo.2、剣聖デイトリッヒと言えばわかるかな? 女をイジメるカスどもめ、我がカオスブレイドの剣の錆にしてくれるわ!」 ラム「うおっ、おっかねえ!逃げろーー」 メリ「ありがとう。爆裂団のNo.2のデイリー(?)さん」 デイ「いいってことよ。それより君にストーキングしてるイケてない野郎が二人いるみたいだけど、俺がやっつけてやろうか?」 クレ「どこまでも想定外だッ!」 351 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/12/05 04 57 04 ID cwvID8LqO ヴォル「そういえばお前の誕生日はもうすぐだったな」 メリ「覚えててくれたのね、楽しみにしてるわ。でも父さん、今はイズルードの葬儀中よ…」 ヴォル「大事な娘の誕生日を忘れるわけないじゃないか。ほら、プレゼントを受け取れ」 メリ「…私の誕生日はまだ先ってわかってるわよね? それに今はイズルードの葬儀中よ…」 ヴォル「いや、忘れないうちに渡しておこうと思ってな」 メリ「…ねえ、弟の葬儀中に父親からプレゼントを渡された時に丁重に破壊する剣技ってない?」 ロー「咬撃氷狼破でいいんじゃないですか? お飾りにもならないと思いますが」 ヴォル「私を見くびるなよ…。私の選んだこのプレゼントでお前が喜ばないわけがない!」 メリ「…随分と自信たっぷりね。一体何をくれるの? イズルードとか?」 ヴォル「半分正解。正解はフェニックスの尾だ!」 メリ「……」 ヴォル「…知らないのか? このフェニックスの尾があればイズルードを蘇生できるんだよ」 メリ「フェニックスの尾ぐらい知ってるわよ。スケルトンを一撃で退治するものでしょ? それでどうやってイズルードを蘇生するわけ?」 ヴォル「イズルードの死体の上に『1』って表示が出てるのが見えるか? あれが0になる前にフェニックスの尾を使ってみると面白いことが起きるよ」 メリ「…私にイズルードの体にトドメを刺せと言うの?」 ヴォル「フェニックスの尾を殺戮兵器か何かだと勘違いをしているようだが、あれは骸骨や悪霊になってない肉体には健康的なものなんだぞ?」 ロー「…あの、蘇生されるとまずくないですか? だってイズルードを殺したのは確か…」 ヴォル「あっ、話の辻褄を考えるの忘れてた」 ロー「おいおい…」 ヴォル「メリアドール、今までの話は全部嘘だ。イズルードにフェニックスの尾を与えたら死ぬ。お前は大事な弟を殺したいのか?」 メリ「…何その投げやりすぎる論理展開」 ヴォル「あっ、投げやりと言えば、お前は少し前に投げ槍が欲しいって言ってたな。攻撃力30ぐらいの。よし、今から葬儀を抜け出してみんなでジャベリンを取りに行こうか!いい忍者ポイント知ってるんだ!」 メリ「えっ!どこどこ?」 イズ「アクティブターンを常に確認しようッッ!!」 353 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/12/06 16 00 50 ID 2HlroZrU0 ヴォルマルフとメリアドールは一緒にお風呂入る仲なんだぞ! 「パパ、髪洗って!」 「随分痛んでるな。もうフードはよせ」 「いや!いやいやいやデスよーだ」 なんて和んでいそうだ 355 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/12/09 01 06 59 ID Yz3DR5KRO イズ「好きな食べ物は?」 メリ「ガム」 イズ「好きな剛剣は?」 メリ「強甲破点突き」 イズ「好きな筋肉は?」 メリ「…ねぇ、イズルード?」 イズ「好きな筋肉は?」 メリ「この質問ラッシュ何なの?」 イズ「好きな筋肉は?」 メリ「ちょっと、私の話を聞い…」 イズ「姉さんッッ!!」 メリ「!!」 イズ「…こっちは真面目にやってるんだ。命をかけてアンケートを実施しているんだ…。真面目に答えてくれないかな?」 メリ「…だからこれは何の質問なのよ?」 イズ「好きな筋肉は?」 メリ「…広背筋」 イズ「好きな家族は?」 メリ「父親」 イズ「好きな姉弟は?」 メリ「姉」 イズ「好きなイズルードは?」 メリ「私の質問にもきちんと返答をしてくれるイズルード」 イズ「嫌いな父親は?」 メリ「…ヴォルマルフ」 イズ「好きなイズルードの仕草は?」 メリ「ジャンプで着地したあとに、足の裏に走る激痛を必死で我慢してるところ」 イズ「ディバインナイトにとって大事なことは?」 メリ「剣の腕と信仰心」 イズ「冥界恐叫打にとって大事なことは?」 メリ「敵の武器」 イズ「好きな弟の名前は?」 メリ「…イズルード」 イズ「…えーと、以上です。今までの姉さんの意見を参考にディバインナイトを目指す、若き神殿騎士達のためのテキストを作ろうと思います。ご協力ありがとうございました」 メリ「…なんだ、そういうことだったのね。最初から言ってくれれば私が書いたのに…。っていうかナイトブレードにそれを書かれても…」 数時間後 メリ「どう? ディバイン攻略本まとまった?」 イズ「ああ完璧さ。これは間違いなく神殿騎士団達のバイブルになるぞ!姉さんも一冊どうぞ」 メリアドールは聖典『ブラコンすぎる聖職者の姉が毎晩俺のベッドに侵入してきて困る』を手に入れた メリ「主旨変わってるでしょ!」 361 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2011/12/12 18 06 20 ID wUjjRM9BO ディ「…時として最良の方法が最善の大きな流れに逆らおうとしている教皇の犬がやろうとしていることは圧倒的に正しい!お前に何がわかるッ!」 ヴォル「…何だ、このみすぼらしくてやかましくて何かその…。ああダメだ、うまく例えられん。とにかく何だコイツは?」 メリ「道端に落ちてたんだけど、聖剣技が使えるみたいだから連れてきたのよ」 ヴォル「ほう、聖剣技か。なかなか使えそうだな。よし神殿騎士団に入れてやる」 メリ「よかったじゃない。就職先が見つかって」 ディ「ああ、助かったよ…。俺が畏国王になれたらアンタを王妃にしてやるよ」 イズ「いけすかねえ金魚の糞だな…」 ディ「…何だと? やるのかチビ」 ヴォル「もし娘に手を出したら、ラーグ公とゴルターナ公とオルランドゥ伯とダイスダーグ卿を少数で上手いこと暗殺する『ミュロンド特殊暗殺部隊』に人事異動させるからな」 ディ「…キツすぎませんか、それ。っていうか神殿騎士団がそれをやれよ…」 メリ「大変な部署に飛ばされちゃったわね…。頑張って」 ディ「俺はまだアンタに手を出してないぞ!」 イズ「嫌いな人が異動するのは喜ばしいことなんですけど、別れの挨拶をする時の言葉に困るんですよね…」 ディ「…父親の犯行に見せかけて殺すぞ」 バル「この前の健診でコレステロール値が高いって言われたんだけどよ、俺ってそんなに太ってるか?」 クレ「顔がブサイクだからだろ」 ディ「お前らは少しは俺に興味を持て!」 ロー「ヴォルマルフ様、只今戻りました。今日は手土産に、骸旅団のウィーグラフ殿を連れてきましたよ…」 ウィ「どうも」 ディ「お、お前はッ!」 ヴォル「ほう、また聖剣技か。今日はやけに豊作だな」 メリ「…さすがはローファルね。でも今日は私の獲物も負けてないわよ」 ロー「おやおや、そちらの小僧があなたの本日の成果ですか…。随分と小僧ですねぇ…」 メリ「…ディリータ、ローファルが連れてきた奴なんかに負けるんじゃないわよ!あなたの力を見せてやりなさい!乱命割殺打よ!」 ロー「ウィーグラフ、君に決めた!無双稲妻突きだ!」 ディ「…どんなに頑張っても、聖剣技を覚えても、くつがえせないものってあるんだな…」 ウィ「…そうだな」